延喜21年1月11日

安倍晴明

(921 - 1005)

陰陽師

陰陽師
平安時代を代表する陰陽師。朝廷で占術や祓魔を行い、数々の伝説を残した。
平安時代中期に活躍した陰陽師で、921年に京都で生まれたと伝えられる。 陰陽寮に仕え、天文・暦算、占術を担当し皇族や貴族の信頼を得た。 『今昔物語集』などには妖怪退治や式神遣いの逸話が数多く記録されている。 京都の晴明神社では今も祭祀が続けられ、その神秘的イメージは現代まで人気が衰えない。 退魔や予言の技術は後世の文芸作品や大衆文化にも大きな影響を与えた。 1005年に没し、その非凡な才は伝説として語り継がれている。
921年 延喜 1月11日 安倍晴明 陰陽師 1005年
承安3年1月8日

明恵

(1173 - 1232)

僧侶、華厳宗中興の祖

僧侶 華厳宗中興の祖
鎌倉時代の華厳宗の僧侶。学問と芸術に秀で、多彩な文化活動を行った。
承安3年(1173年)に生まれ、幼くして仏門に入り厳しい修行を積んだ。 華厳宗の復興に尽力し、東大寺戒壇院や興福寺戒壇院で教学指導に当たった。 『明恵上人生活絵巻』や写生帖では自然観察と美術が融合した独自の博物学的手法を示す。 厳格な戒律を守りながらも、自然や芸術を愛した自身の姿勢は多くの弟子に影響を与えた。 1232年に示寂し、その生涯と思想は後世の仏教芸術や学問に深い足跡を残した。
1173年 承安 1月8日 明恵 僧侶 華厳宗 1232年