1536年

クレメンス8世

(1536 - 1605)

第231代ローマ教皇

第231代ローマ教皇
1592年から1605年にかけて教皇を務めた第231代ローマ教皇。フランス宗教戦争の調停に関与。
1536年にイタリアのコンチェリャーノで生まれ、本名はイッポリート・アゴスティーニ=チエーザである。1592年に教皇庁の枢機卿として教皇に選出され、第231代教皇クレメンス8世となった。フランス宗教戦争を終結させ、アンリ4世のカトリック改宗を介して和解を実現した。教会改革の一環として宗務省の整備や巡礼地の復興を推進した。文化面ではバチカン美術の保護者としても知られ、多くの建築や美術品の収集に寄与した。1605年に崩御し、教会史に重要な役割を果たした。
1536年 クレメンス8世 ローマ教皇 1605年