03月25日の誕生日 - 政治家・指導者

1259年

アンドロニコス2世パレオロゴス

(1259 - 1332)

東ローマ帝国皇帝

東ローマ帝国（ビザンツ帝国）の皇帝。パレオロゴス朝を代表する君主の一人。

パレオロゴス家の出身として1282年に皇帝に即位。内政では貴族勢力との対立や財政難に直面し、テッサロニキをはじめとする大規模な都市運営に苦慮した。対外的にはセルジューク・トルコやブルガリア帝国との戦争を経験。孫のアンドロニコス3世との内紛により1331年に廃位され、政権は混乱状態に陥った。その治世は長期にわたり、帝国の重要な転換期を象徴している。

1259年アンドロニコス2世パレオロゴス東ローマ帝国皇帝 1332年

1297年

アンドロニコス3世パレオロゴス

(1297 - 1341)

東ローマ帝国皇帝

東ローマ帝国の皇帝で、祖父との内戦を経て強力な君主へと成長した人物。

アンドロニコス2世の孫として生まれ、1321年から祖父との権力闘争（バルディ戦争）を展開。 1331年に実権を掌握し1332年に正式に即位した。治世中は帝国の領土回復を目指し、アンティオキアやアトス山への影響力を強化。文化・学術の奨励にも力を入れ、パレオロゴス朝最後の最盛期を築いた。 1341年に急逝し、その死後帝国は再び内紛に陥った。

1297年アンドロニコス3世パレオロゴス 1341年

1479年

ヴァシーリー3世

(1479 - 1533)

モスクワ大公

ロシア・モスクワ大公国を統治し、中央集権化を進めた国家元首。

イヴァン3世の子として生まれ、1505年に大公として即位。ノヴゴロド共和国やトヴェリ大公国を併合し領土拡大を推進した。イヴァン雷帝（イヴァン4世）を後継者として育成し、ロシア正教会との関係強化にも注力。財政・軍制改革を通じてモスクワ大公国の基盤を固め、ロシア国家の形成期における重要人物。 1533年に死去し、息子のイヴァン4世が継承した。

1479年ヴァシーリー3世モスクワ大公 1533年

1541年

フランチェスコ1世・デ・メディチ

(1541 - 1587)

トスカーナ大公

フィレンツェを治めたメディチ家のトスカーナ大公。芸術と学問を奨励した君主。

メディチ家のフランチェスコ1世として1569年にトスカーナ大公に叙される。ルネサンス芸術の保護者として、ウフィツィ美術館や建築事業を支援。化学や錬金術にも関心を持ち、アレッサンドロ・アルドゥイーニら学者を招いて研究を奨励した。国外との婚姻政策で国際的地位を高め、イタリア半島での影響力を拡大。 1587年に死去し、メディチ家の黄金時代を支えた。

1541年フランチェスコ1世・デ・メディチトスカーナ大公 1587年

寛永8年2月23日

松平綱隆

(1631 - 1675)

第2代松江藩主

江戸時代の大名。出雲松江藩を統治し、藩政改革を行った。

松平直政の長男として生まれ、1659年に松江藩第2代藩主に就任。検地や年貢制改革を実施し、領内の農業生産力を向上させた。安定した財政運営と学問奨励に力を入れ、藩校設立の礎を築く。江戸幕府との関係を良好に保ちつつ、出雲地方での影響力を拡大。 1675年に死去し、藩主としての基盤を後世に残した。

1631年寛永 2月23日松平綱隆松江藩主 1675年

元禄5年2月8日

徳川継友

(1692 - 1731)

第6代尾張藩主

尾張徳川家の大名。尾張藩6代目当主として藩政を主導した。

徳川綱誠の子として生まれ、1711年に尾張藩主に就任。農政や産業振興策を推進し、藩の財政基盤を強化。学問や文化活動を奨励し、名古屋城下の町人文化を育成。幕府内で重要な地位を占め、外様大名との調整役も担う。 1731年に死去し、その後継友の政策は尾張藩の発展に寄与した。

1692年元禄 2月8日徳川継友尾張藩主 1731年

享保2年2月13日

池田宗泰

(1717 - 1747)

第4代鳥取藩主

鳥取藩の第4代藩主。藩政改革と地域振興に尽力した大名。

池田光仲の子として生まれ、1734年に第4代鳥取藩主となる。藩校の充実や藩産業（紙・藍染など）の振興に取り組み、財政再建を図る。治水事業を実施し、領内農村の生活改善を推進。幕府や周辺藩との外交に配慮し、安定した統治を維持。 1747年に死去し、その政策は後の藩運営に影響を与えた。

1717年享保 2月13日池田宗泰鳥取藩主 1747年

安永5年2月27日

松平頼説

(1778 - 1833)

第8代府中藩主

江戸時代中期の府中藩主として藩政に携わった大名。

松平頼説は徳川幕府の重臣一族に生まれ、府中藩の第8代藩主を務めた。藩政では財政改革や教育振興に取り組み、藩校の整備を推進した。文化面では儒学を奨励し、領民の学問普及にも力を注いだ。1833年にその生涯を閉じた。

1778年安永 2月27日松平頼説府中藩主 1833年

天保3年2月23日

松平直巳

(1832 - 1917)

第10代広瀬藩主

広瀬藩の第10代藩主として藩政改革を担った江戸時代の大名。

松平直巳は天保3年に生まれ、第10代広瀬藩主として農政や財政の立て直しに注力した。藩校の整備や領内インフラの整備を推進し、藩政の近代化を図った。維新後は新政府に仕え、地方行政の経験を活かして活動した。歴史資料にもその改革事績が記録されている。1917年に没するまで幕末から近代までの激動期を生き抜いた。

1832年天保松平直巳広瀬藩主 1917年

嘉永4年2月23日

伊達宗敬

(1851 - 1876)

第9代吉田藩主

江戸時代末期の吉田藩主として藩政改革に取り組んだ大名。

伊達宗敬は嘉永4年に生まれ、第9代吉田藩主を継いで領内の財政再建に努めた。幕末の動乱期には藩の近代化を図り、勤王運動にも理解を示した。明治維新後は華族として新政府に仕え、旧大名としての知見を生かした行政に携わった。官僚としても一定の役割を果たした。1876年に若くして没するまで、激動の時代に藩政を支えた。

1851年嘉永伊達宗敬吉田藩主 1876年

1884年

松阪広政

(1884 - 1960)

第47代司法大臣

1884年松阪広政司法大臣 1960年

1910年

春日一幸

(1910 - 1989)

政治家

1910年春日一幸政治家 1989年