1821年
ギリシャ独立戦争が始まる。
オスマン帝国支配からの解放を目指し、ギリシャ人が蜂起して独立戦争が勃発しました。
1821年、オスマン帝国の支配下にあったギリシャ正教徒の有力者らがムネモニアキ(蜂起)を宣言し、独立戦争が始まりました。詩人ロルゴスや軍司令官カラヌスらが中心となり、各地で反乱が相次ぎました。欧米のフィロヘレニズム運動も興味を持ち、多くの義勇兵や支援者が現地に赴きました。戦争は長期化し、1829年にロシア・イギリス・フランスの介入でオスマン帝国に勝利。1830年、ロンドン議定書によりギリシャ王国の独立が正式に承認されました。これはヨーロッパにおける民族自決の先駆けとしても評価されています。
1821年
ギリシャ独立戦争