天平21年2月2日

行基

(668 - 749)

大僧正

大僧正
奈良時代の僧侶で、日本各地を巡り布教と社会事業を推進した人物です。
668年に生まれた行基は、東大寺にて学んだ後、各地を巡錫し布教活動を行いました。 日本初の社会事業家とも称され、橋や道路、溜池の建設など多くの土木事業を手掛けています。 天皇や貴族だけでなく民衆にも仏教を広め、『行基菩薩』と崇敬を集めました。 その功績が認められ、最終的に大僧正の位を授与されました。 749年に亡くなり、現在も多くの寺院や伝承にその名が残されています。
749年 天平 2月2日 行基 大僧正 668年
1447年

エウゲニウス4世

(1383 - 1447)

第207代ローマ教皇

第207代ローマ教皇
15世紀のローマ教皇(第207代)で、教会改革や東西教会の和解を試みました。
1383年生まれのガブリエーレ・コンドゥルメルは、1431年にエウゲニウス4世として教皇に選出されました。 彼は教皇権強化を図りつつも、バチカンとバゼル公会議の対立を仲裁しようと試みました。 東西教会の分裂を解消するためにコンスタンツ公会議以来の努力を継承し、短期間ながらも和解を達成しました。 学問を重視し、バチカン図書館の整備や教理研究を奨励しました。 1447年に没し、その在位中の教会政策は後の教皇にも影響を与えました。
1447年 エウゲニウス4世 ローマ教皇 1383年
大永5年2月2日

実如

(1458 - 1525)

浄土真宗の僧

浄土真宗の僧
室町時代後期の浄土真宗の僧で、本願寺中興の祖とされる人物です。
1458年に誕生した実如は、浄土真宗本願寺派の第8代法主として知られます。 本願寺法主として内乱や教団の分裂を収束させ、『本願寺中興』の名で称えられました。 彼の時代に石山合戦や一向一揆といった動乱の中で教団を統率し、信徒の結束を図りました。 また、書簡や文書を通じて教義の普及に努め、後の宗団運営の基盤を築きました。 1525年に崩御し、その業績は浄土真宗の歴史に大きな影響を与えました。
1525年 大永 2月2日 実如 浄土真宗 1458年
1730年

ベネディクトゥス13世

(1649 - 1730)

第245代ローマ教皇

第245代ローマ教皇
第245代ローマ教皇。 教会改革に取り組んだものの財政難に苦しんだ教皇。
1649年にイタリアで生まれる。 1724年に第245代ローマ教皇に選出される。 教会内改革に着手し、修道院制度の見直しなどを試みた。 苦しい財政状況の中で教皇領の維持に苦慮した。 1730年に教皇位のままローマで逝去する。
1730年 ベネディクトゥス13世 1649年