03月19日の誕生日 - 政治家・指導者

永享6年2月9日

足利義勝

(1434 - 1443)

室町幕府7代将軍

室町幕府の第7代将軍として幼くして就任した人物。10歳で急逝し、短い生涯を終えました。

足利義勝は1434年に生まれ、室町幕府の7代将軍となった。幼少期に就任し、実権は管領が掌握していたものの、その名は歴史に刻まれている。将軍として実際の統治には関与せず、幕府の象徴としての役割を果たした。永享の乱後の動乱期にあって、若き将軍の存在は権威維持の要となった。 10歳で急逝し、短い生涯は室町時代中期の権力構造を物語る。

1434年永享 2月9日足利義勝室町幕府将軍 1443年

1629年

アレクセイ

(1629 - 1676)

モスクワ大公

ロシア・ロマノフ朝のツァーリ（大公）として国を統治。後の改革基盤を築いた人物です。

アレクセイ・ミハイロヴィチは1629年に生まれ、1645年にツァーリ（大公）として即位しました。内政では中央集権化を進め、農奴制の強化や軍制改革を実施して国家体制を整備した。外政面ではポーランド・スウェーデンとの戦争に勝利し、領土の拡大に成功した。改革の基礎は後のピョートル大帝の近代化政策へと繋がり、ロシアの強国化に大きく寄与した。 1676年に没し、その治世は「静かなツァーリ」の名で知られている。

1629年アレクセイモスクワ大公 1676年

1734年

トマス・マッキーン

(1734 - 1817)

政治家、弁護士

政治家弁護士

アメリカ独立戦争期の政治家で、独立宣言の署名者の一人。ペンシルベニア州知事を務めた。

トマス・マッキーンは1734年に生まれ、法律家としてのキャリアを積んだ後、独立運動に参加した。アメリカ独立宣言に署名し、戦後はコンフェデレーション会議の議長を務めた。 1808年から1817年までペンシルベニア州知事を務め、司法長官や最高裁判事としても活躍した。法と政治の両面でアメリカ建国に貢献し、その実務能力と指導力は高く評価されている。また、初期の合衆国憲法制定にも重要な役割を果たした。

1734年トマス・マッキーン政治家弁護士 1817年

延享3年1月28日

松平信亨

(1746 - 1796)

上山藩主

江戸時代の上山藩主として領地経営や藩政改革に取り組んだ大名です。

松平信亨は1746年に生まれ、上山藩（現在の山形県上山地域）の第6代藩主を務めた。藩財政の再建を目指し、倹約令の発布や産業奨励などの改革を実施した。また、学問を奨励して藩校を設立し、人材育成にも力を入れた。江戸幕府との連携を図りつつ、独自の藩政を展開した。 1796年に没するまで領内の安定に努め、藩政改革を通じて藩士や百姓の生活改善に寄与した。

1746年延享 1月28日松平信亨上山藩主 1796年

明和7年2月22日

松平忠宝

(1770 - 1829)

尼崎藩主

江戸時代後期の尼崎藩主。藩内の財政再建や農村振興に力を注いだ人物です。

松平忠宝は1770年に生まれ、尼崎藩（現在の兵庫県尼崎市）の第7代藩主として就任した。藩財政が悪化していた時期に家臣団を改革し、農業生産の増強や新田開発を推進した。また、商業振興や河川改修にも取り組み、藩内インフラ整備を進めた。藩校の整備や学問奨励にも注力し、文化的振興を図った。 1829年に没するまで、領民の生活向上と藩の持続的発展を目指して藩政に尽力した。

1770年明和 2月22日松平忠宝尼崎藩主 1829年

文化14年2月2日

谷衛滋

(1817 - 1875)

山家藩主

江戸時代末期の大名、山家藩主として藩政を担った人物。

谷衛滋は文化14年（1817年）2月2日に山家藩の藩主として生まれた。幕末の動乱期には藩政改革や領民の生活向上に努め、地域の安定に尽力。維新後の廃藩置県では藩主としての立場を終えたものの、旧藩士らの支援にも関わった。近代国家への移行期に苦境を迎えた地方大名としての経験を持つ。明治8年（1875年）に没し、近代日本の黎明期を生きた人物として歴史に名を残す。

1817年文化 2月2日谷衛滋山家藩主 1875年

咸豊8年2月5日

康有為

(1858 - 1927)

政治家、思想家

政治家思想家

清末の政治家・思想家。戊戌変法を推進した維新派のリーダー。

康有為は1858年（咸豊8年2月5日）に広東で生まれ、清朝末期の政治家・思想家として活動。『大同書』を著し、儒教の再解釈と立憲君主制の導入を提唱。戊戌の変法（1898年）を主導し、光緒帝の改革を試みたが保守派のクーデターにより挫折。日本や欧米に亡命しながらも政治思想を発信し、清末改革に大きな影響を与えた。 1927年に没し、中国近代化を志向した革新派の代表的指導者と評価される。

1858年咸豊 2月5日康有為政治家思想家 1927年

1875年

張作霖

(1875 - 1928)

中華民国初期の軍閥政治家

中華民国初期の奉天派を率いた軍閥首領。東北地方を支配し「奉天王」と呼ばれた。

張作霖（1875-1928）は中国の軍閥指導者・政治家です。奉天（現遼寧省）を拠点に奉天派を統率し、鉄道や鉱山の利権を掌握しました。北洋政府内で大きな影響力を持ち、北京政府との関係を巧みに操りました。東北地方の実権をほぼ独占し、「奉天王」と称されるほどの権勢を誇りました。 1928年、関東軍の陰謀による皇姑屯事件で暗殺され、その死は後の満州事変の遠因となりました。

1875年張作霖中華民国 1928年

1889年

マヌエル2世

(1889 - 1932)

ポルトガル最後の国王

ポルトガル最後の国王。 1910年の共和革命で退位し、亡命先で生涯を終えた。

マヌエル2世（1889-1932）はポルトガル王国最後の国王です。 1908年に即位し、国内の改革に取り組みましたが、共和革命の高まりには対応できませんでした。 1910年10月に起こった共和革命により王政は廃止され、彼はイギリスへ亡命しました。亡命後は文化活動や執筆に親しみましたが、政治的復権は叶わず1932年にパリで逝去しました。彼の退位はポルトガルに共和政を定着させる契機となりました。

1889年マヌエル2世ポルトガル国王 1932年

1891年

アール・ウォーレン

(1891 - 1974)

政治家、カリフォルニア州知事、アメリカ合衆国最高裁判所長官

政治家カリフォルニア州知事アメリカ合衆国最高裁判所長官

20世紀のアメリカ司法に大きな改革をもたらした政治家。カリフォルニア州知事や米国最高裁判所長官を歴任した。

1891年にカリフォルニア州で生まれ、弁護士としてキャリアを積んだ後、1943年から1953年までカリフォルニア州知事を3期務めた。在任中はインフラ整備や公民権問題に取り組んだ。その後1953年にアメリカ合衆国最高裁判所長官に指名され、1953年から1969年まで同職を務めた。「ウォーレン裁判所」と呼ばれるこの時期には、学校での人種隔離を違憲としたブラウン対教育委員会事件など、多くの画期的判決を下した。公民権運動や市民の権利保護に大きく寄与した功績で知られている。1974年に没し、アメリカ司法史における重要人物の一人とされる。

1891年アール・ウォーレンカリフォルニア州アメリカ合衆国最高裁判所長官 1974年

1901年

中村梅吉

(1901 - 1984)

政治家、第57代衆議院議長

政治家第57代衆議院議長

昭和期に衆議院議長を務めた日本の政治家。

1901年に生まれ、戦後の日本政治の再建期に国会議員として活動した。自由民主党に所属し、第57代衆議院議長に就任して議会運営を統括した。議長として中立的立場から議論の円滑化を図り、法案審議をリードした。その後も党内要職を歴任し、政治基盤を固めた。1984年に没し、国会運営の安定に寄与した功績が評価されている。

1901年中村梅吉衆議院議長 1984年

1904年

阿部五郎

(1904 - 1963)

政治家

昭和期に活動した日本の政治家。

1904年に生まれ、戦後の日本の政治シーンで活動した。衆議院議員として地域の発展に尽力し、社会福祉や教育問題に関心を寄せた。複数の委員会で委員を務め、法案審議や政策立案に携わった。地域住民との交流を重視し、地元の声を国政に届けた。1963年に没し、地方政治の発展に貢献した。

1904年阿部五郎 1963年