1304年
イブン・バットゥータ
(1304 - 1368)
旅行家、法学者
旅行家
法学者
14世紀モロッコ出身の旅行家・法学者。約30年に及ぶ世界各地の旅を記録した。
1304年にタンジール近郊で生まれ、マラケシュで法学を修めた。1325年から通算約30年にわたり、北アフリカから中東、中央アジア、インド、中国など広範な地域を旅した。各地の風俗や習慣を詳細に観察し、『旅程記(リフラ)』として著した。イスラム世界の地理・文化に関する貴重な資料とされる。1368年に帰郷後も裁判官(カーディー)として法学の職に就いた。彼の記録は中世の海外旅行史研究において重要な史料となっている。
1304年
イブン・バットゥータ
法学者
1368年