1869年
ドミトリ・メンデレーエフがロシア化学会で周期律表を発表。
メンデレーエフが初の周期律表を発表し、元素の体系化に革命をもたらしました。
1869年3月6日(ユリウス暦2月17日)、ロシア化学会においてドミトリ・メンデレーエフが元素の周期律を整理した表を発表しました。原子量と化学的性質に基づいて元素を並べたこの表は、未発見元素の存在と性質を予測可能にしました。実際に後に発見されたガリウムやゲルマニウムなどがメンデレーエフの予測と一致し、その正しさを証明しました。この画期的な発表は化学における体系的アプローチの先駆けとされ、現代周期表の基礎となっています。彼の業績はノーベル賞には届かなかったものの、化学界に永続的な影響を与え続けています。
1869年
ドミトリ・メンデレーエフ
周期律表
1930年
ゼネラルフーヅが世界初の冷凍食品を発売。
ゼネラルフーヅ社が商業用冷凍技術を初めて実用化し、食生活に革命をもたらしました。
1930年3月6日、アメリカのゼネラルフーヅ社が世界初の商業冷凍食品を発売しました。
ブランチング処理と急速冷凍を組み合わせた技術により、栄養や風味を損なわずに長期保存を可能にしました。
この商品化は食材の一年中安定供給を実現し、家庭の食事スタイルに大きな変化をもたらしました。
その後、冷凍食品産業は世界中で急速に拡大し、現代の食品流通システムの基盤となりました。
日本でも戦後に同技術が導入され、食糧事情の改善に大きく貢献しました。
1930年
ゼネラルフーヅ
冷凍食品
1986年
ハレー艦隊: ソ連の探査機ベガ1号が、ハレー彗星に最接近し、500枚以上の画像を撮影して、彗星の組成、温度などを明らかにした。
ソ連の探査機ベガ1号がハレー彗星に最接近し、彗星の詳細なデータを取得した。
ベガ1号は1984年に打ち上げられたソ連の無人探査機で、1986年3月6日にハレー彗星へ最接近した。500枚以上の高解像度画像を撮影し、塵・ガス成分や表面温度、活動ジェットの観測など多岐にわたる科学データを地球に送信した。これらの成果は彗星の物理構造や進化メカニズムの解明に大きく貢献し、その後の国際的な宇宙探査計画にも技術的基盤を提供した。
1986年
ハレー艦隊
ベガ1号
ハレー彗星
2005年
日本初の実用磁気浮上式リニアモーターカー、愛知高速交通東部丘陵線「リニモ」が愛知県で開業する。
日本初の実用磁気浮上式リニアモーターカー「リニモ」が愛知で営業運転を開始。
2005年3月6日、愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)が正式に開業しました。
リニモは日本初の実用的な磁気浮上式リニアモーターカーとして注目を浴びました。
総延長約8.9kmの路線は、愛知万博開催に向けた交通手段として整備されました。
最高速度は時速100kmで、静粛性と乗り心地の良さが評価されています。
環境負荷の低減や先進技術の実証実験として、国内外から多くの関心を集めました。
2005年
磁気浮上式
リニアモーターカー
愛知高速交通東部丘陵線
愛知県
2006年
第二次世界大戦終結後、初めて日本が独自開発した戦闘機F 1が退役。
日本が独自開発した戦闘機F-1が退役し、約40年の運用に幕。
2006年3月6日、戦後初の国産戦闘機であるF-1が退役しました。
F-1は三菱重工業により開発され、1979年から航空自衛隊で運用されていた機体です。
主に対地攻撃能力を重視した設計が特徴で、独自技術の結晶として評価されました。
退役後は防衛装備品技術の一端を担った機体として、資料館などで保存展示が進められています。
F-1の退役は同時に日本の航空技術の成熟と次世代機への移行を示す節目ともなりました。
2006年
第二次世界大戦
F-1