建永2年・承元元年2月18日
承元の法難: 後鳥羽上皇が熊野詣にいった留守の間に、複数の女房が法然上人の弟子住蓮と安楽と共に出家した。これが、後鳥羽上皇の逆鱗に触れ、法然上人は土佐国番田(実際は讃岐国)へ、親鸞聖人は越後国国府へ配流されることが決定した。
承元の法難では、後鳥羽上皇の命令により法然上人の弟子らが配流処分となり、日本仏教界に大きな影響を与えました。
承元元年(1207年)、後鳥羽上皇が熊野詣のため京を留守にしている間、女房複数が法然上人の弟子である住蓮と安楽と共に出家しました。
これを「承元の法難」と呼び、皇室や貴族の意向に反したとして上皇の逆鱗に触れました。
結果として法然上人は土佐国(讃岐国説もあり)へ、親鸞聖人は越後国へと配流される処分を受けました。
この事件は鎌倉時代の仏教勢力間の対立を象徴し、後の浄土教の発展にも影響を及ぼしました。
当時の法皇と僧侶の権力闘争や信仰の自由を巡る問題が浮き彫りになりました。
1207年
建永
承元
2月18日
承元の法難
後鳥羽上皇
住蓮
安楽
法然
親鸞
1881年
『東洋自由新聞』創刊。
自由民権運動を支えた『東洋自由新聞』が創刊されました。
1881年3月18日、政治評論や社会改革を掲げる『東洋自由新聞』が東京で創刊されました。
同紙は自由民権運動の機関紙として、政府批判や言論の自由を訴える姿勢で注目を集めました。
編集には当時の知識人や自由主義者が携わり、多くの論説が掲載されました。
政府から度々弾圧の対象となり、言論統制との闘いを象徴する存在となりました。
この新聞の活動は日本の近代民主主義の形成に一定の影響を与えました。
1881年
東洋自由新聞
1927年
日本へ贈られた「ミス・アメリカ」をはじめとするアメリカ合衆国の各州を代表する友情人形(青い目の人形)が横浜港にて、児童の歓迎を受ける。
アメリカ各州を代表する「青い目の人形」が日本に贈られ、横浜港で歓迎を受けた日。
1927年3月18日、アメリカの各州が友情の証として贈った青い目の人形が横浜港に到着しました。日本側では児童たちが歓迎セレモニーを開催し、互いの文化交流を祝いました。この人形贈呈は1918年に日本の児童から米国へ贈られた陶製人形のお返しとして行われたもので、日米間の友好促進が目的です。約58体の人形が全国の小学校へ配布され、その後も人形を通じた交流は両国民の理解を深めました。
1927年
青い目の人形
横浜港
1945年
第二次世界大戦: 国民学校初等科以外の全ての授業を4月から1年間停止することを決定。
1945年、国民学校の初等科以外の全授業が1年間停止され、戦時下の教育現場に大きな影響を与えました。
終戦間近の1945年3月18日、文部省は国民学校初等科(小学校相当)以外の授業を4月から1年間停止すると通達した。
戦争遂行のため教員や校舎を軍需工場などに動員し、児童を戦争遂行に協力させる狙いがあった。
これにより、中等科以上の生徒は学校教育を受けられなくなり、その間の学習機会が大きく損なわれた。
戦後もこの措置は影響を残し、教育再建の課題として位置づけられた。
戦争が社会に与える変化を象徴する出来事の一つである。
1945年
国民学校
1958年
文部省が各小中学校に道徳教育の実施要綱を通達。
文部省が小中学校向けに道徳教育の実施要綱を通達し、教育方針を明確化しました。
1958年3月18日、文部省は各小中学校に対し、道徳教育実施要綱を全国一斉に通達した。
戦後教育の見直し過程で、道徳的価値観の涵養と市民教育の強化が目指された。
指導要領では内容や時間数、評価方法などが詳細に定められ、教師の役割が明示された。
この方針は以後の学校教育に大きな影響を与え、日本の道徳教育制度の基礎を築いた。
社会規範や人間関係を重視する教育理念が社会にも波及した。
1958年
文部省
道徳教育
1967年
岡山県岡山市の原尾島交差点に三宅精一の発明した点字ブロックが、世界で初めて設置される。
岡山市で世界初の点字ブロックが設置され、視覚障害者の歩行誘導が始まりました。
1967年3月18日、岡山市原尾島交差点に三宅精一が発明した点字ブロックが世界で初めて設置された。
凹凸パターンで床面に情報を伝えるこのブロックは、視覚障害者が安全に歩行できる誘導システムとして設計された。
『視覚障害者誘導用ブロック』とも呼ばれ、後に全国の鉄道駅や道路、歩道に採用が広がった。
現在では日本のみならず世界各国で同様の誘導ブロックが標準化され、バリアフリー化の象徴となっている。
発明者である三宅の貢献は、ハンディキャップを持つ人々の自立支援に大きな影響を与えた。
1967年
岡山県
岡山市
三宅精一
点字ブロック
1988年
名古屋妊婦切り裂き殺人事件が発生。2003年公訴時効成立。
1988年3月18日、名古屋市で発生した妊婦切り裂き殺人事件。被害者は妊娠中の女性で、その残虐さが社会に衝撃を与えました。2003年に公訴時効を迎え、未解決事件として現在も語り継がれています。
1970年代後半から1980年代にかけて発生した日本の凶悪犯罪の一つである本事件は、妊娠中の女性が巻き込まれた点で世間に衝撃を与えました。
犯行後、警察は長期間にわたり捜査を続けましたが有力な手がかりを得られず、未解決事件として扱われました。
2003年3月に公訴時効が成立し、法的な区切りを迎えました。
事件の背景や動機は今なお解明されておらず、地域社会に深い傷跡を残しました。
この事件は日本の犯罪史において特異な位置を占めています。
1988年
名古屋妊婦切り裂き殺人事件
2003年
時効
2023年
BBC(英国放送協会)が、ジャニーズ事務所創設者の性的虐待に関するニュースを全世界に配信。
BBCがジャニーズ事務所創設者の性的虐待疑惑を全世界に向けて報道し、大きな波紋を呼びました。
2023年3月18日、英国放送協会(BBC)はジャニーズ事務所の創設者に関する性的虐待疑惑を報じ、全世界に向けて配信しました。
BBCの調査報道は詳細な証言や資料を基に制作され、海外メディアでも大きく取り上げられました。
日本国内ではこれまで報じられにくかった芸能界の闇や権力構造への問題提起として注目を集めました。
報道を受けてジャニーズ事務所側はコメントを発表し、対応を検討していることを示しました。
この報道はメディアの役割や芸能界のコンプライアンスに関する議論を喚起し、業界全体に波及効果を及ぼしました。
同時に、被害者支援の仕組みや法的措置の必要性についても改めて社会的関心が高まりました。
2023年
BBC
ジャニーズ事務所