02月09日の命日 - 政治家・指導者

正治元年1月13日

源頼朝

(1147 - 1199)

鎌倉幕府初代将軍

鎌倉幕府を開いた初代征夷大将軍で、日本の武家政権の礎を築いた人物。

源頼朝（1147年 - 1199年1月13日）は、鎌倉幕府の初代征夷大将軍として武家政権を確立した。伊豆流罪から挙兵し、源義仲や平氏を討伐して天下の実権を握った。 1192年に正式に征夷大将軍に任じられ、新たな武家政治の礎を築く。御家人制度を整備し、鎌倉殿を頂点とする封建制度の枠組みを確立した。京都の朝廷と武士層との関係調整にも努め、二元的な政治体制を構築。文化面では武家儀礼や寺社保護に力を注ぎ、鎌倉文化の発展に寄与した。 1199年1月13日に病没し、その死後も幕府は子孫らによって維持された。

1199年正治 1月13日源頼朝鎌倉幕府将軍 1147年

1640年

ムラト4世

(1612 - 1640)

オスマン帝国第17代スルタン

幼少即位ながら強権政治を展開し、帝国の中興を果たしたオスマン皇帝。

ムラト4世（1612年 - 1640年）は、オスマン帝国の第17代スルタン（在位1623年 - 1640年）。幼少期に即位し、摂政体制を経て自身の統治を確立した。 1638年のアルー川の戦いでサファヴィー朝イランを撃退し、タブリーズを奪回。国内では財政再建や治安維持に注力し、地方権力の抑制を図った。厳格な規律を重んじ、賭博や過度の消費を禁止する法令を発布。武芸を愛好し、自ら騎馬狩猟にも参加したという逸話も残る。 1640年に崩御し、帝国の中興を果たした君主として知られる。

1640年ムラト4世オスマン帝国スルタン 1612年

1751年

アンリ・フランソワ・ダゲッソー

(1668 - 1751)

フランス大法官

17世紀から18世紀にかけてフランスの大法官を務めた法曹官で、王室の司法制度を支えた人物。

アンリ・フランソワ・ダゲッソー(1668-1751)は、フランス王国において大法官を務めた高位の法曹官です。王室の司法手続きを統括し、裁判所での法的判断に携わりました。ルイ14世末期からルイ15世初期にかけて活躍し、王権の法的支柱として重用されました。当時の複雑な法体系を整理し、司法制度の安定に貢献しました。その職務は近代フランス法の形成にも影響を与えました。

1751年アンリ・フランソワ・ダゲッソー 1668年

文化2年1月10日

鍋島治茂

(1745 - 1805)

第8代佐賀藩主

江戸時代中期の大名、第8代佐賀藩主。藩政改革に取り組み領内の安定を図った。

1745年、旧鍋島家筋に生まれる。第8代佐賀藩主を継ぎ、財政再建や治水・土木事業に尽力した。藩校の整備や殖産興業を推進し、領内経済の安定発展を図った。幕府との折衝において藩の自主性を守りつつ政治的安定を追求した。 1805年1月10日にその生涯を閉じた。

1805年文化 1月10日鍋島治茂佐賀藩主 1745年

1895年

藤堂高猷

(1813 - 1895)

第11代津藩主

江戸時代末期の大名、第11代津藩主。藩政改革と洋式軍制導入に取り組んだ。

1813年、藤堂家に生まれる。 1843年に第11代津藩主を継承し、藩財政の再建に努める。殖産興業や教育改革を推進し、近代化政策を導入。洋式軍制を採用して藩兵を強化し、幕末の動乱期に備えた。明治維新後は華族として新政府に参画した。

1895年藤堂高猷津藩主 1813年

1900年

リチャード・トンプソン

(1809 - 1900)

第27代アメリカ合衆国海軍長官

第27代海軍長官としてアメリカ海軍の近代化を推進した政治家。

1809年に生まれ、海軍士官学校を卒業後、若き士官として南北戦争に参加。戦後は艦隊の近代化に取り組み、1882年に第27代海軍長官に就任。在任中は鋼鉄艦や魚雷艇の導入を推進し、海軍戦力の強化を図った。退任後も海軍顧問として助言を続け、艦艇整備や人材育成に寄与。 1900年にその生涯を閉じ、アメリカ海軍の成長の礎を築いた功績が称えられている。

1900年リチャード・トンプソンアメリカ合衆国海軍長官 1809年

1932年

井上準之助

(1869 - 1932)

銀行家、蔵相、日本銀行総裁

銀行家蔵相日本銀行総裁

日本銀行総裁や蔵相を務めた銀行家・政治家。

1869年に生まれ、日本銀行設立期から経営に携わる。複数回にわたって総裁を務め、金融政策の舵取りを行った。 1931年には蔵相として昭和恐慌対策に尽力。金本位制離脱や金融緩和策を提唱し、危機克服を図る。 1932年に逝去し、近代日本の金融安定化に貢献した。

1932年井上準之助蔵相日本銀行 1869年

1936年

ジャック・バンヴィル

アクション・フランセーズ指導者

フランスの保守主義政治運動「アクション・フランセーズ」の指導者。

ジャック・バンヴィルはフランスの歴史家・政治活動家で、アクション・フランセーズの主要指導者として知られました。彼は保守主義と王政復古を支持し、モナコにも強い影響を与えました。雑誌『アクション・フランセーズ』の編集にも携わり、思想や政治評論を執筆しました。第一次世界大戦後の国際情勢に批判的な立場を取り、若い世代に影響を与えました。 1936年にその活動を終え、現在も右派ナショナリズム研究の対象となっています。

1936年ジャック・バンヴィルアクション・フランセーズ

1957年

ホルティ・ミクローシュ

(1868 - 1957)

オーストリア＝ハンガリー帝国の軍人、ハンガリー摂政

オーストリア＝ハンガリー帝国の軍人ハンガリー摂政

オーストリア＝ハンガリー帝国の軍人として活躍し、戦後ハンガリーの摂政を務めた政治家。

1868年にオーストリア＝ハンガリー帝国で生まれる。第一次世界大戦では海軍将校として活躍し、帝国崩壊後はハンガリー陸軍の再建に尽力した。 1920年に国民議会によって摂政に指名され、1944年まで国家元首代理として統治を行った。政権は権威主義的と批判される一方、社会秩序の回復や経済復興に貢献した。戦後は逮捕・拘束された後に亡命し、1957年にポルトガルで死去した。

1957年ホルティ・ミクローシュオーストリア＝ハンガリー帝国軍人ハンガリー摂政 1868年

1963年

アブドルカリーム・カーシム

(1914 - 1963)

政治家、イラク首相

政治家イラク首相

イラクの政治家で、1958年のクーデターを主導し首相に就任した指導者。

1914年にイラクで軍人の家に生まれる。第二次世界大戦後に陸軍中佐として頭角を現し、1958年に血の日曜日革命を主導した。革命後はイラクの首相および革命評議会議長に就任し、王制廃止と共和制樹立を実現した。社会改革や非同盟政策を推進したが、政治的対立から1963年にクーデターで失脚した。その後まもなく暗殺され、イラク現代史に深い爪痕を残した。

1963年アブドルカリーム・カーシムイラク 1914年

1984年

ユーリ・アンドロポフ

(1914 - 1984)

ソ連の指導者

ソ連共産党書記長を務めたソ連の指導者。1914年生まれ、1984年に死去。

ユーリ・ヴァシリエヴィチ・アンドロポフは1914年にロシア帝国で生まれた。 KGB議長として長年情報機関を率い、国内外の諜報活動に関与した。 1982年にソ連共産党中央委書記長に選出され、ゴルバチョフ以前のリーダーとして在任。経済改革や汚職撲滅を掲げたが、健康悪化により短期間で退任。 1984年に病没し、在任わずか1年余の短い指導期間となった。

1984年ユーリ・アンドロポフソ連 1914年

1986年

有田喜一

(1901 - 1986)

政治家

1901年生まれの日本の政治家。

1986年有田喜一 1901年