1930年

内村鑑三

(1861 - 1930)

キリスト教思想家

キリスト教思想家
日本で『無教会主義』を提唱したキリスト教思想家。信仰と個人の自由を重んじた。
1861年に愛媛県で生まれ、東京帝国大学で学ぶが中途退学して牧師となった。 1890年代に渡米し、ボストン大学で学びながら伝道活動に従事した。 帰国後、『無教会主義』を唱え、教会制度に頼らない信仰のあり方を示した。 著書『二つのJ』(イエスと日本)などで、信仰の自覚と社会的責任を説いた。 教育者としても活躍し、帝国大学や各地で講演を行い、多くの信徒や知識人に影響を与えた。 1930年に死去し、日本プロテスタント史で重要な位置を占める。
1930年 内村鑑三 キリスト教 思想家 1861年
1996年

ハンス・ブルーメンベルク

(1920 - 1996)

哲学者

哲学者
ドイツの哲学者で、比喩論や存在論を中心に独自の思想を展開した。
1920年ドイツ北部生まれ。戦後哲学界で活躍し、比喩論や神話論をテーマにした研究を行った。代表作『比喩としての仕事』『生存時間と歴史』などで、言語と存在の関係を探求した。彼の詩学的アプローチと歴史解釈は高く評価され、現代思想に大きな影響を与えた。1996年3月28日に没した。
ハンス・ブルーメンベルク 哲学者 1920年