03月28日の誕生日 - 作家・文学者

1742年

ヨハン・ダビット・ウィース

(1742 - 1818)

児童文学作家

スイスの児童文学作家。『スイス・ファミリー・ロビンソン』の著者。

ヨハン・ダビット・ウィースは1742年にスイスで生まれた牧師であり作家でもあった。 1812年に発表した『スイス・ファミリー・ロビンソン』は、家族の冒険と協力を描いた名作として知られる。自然描写と家族の絆を重視した物語は多くの国で翻訳され、今なお親しまれている。教会活動の傍ら、子どもにも理解しやすい言葉で道徳や知識を伝えることを志した。 1818年に没し、その作品は児童文学の古典として後世に影響を与え続けている。

1742年ヨハン・ダビット・ウィース児童文学作家 1818年

1868年

マクシム・ゴーリキー

(1868 - 1936)

作家

ロシアの作家・社会活動家。社会主義リアリズムの先駆者。

本名アレクサンドル・ミハイロヴィチ・ペシコフ。貧困と社会問題を描いた作品で文壇に登場。小説『母』や戯曲『どん底』など、社会主義リアリズム文学の代表作を残した。レーニンやスターリンと交流し、ソ連文化の発展に寄与。革命後は政府の文化政策に関わり、文学界の指導者となる。作品は世界中で翻訳され、多くの作家に影響を与えた。

1868年マクシム・ゴーリキー作家 1936年

1895年

高田保

(1895 - 1952)

劇作家、随筆家

劇作家随筆家

劇作家・随筆家として活躍した日本の文人。人間ドラマを描く筆致に定評がある。

1895年3月28日に生まれ、20世紀前半の演劇界で活躍。現実的な社会問題や人間模様を扱った劇作品を発表。舞台演出にも携わり、劇団運営にも寄与した。随筆では日常生活や文化に関する考察を綴り、文壇で評判を得た。 1952年に惜しまれつつこの世を去った。

1895年高田保劇作家随筆家 1952年

1900年

寿岳文章

(1900 - 1992)

英文学者、随筆家

英文学者随筆家

英文学者で随筆家としても知られた文化人。英国文学の研究と紹介に貢献。

1900年3月28日生まれ。英文学研究者として英国の古典や現代文学を日本に紹介。大学で教鞭をとり、多くの学生を指導。随筆では文化や芸術への造詣を深めた文章を発表。 1992年にその豊かな学識と文才を残し逝去。

1900年寿岳文章英文学者 1992年

1909年

ネルソン・オルグレン

(1909 - 1981)

作家

アメリカの小説家。都市の貧困層を描き出した作品で知られる。

ネルソン・オルグレンは1909年生まれのアメリカの作家で、シカゴを舞台に労働者階級の生活を生々しく描いた作品で知られています。代表作に『黄金の腕をもつ男』があり、そのリアルな筆致は多くの読者に衝撃を与えました。彼の作品は世界中で翻訳され、日本でも高く評価されています。1981年に他界しました。

1909年ネルソン・オルグレン作家 1981年

1912年

A・バートラム・チャンドラー

(1912 - 1984)

SF作家

海洋技術者の経験を生かしたSF作家。

A・バートラム・チャンドラーは1912年生まれのSF作家で、海洋技術者としての経験を背景に宇宙冒険小説を多数執筆しました。代表作『リムワールド』シリーズは詳細な世界観と多彩なキャラクターが魅力です。20世紀後半のSF界に影響を与え、多くの作家にインスピレーションを提供しました。1984年に逝去するまで精力的に執筆活動を続けました。

A・バートラム・チャンドラー SF作家 1984年

1912年

ルシール・フレッチャー

(1912 - 2000)

脚本家、作家

脚本家作家

アメリカの脚本家、作家。ラジオドラマ『Sorry, Wrong Number』などのサスペンス作品で知られる。

1912年3月28日、アメリカで生まれる。 1941年にラジオドラマ『The Hitch-Hiker』を執筆し、緊張感溢れるストーリーテリングで注目を集めた。 1943年の『Sorry, Wrong Number』は代表作となり、後に映画化もされた。オーソン・ウェルズのマーキュリー・シアターで脚本執筆を行い、サスペンスジャンルに大きな影響を与えた。作曲家バーナード・ハーマンと結婚し、音楽家とのコラボレーションも経験した。後年はテレビドラマ『Alfred Hitchcock Presents』などの脚本を手がけた。 2000年6月7日、ニューヨークで逝去。

ルシール・フレッチャー脚本家作家 2000年

1914年

ボフミル・フラバル

(1914 - 1997)

小説家

チェコの小説家。ユーモアと哲学を織り交ぜた独特の文体で知られる。

1914年3月28日、チェコスロバキア領内で生まれる。 1930年代より短編小説を執筆し、独特の語り口で注目を集めた。代表作『Closely Observed Trains』は英題で映画化もされ、国際的な評価を獲得。日常の些細な出来事に哲学的視点を交えたユーモアあふれる文体を確立。長編『I Served the King of England』など、多くの小説やエッセイを著す。 1997年に不慮の事故で逝去した。

1914年ボフミル・フラバル小説家 1997年

1924年

邱永漢

(1924 - 2012)

作家

台湾出身の作家・経済評論家。経済書やエッセイを多数執筆した。

邱永漢は1924年3月28日生まれの台湾出身の作家・経済評論家。経済や社会問題をテーマにした著書を多く発表し、一般向けに分かりやすく解説した。テレビやラジオの番組にも出演し、コメントやコメンテーターとしても知られた。鮮やかな物語性と鋭い洞察で読者を魅了し、版を重ねるベストセラーを多数生み出した。その多彩な著作はアジア各地で翻訳され、広く読まれた。2012年にその生涯を終えた。

1924年邱永漢 2012年

1927年

利根川裕

(1927 - 2024)

作家

日本の作家。小説やエッセイで創作活動を行った。

利根川裕は1927年3月28日生まれの日本の作家。戦後にデビューし、小説やエッセイを中心に執筆活動を行った。人間ドラマや社会風刺を交えた作品で読者の共感を得た。また文学活動の傍ら、翻訳や評論も手がけた。長年にわたり文壇で活躍し、晩年まで創作意欲を失わなかった。2024年にその生涯を閉じた。

1927年利根川裕 2024年

1928年

野上龍雄

(1928 - 2013)

脚本家

日本の脚本家。テレビドラマや映画の脚本を手がけ、緻密な人間描写で知られる。

1928年3月28日生まれ。戦後のテレビドラマ全盛期から脚本家として活動を開始。緻密な人間描写と深い洞察力を生かした作品で高い評価を得る。 NHK連続テレビ小説や民放ドラマなど、数多くの脚本を執筆。文芸賞をはじめ複数の賞を受賞し、日本のテレビ文化に貢献した。 2013年、逝去。

野上龍雄脚本家 2013年

1928年

前川明人

歌人、被爆者

歌人被爆者

日本の歌人。広島原爆の被爆体験を詠み、平和を訴え続ける。

1928年3月28日生まれ。被爆者としての体験を短歌に刻み、戦争の悲惨さを伝える作品を発表。日本歌人クラブなどの活動に参加し、短歌の普及に努める。平和運動や講演活動を通じて核兵器廃絶を訴える。現在も創作を続け、後進の育成に力を注いでいる。

前川明人歌人被爆者