01月05日の命日 - 芸術家・音楽家

1517年

フランチェスコ・フランチャ

(1450 - 1517)

画家

イタリア・ルネサンス期の画家・金細工師。柔らかな色彩と耽美的な肖像画で知られる。

フランチェスコ・フランチャ（Francesco Francia, 1450–1517）は、ボローニャで活躍した画家・金細工師である。宗教画や肖像画など、多彩なジャンルを手掛け、その繊細な筆致が特徴。金細工やメダル制作にも精通し、多面的な芸術活動を展開した。弟子を多く育成し、後のルネサンス美術に影響を与えた。現在もヨーロッパ各地の美術館に所蔵されている作品が多い。

1517年フランチェスコ・フランチャ画家 1450年

1727年

ジョバンニ・アントニオ・ブルリー二

(1656 - 1727)

画家

イタリア・バロック期の画家。ボローニャを拠点に宮廷装飾画で名声を得た。

ジョバンニ・アントニオ・ブルリー二（Giovanni Antonio Burrini, 1656–1727）は、イタリア・バロック美術の画家である。ロレンツォ・パジネッリに学び、後にジェノヴァのドーリア家など宮廷装飾画を手がけた。豊かな色彩と劇的な構図を特徴とし、宗教画から神話画まで幅広い作品を残した。ボローニャ派を代表する画家として、多くの弟子を育成した。その作品は現在もヨーロッパ各地の教会や美術館で鑑賞できる。

1727年ジョバンニ・アントニオ・ブルリー二英語版 1656年

1740年

アントニオ・ロッティ

(1667 - 1740)

作曲家、オルガニスト

作曲家オルガニスト

イタリア・バロック期の作曲家・オルガニスト。ヴェネツィアのサンマルコ聖堂で活躍。

アントニオ・ロッティ（1667–1740）は、ヴェネツィア派のバロック作曲家である。サンマルコ聖堂の副楽長やオルガニストを務め、音楽監督としても活躍した。オペラやモテット、マニフィカトなど多彩な宗教曲を多数作曲した。対位法に優れた作品はイタリア宮廷や教会で高く評価された。後進の指導にも尽力し、18世紀のイタリア音楽に大きな影響を与えた。

1740年アントニオ・ロッティ作曲家 1667年

1818年

マルチェロ・バッチャレッリ

(1731 - 1818)

画家

18世紀イタリアの宮廷画家。肖像画を中心に歴史的場面を優雅に描いた。

1731年にイタリアで生まれ、ミュンヘンやワルシャワで宮廷画家として活躍。主に肖像画を得意とし、ポーランド王や貴族の依頼を多く手がけた。写実的かつ優雅な画風で高く評価され、宮廷生活や歴史的場面を描写。作品は現在もヨーロッパ各地の美術館に所蔵されている。 1818年にその生涯を終えたが、後世の肖像画家に影響を与え続けている。

1818年マルチェロ・バッチャレッリ英語版 1731年

1838年

マリア・コズウェイ

(1760 - 1838)

画家、教育者

画家教育者

イギリス出身の画家・教育者。肖像画で名を馳せ、女性の芸術教育に尽力した。

1760年にイギリスで生まれ、ローマで芸術教育を受ける。肖像画や風景画を得意とし、英国王室やナポレオン家と交流。教育者としても活躍し、女性の芸術教育の普及に努めた。音楽家としてピアノ演奏も行い、多彩な才能を発揮。 1838年に死去した後も、女性アーティストの先駆者として評価され続けている。

1838年マリア・コズウェイ 1760年

1883年

オーギュスト・クレサンジェ

(1814 - 1883)

彫刻家

写実的な女性像で知られるフランスの彫刻家。サロン・ド・パリで高い評価を得た。

1814年にパリで生まれ、彫刻家ダヴィッド・ダンジェールの下で学ぶ。写実的かつ官能的な女性像を多く制作し、当時話題を呼んだ。代表作『ダイアナの覚醒』などはナポレオン3世の宮廷にも飾られた。サロン・ド・パリで度々受賞し、19世紀フランス彫刻界を牽引。 1883年に死去し、その革新的な造形は後世の彫塑に影響を与えた。

1883年オーギュスト・クレサンジェ彫刻家 1814年

1888年

アンリ・エルツ

(1803 - 1888)

ピアニスト、作曲家

ピアニスト作曲家

19世紀パリで活躍したオーストリア生まれのピアニスト。作曲家および教育者としても名を残す。

1803年にオーストリアで生まれ、パリに拠点を移す。華麗な演奏技術で19世紀パリのサロンを席巻したピアニスト。作曲家としても数多くのピアノ曲や協奏曲を残す。パリ音楽院の教授として後進の育成にも尽力。 1888年に没し、ロマン派ピアノ音楽の発展に寄与した。

1888年アンリ・エルツピアニスト作曲家 1803年

1905年

ルドルフ・コラー

(1828 - 1905)

画家

スイスの画家。動物画や風景画で知られ、特に牛や馬を生き生きと描写した。

1828年にチューリッヒで生まれる。チューリッヒ美術学校で学んだ後、デュッセルドルフ派に影響を受ける。動物画や風景画を得意とし、特に牛や馬を生き生きと描写した『牛のいる風景』などの傑作を残す。スイス美術協会の中心メンバーとして国内の芸術振興に貢献。写実的な筆致と温かな色彩感覚で高い評価を受ける。 1905年1月5日に故郷でその生涯を閉じた。

1905年ルドルフ・コラー英語版 1828年

1970年

ロベルト・ジェラール

(1896 - 1970)

作曲家

スペイン（カタルーニャ）出身の作曲家。革新的な現代音楽を創作。

ロベルト・ジェラール（Robert Gerhard）は1896年にスペイン・カタルーニャで生まれた作曲家です。カタルーニャの民族音楽と前衛的技法を融合させた作品で知られ、現代音楽の発展に貢献しました。バルトークやシェーンベルクの影響を受けつつ、独自の作風を確立しました。映画音楽や舞台音楽も手がけ、ジャンルを超えた活動を行いました。1970年1月5日に亡くなりました。

ロベルト・ジェラール作曲家 1896年

1971年

ダグラス・シアラー

(1899 - 1971)

音響デザイナー、音響監督

音響デザイナー音響監督

カナダ出身の音響デザイナー。映画音響のパイオニア。

ダグラス・シアラーは1899年にカナダで生まれ、ハリウッドで活躍した音響デザイナーです。MGMスタジオの音響部門責任者として数多くの映画音響を手がけ、技術革新を推進しました。アカデミー賞で複数回ノミネート・受賞し、映画音響の基準を確立しました。録音技術や編集技術の発展に寄与し、後進の育成にも力を注ぎました。1971年1月5日に亡くなりました。

1971年ダグラス・シアラー音響デザイナー音響監督 1899年

1974年

レフ・オボーリン

(1907 - 1974)

ピアニスト

ロシアのピアニスト。第1回ショパン国際ピアノコンクール優勝者。

レフ・オボーリンは1907年にロシアで生まれたピアニストおよび教育者です。1927年に第1回ショパン国際ピアノコンクールで優勝し、国際的な名声を獲得しました。演奏活動のほか、モスクワ音楽院で教鞭をとり、多くの優秀なピアニストを育成しました。古典から近代作品まで幅広いレパートリーで知られ、録音も多数残しています。1974年1月5日に亡くなりました。

1974年レフ・オボーリン 1907年

1976年

伊原宇三郎

(1894 - 1976)

洋画家

日本の洋画家。西洋絵画技法を取り入れた作品で知られる。

伊原宇三郎は1894年に生まれた日本の洋画家です。フランスで絵画を学び、洋画技法を日本に紹介しました。静物画や風景画を中心に、西洋絵画の透視法や色彩理論を活かした作品を制作しました。日本の近代美術展や海外展にも出品し、国際的な評価を得ました。1976年1月5日に亡くなりました。

1976年伊原宇三郎 1894年