1852年

ハリエット・ビーチャー・ストウの『アンクル・トムの小屋』が刊行。

1852年、ハリエット・ビーチャー・ストウの小説『アンクル・トムの小屋』が刊行され、反奴隷制度運動に影響を与えた。
1852年、アメリカの作家ハリエット・ビーチャー・ストウは奴隷制度の非人道性を告発する小説『アンクル・トムの小屋』を刊行しました。本作は瞬く間にベストセラーとなり、北部諸州を中心に反奴隷制度運動を大きく後押ししました。ストウの描写は多くの読者の共感を呼び、南北戦争の背景にも影響を与えたとされています。小説は数十カ国語に翻訳され、今日でもアメリカ文学史上重要な位置を占めています。
1852年 ハリエット・ビーチャー・ストウ アンクル・トムの小屋
1906年

上野公園内に帝国図書館の新館庁舎(現 国際子ども図書館)が竣工し移転。

上野公園内に帝国図書館の新館庁舎が竣工し、業務を開始しました。
帝国図書館の新館庁舎は1906年3月20日に上野公園内で竣工し、従来の丸の内本館から移転した。設計は当時の西洋建築様式を基にしたもので、煉瓦造りの重厚な外観が特徴的である。戦後は国際子ども図書館として再生し、子ども向けの蔵書と展示を行う施設へと転換された。地域の文化発信拠点として多くの来館者に利用されている。現在でも上野公園のランドマークの一つとして親しまれている。
1906年 帝国図書館 国際子ども図書館
1969年

ジョン・レノンとオノ・ヨーコが結婚。

ビートルズのジョン・レノンと前衛芸術家オノ・ヨーコが結婚し、世界的な話題となりました。
1969年3月20日、ビートルズのメンバーであるジョン・レノンと前衛芸術家オノ・ヨーコがロンドン市役所で結婚式を挙げました。 この結婚は音楽界だけでなく、平和運動や芸術シーンにも大きな衝撃を与えました。 二人は結婚直後に「ベッド・イン」と呼ばれる平和キャンペーンを行い、反戦メッセージを発信。 結婚式には限られた招待客のみが参列し、写真撮影も最小限に抑えられたシンプルな式でした。 この出来事はジョンとヨーコの共同作業と理念を象徴し、その後の作品にも影響を与え続けました。
1969年 ジョン・レノン オノ・ヨーコ
1973年

小松左京の小説(書き下ろし)「日本沈没」が発売される。

小松左京の代表作『日本沈没』が初版として発売され、大きな衝撃を与えました。
1973年3月20日、小松左京の書き下ろし小説『日本沈没』が講談社から発売。 地殻変動により日本列島が海中に沈むという斬新な設定で一気にベストセラーに。 リアリティある地震・津波描写が読者を圧倒し、科学フィクションの新境地を切り開きました。 発表当初から映画化・テレビドラマ化の話が持ち上がり、社会現象となりました。 作品は科学的考証にもとづき、地質学や地球物理学への関心を高める契機にもなりました。 現在もリメイクや翻訳版が刊行され続け、記念碑的名作として評価されています。
1973年 小松左京 小説 書き下ろし 日本沈没
1981年

神戸市で神戸ポートアイランド博覧会が開幕。

神戸ポートアイランド博覧会が開幕し、未来都市をテーマにした展示が話題となりました。
1981年3月20日、神戸市のポートアイランドで神戸ポートアイランド博覧会が開幕。 未来都市のコンセプトをもとに先端技術や環境共生の展示が多彩に並びました。 会期中には国内外から多くの来場者が訪れ、都市開発や港湾活用のモデルケースに。 パビリオンでは民間企業や大学によるロボット技術など最新研究成果が披露されました。 博覧会は都市計画やまちづくりへの視点を広げるきっかけともなりました。 閉幕後も展示施設は市民の憩いの場として利活用され、地域活性化に貢献しました。
1981年 神戸市 神戸ポートアイランド博覧会
1988年

瀬戸大橋の開通を記念した瀬戸大橋架橋記念博覧会が開幕する。8月31日まで開催され、四国会場には350万2131人が、岡山会場には296万1957人が入場した。

瀬戸大橋架橋記念博覧会が開幕し、瀬戸大橋完成を祝う大規模イベントが始まりました。
1988年3月20日、瀬戸大橋の開通を記念して瀬戸大橋架橋記念博覧会が開幕。 本州と四国を結ぶ橋梁技術の粋を集めた展示が、両会場で多数展開されました。 四国会場には350万2131人、岡山会場には296万1957人もの来場者が訪れました。 橋梁模型や建設過程の映像展示など、一般市民にも分かりやすい解説が好評。 博覧会は土木技術への関心を高めるとともに、地域間交流の促進にも寄与。 8月31日までの会期中、多彩なイベントや江戸時代からの知られざる交流史の紹介も行われました。
1988年 瀬戸大橋 瀬戸大橋架橋記念博覧会 8月31日