03月07日の誕生日 - 政治家・指導者

189年

プブリウス・セプティミウス・ゲタ

(189 - 211)

ローマ皇帝

ローマ皇帝セウェルス帝の次男として即位し、兄カラカラと共同統治を行ったが、政争に敗れ若くして殺害された。

プブリウス・セプティミウス・ゲタはローマ皇帝セプティミウス・セウェルスの次男として生まれた。父の逝去後、兄のカラカラとともに211年に共同皇帝に即位した。当初は円滑な共同統治が期待されたが、権力闘争が激化し、カラカラの命を受けて暗殺された。その死後には彼の記憶を抹消するダムナティオ・メモリアエが行われた。わずか数カ月の在位だったが、兄弟間の悲劇はローマ史に深い爪痕を残した。

189年プブリウス・セプティミウス・ゲタローマ皇帝 211年

天文16年2月16日

佐竹義重

(1547 - 1612)

戦国大名

常陸国を拠点に勢力を広げた戦国大名。「常陸の梟雄」と称される剛勇さで知られる。

佐竹義重は戦国時代に常陸国を拠点として活躍した佐竹氏の第18代当主である。若くして家督を継ぎ、周辺大名との抗争を勝ち抜いて領地を拡大した。豪胆かつ冷静な指揮で「常陸の梟雄」と呼ばれ、恐れられた。晩年は羽柴秀吉（豊臣秀吉）に臣従し、関ヶ原の戦いでは東軍に属した。1612年に没すると、その統率力と勇猛さは後世に語り継がれた。

1547年天文 2月16日佐竹義重戦国大名 1612年

寛保3年2月12日

小出英常

(1743 - 1775)

第6代園部藩主

江戸時代中期の園部藩第6代藩主。領地の統治と藩政改革に取り組んだ。

小出英常は1743年に生まれ、若くして園部藩主の地位を継承した。藩政において財政再建や年貢徴収制の整備に努めたと伝えられている。領内の治安維持や城下町の整備にも関心を示し、藩士の登用も行った。1775年に32歳で没し、その短い治世は領民との関係強化に一定の成果を残した。詳細な記録は限られるものの、藩政への尽力が評価されている。

1743年寛保 2月12日小出英常園部藩主 1775年

宝暦10年1月20日

松浦静山

(1760 - 1841)

第9代平戸藩主

平戸藩の第9代藩主で、学問と文化を愛した文人大名。

松浦静山は1760年に生まれ、平戸藩第9代藩主として領政にあたった。文人としても知られ、俳句や和歌を嗜み、歴史書『甲子夜話』を著した。広く蘭学や唐学に関心を示し、藩校の整備や学術研究を奨励した。地理学や測量にも強い興味を持ち、『寛政重修諸家譜』の編纂にも関与した。1841年に没し、その学識と文化事業は江戸後期の知識人社会に大きな影響を与えた。

1760年宝暦 1月20日松浦静山平戸藩主 1841年

文政10年2月10日

本多正訥

(1827 - 1885)

第7代田中藩主

江戸時代末期から明治期の田中藩主。

1827年に田中藩主松平家に生まれ、第7代田中藩主を務めた。幕末の動乱期に領地の安定を図り、殖産興業や藩政改革に取り組んだ。明治維新後は華族に列せられ、元華族議会にも参加した。近代化する日本の中で伝統と改革の均衡を図った人物として知られている。1885年に没した。

1827年文政 2月10日本多正訥田中藩主 1885年

天保8年2月1日

児島惟謙

(1837 - 1908)

裁判官

明治期の最高裁判所長官を務めた日本の裁判官。

1837年に長州藩士の家に生まれ、法律学を学んで明治政府の司法制度構築に貢献した。最高裁判所（大審院）第3代長官として判決運用を確立し、近代日本の法制度の基礎を築いた。法典編纂委員として民法や商法の整備にも携わった。公正な判決と厳格な姿勢で「裁判の父」と称された。1908年に没した。

1837年天保 2月1日児島惟謙裁判官 1908年

天保13年1月26日

松平武聰

(1842 - 1882)

第4代浜田藩主、鶴田藩主

第4代浜田藩主鶴田藩主

幕末から明治期の浜田藩主・鶴田藩主。

1842年に浜田藩の松平家に生まれ、第4代浜田藩主として藩政改革を推進した。のちに鶴田藩主に転封され、新政府への対応を指導した。版籍奉還や廃藩置県を経て華族に列せられた後も公共事業や教育振興に携わった。幕末維新期の激動を生き抜いた大名として知られる。1882年に没した。

1842年 1月26日松平武聰浜田藩主鶴田藩主 1882年

天保14年2月7日

稲葉久通

(1843 - 1893)

第15代臼杵藩主

幕末期の臼杵藩主として知られる大名。

1843年に臼杵藩の藩主家に生まれ、第15代臼杵藩主として藩政の近代化を図った。殖産興業や教育の振興に注力し、藩内の財政再建に努めた。明治維新後は知藩事として新政府に仕え、廃藩置県後も地方行政に携わった。藩士との協調を重んじた統治で評価された。1893年に逝去。

1843年 2月7日稲葉久通臼杵藩主 1893年

1850年

トマーシュ・マサリク

(1850 - 1937)

哲学者、政治家、初代チェコスロバキア大統領

哲学者政治家初代チェコスロバキア大統領

チェコスロバキアの初代大統領を務めた哲学者・政治家。民主主義と人権を重んじた建国の父。

トマーシュ・マサリクは、哲学者として教育者の道を歩みつつ、第一次世界大戦後にチェコスロバキアの独立運動を牽引し、1918年から1935年まで初代大統領を務めました。人文学や社会科学の研究で知られ、特に理想主義的な政治思想を唱えたことから「民主主義の父」と称されました。ブラティスラヴァで出生し、ウィーン大学などで学んだ後、大学教授として活躍しました。大統領在任中は法の支配と国際協調を重視し、新国家の制度設計に尽力しました。その公正さと道徳的指導力は国民的信頼を集め、現在もチェコ共和国やスロバキアで高く評価されています。

1850年トマーシュ・マサリク哲学者政治家チェコスロバキア大統領 1937年

1884年

後藤文夫

(1884 - 1980)

政治家

日本の政治家。詳細な経歴は資料が限られており不明です。

1884年後藤文夫政治家 1980年

1889年

堤康次郎

(1889 - 1964)

実業家、政治家、第44代衆議院議長

実業家政治家第44代衆議院議長

日本の実業家・政治家。戦後の衆議院議長を務め、政界と経済界の橋渡し役として活躍した。

1889年に生まれ、実業界で幅広い事業を手がけた。第二次世界大戦後の政治の世界に進出し、衆議院議員に当選。第44代衆議院議長として議会運営に尽力し、安定した議会制度の構築に貢献した。政治と経済の両面で影響力を発揮し、1964年に75歳で没した。

1889年堤康次郎実業家衆議院議長 1964年

1894年

舟崎由之

(1894 - 1966)

実業家、政治家、日本金属創業者

実業家政治家日本金属創業者

日本金属を創業した実業家であり、政治家としても活動した人物。

1894年に生まれ、20世紀初頭に金属加工業の分野で起業して日本金属を設立した。企業は国内外に事業を拡大し、戦後の経済復興にも寄与した。後に政治の世界に進出し、地域振興や産業政策の策定に携わった。1966年に没し、企業経営と政治の両面で功績を残した。

1894年舟崎由之日本金属 1966年