文久4年1月1日
川上音二郎
(1864 - 1911)
俳優、興行師
俳優
興行師
明治期の俳優・興行師で、日本近代演劇を切り開いたパイオニア。
川上音二郎(本名・川上貞太郎)は1864年福井県に生まれ、自由な演出とユーモアを融合させた演劇で人気を博しました。自身の劇団を設立し、全国巡業を行いながら西洋劇や時代劇を取り入れた新時代の喜劇を創出しました。1885年に妻・川上貞奴を迎え、二人は日本初の女性俳優と男性俳優の二人芝居で注目を集めました。1890年代には海外公演も行い、西洋の舞台技術を学んで日本に紹介しました。興行師として劇場経営にも取り組み、近代劇場の発展に寄与しました。1911年に没し、その革新的な演劇観は後進に大きな影響を与えました。
1864年
文久
1月1日
川上音二郎
俳優
1911年