04月01日の誕生日 - 科学者・研究者

1578年

ウイリアム・ハーベー

(1578 - 1657)

医学者

イギリスの医学者。血液循環説を提唱し、近代循環器学の基礎を築いた。

1578年にイングランドのフォルカークに生まれる。パドヴァ大学で解剖学を学び、帰国後に血液の全身循環を証明。 1628年に著作『動脈と静脈の運動について』を出版し、循環器学の礎を築いた。王立外科医学校の教授を務め、チャールズ1世の宮廷医師も兼任。 1657年にロンドンで没し、その功績は現代医療にも受け継がれている。

1578年ウイリアム・ハーベー医学者 1657年

1776年

ソフィ・ジェルマン

(1776 - 1831)

数学者

フランスの数学者。弾性理論と数論に顕著な業績を残し、女性として初めて学術界の門戸を開いた。

1776年にパリで生まれる。独学で数学を習得し、ガウスらとペンネームで文通を行う。弾性理論の研究によりサレ大学から特許を受け、ジェルマン素数を提唱。フェルマーの最終定理研究への貢献も評価され、École Polytechniqueで認められる。 1831年に死去し、後に女性数学者の先駆者と称される。

1776年ソフィ・ジェルマン数学者 1831年

安政2年2月15日

大井玄洞

(1855 - 1930)

薬学者

1855年安政 2月15日大井玄洞薬学者 1930年

1865年

リヒャルト・ジグモンディ

(1865 - 1929)

化学者

1865年リヒャルト・ジグモンディ化学者 1929年

1887年

レナード・ブルームフィールド

(1887 - 1949)

言語学者

アメリカの言語学者。構造主義言語学の基礎を築き、現代言語学に大きな影響を与えた。

レナード・ブルームフィールド（1887-1949）は、アメリカの言語学者。構造主義言語学の創始者の一人とされる。彼の著書『Language』（1933）は、言語学研究における根本的な理論と方法論を提示し、多くの研究者に影響を与えた。イェール大学やシカゴ大学で教鞭を執り、多くの弟子を育成した。実証的な言語記述を重視し、音韻論や形態論の体系化に貢献した。その学問的成果は、後の生成文法理論へもつながる重要な礎となった。

1887年レナード・ブルームフィールド言語学者 1949年

1893年

丹羽保次郎

(1893 - 1975)

電気工学者

1893年丹羽保次郎電気工学者 1975年

1897年

我妻栄

(1897 - 1973)

法学者

日本の法学者。民法学の第一人者として多くの業績を残した。

我妻栄（1897-1973）は、日本の法学者。東京帝国大学法科大学を卒業後、同大学助教授、教授を歴任した。民法を専門とし、多数の学術論文や解説書を執筆し、日本の民法学の発展に寄与した。戦後の法学教育にも力を注ぎ、多くの法曹を育成した。日本学士院会員や文化勲章受章など、その業績は高く評価された。 1973年に逝去後も、その著作は法学研究の基礎文献として参照され続けている。

1897年我妻栄法学者 1973年

1907年

犬養孝

(1907 - 1998)

万葉学者

万葉集を研究した日本の学者。

1907年に生まれる。古典文学、特に『万葉集』の研究に生涯を捧げた。原文の解釈や注釈書の執筆を通じて研究を広めた。多数の講演や論文で後進の研究者を指導した。 1998年に逝去し、その業績は国文学研究に大きな影響を与えた。

1907年犬養孝万葉学者 1998年

1908年

アブラハム・マズロー

(1908 - 1970)

心理学者

アメリカの心理学者。欲求段階説を提唱した。

1908年にアメリカで生まれる。人間の動機づけに関する研究を行い、マズローの欲求階層説を提唱した。この理論は現代心理学や経営学に大きな影響を与えた。著書『人間性の心理学』などで理論を体系化した。 1970年に没し、その理論は多くの分野で応用され続けている。

1908年アブラハム・マズロー心理学者 1970年

1909年

安井琢磨

(1909 - 1995)

経済学者

日本の経済学者。

1909年安井琢磨経済学者 1995年

1919年

ジョセフ・マレー

(1919 - 2012)

医学者

アメリカの外科医。臓器移植の先駆者として知られる。

1919年生まれ。マサチューセッツ総合病院で外科医として活躍。 1954年に世界初の成功した腎移植手術を実施。 1990年にノーベル生理学・医学賞を受賞。医学教育にも貢献し、後進の育成に尽力。 2012年に逝去。

ジョセフ・マレー医学者 2012年

1922年

元良誠三

(1922 - 2020)

船舶工学者

日本の船舶工学者。船の構造や設計に関する研究で知られる。

1922年生まれ。船舶の構造力学や推進技術の研究に従事。大学教員として多くの技術者を育成。国内外の学会での発表や論文執筆を通じて貢献。産業界とも連携し、実務への技術移転を推進。 2020年に逝去。

1922年元良誠三船舶工学者 2020年