1794年

テオバルト・ベーム

(1794 - 1881)

楽器製作職人

楽器製作職人
ドイツの楽器製作職人。現代フルートのベーム・システムを考案した。
1794年にバイエルンで生まれ、木管楽器の製作技術を磨く。1832年にフルートの鍵孔配置を根本的に改良したベーム・システムを発表し、演奏性と音質を飛躍的に向上させた。著作を通じて理論と実践を結びつけ、後進の楽器設計にも大きな影響を与えた。1881年に没した。
1794年 テオバルト・ベーム 1881年
1830年

エドワード・マイブリッジ

(1830 - 1904)

写真家

写真家
イギリス出身の写真家。連続撮影による動体解析の先駆者。
1830年に生まれ、アメリカで写真技術を追求。高速シャッターと複数カメラを用いて動物や人間の連続写真を撮影し、1887年に『動きの研究』を発表。ゾープラクシスコープなどの装置開発を通じて映画技術の基礎を築いた。1904年に没した。
1830年 エドワード・マイブリッジ 写真家 1904年
1846年

フランチェスコ・パオロ・トスティ

(1846 - 1916)

作曲家

作曲家
イタリアの作曲家・声楽指導者。抒情歌曲『マレキアーレ』『帰れソレントへ』で知られる。
フランチェスコ・パオロ・トスティは1846年にイタリアで生まれ、若くして音楽の才能を発揮しました。彼はナポリ王立音楽院で学んだ後、皇后マルゲリータの声楽教師に任命されました。多くのイギリス滞在を経て、ロンドン王立音楽大学の教授として活躍し、歌曲の作曲と指導に力を注ぎました。代表作には『マレキアーレ』や『帰れソレントへ』などがあり、その甘美で繊細な旋律は今日も愛され続けています。1916年に没するまで、ヨーロッパ各地で声楽界に大きな影響を与えました。
1846年 フランチェスコ・パオロ・トスティ 作曲家 1916年
1889年

エフレム・ジンバリスト

(1889 - 1985)

ヴァイオリニスト

ヴァイオリニスト
ロシア出身でアメリカで活躍した名ヴァイオリニスト。
エフレム・ジンバリストは1889年にロシアで生まれ、幼少期からバイオリンを学びました。 カーティス音楽院の初代学長として後進の育成にも尽力しました。 ソロリサイタルや室内楽で世界各地を巡り、その温かみある音色で聴衆を魅了しました。 録音を通じて演奏を後世に残し、ヴァイオリン芸術の普及に大きく貢献しました。 1985年に逝去しました。
1889年 エフレム・ジンバリスト ヴァイオリニスト 1985年
1906年

アンタル・ドラティ

(1906 - 1988)

指揮者

指揮者
ハンガリー出身の指揮者。世界各地でオーケストラを率い、古典から現代音楽まで幅広く演奏した。
1906年にハンガリーのブダペストで生まれ、若くして指揮の才能を開花させた。ウィーン国立歌劇場やアメリカ各地の主要オーケストラで音楽監督を務め、国際的な評価を得た。とりわけハイドン交響曲全集の録音は高く評価され、古典音楽の魅力を再提唱した。バルトークやドヴォルザークなど20世紀の作曲家作品にも積極的に取り組み、新たなレパートリーを紹介した。1988年に没するまで、多くの録音と公演で後進を鼓舞し続けた。
アンタル・ドラティ 指揮者 1988年
1916年

木下忠司

(1916 - 2018)

作曲家

作曲家
日本の作曲家。映画や演劇、テレビ番組の音楽を手掛けた。
1916年に生まれ、戦後日本の音楽界で活躍した作曲家。映画音楽や演劇、テレビ番組のテーマ曲など多岐にわたる作品を手掛け、そのメロディーは広く親しまれた。特に叙情的な旋律と効果的な音響演出で知られ、映像作品の世界観を支えた。後進の作曲家育成にも力を注ぎ、多くの演奏家や監督から信頼を得た。2018年に97歳で亡くなるまで、長いキャリアで優れた音楽を提供し続けた。
1916年 木下忠司 2018年
1928年

久里洋二

(1928 - 2024)

洋画家、漫画家、イラストレーター

洋画家 漫画家 イラストレーター
日本の洋画家・漫画家・イラストレーター。多彩な表現で現代アートに影響を与えました。
久里洋二(1928-2024)は日本の洋画家、漫画家、イラストレーターとして活動しました。 1960年代から前衛的な漫画作品や、抽象絵画を発表し、美術界で注目を集めました。 雑誌や広告のイラスト制作も手掛け、その独特の色彩感覚と線描で多くの支持を得ました。 また絵画展や漫画賞の審査員を務め、後進の育成にも貢献。 晩年まで創作意欲は衰えず、多岐にわたるジャンルで活躍しました。
1928年 久里洋二 洋画家 イラストレーター 2024年
1932年

カール・パーキンス

(1932 - 1998)

ミュージシャン

ミュージシャン
アメリカのロックンロール・ミュージシャン。ロカビリーの先駆者。
カール・パーキンスは1932年4月9日生まれ、1998年没のアメリカのミュージシャン。 ロカビリーの先駆者として知られ、代表曲『ブルー・スエード・シューズ』はエルヴィス・プレスリーにもカバーされた。 1950年代にサン・レコードから多くのヒット曲を発表し、ロックンロールの発展に大きく寄与した。 そのギタープレイと独特の歌唱スタイルは後続の音楽家に大きな影響を与えた。 1987年にはロックの殿堂入りを果たし、現在もその功績は高く評価されている。
カール・パーキンス ミュージシャン 1998年
1940年

小林研一郎

指揮者

指揮者
日本の指揮者。国内外で多くのオーケストラを率いた。
1940年生まれ。東京芸術大学で音楽を学び、指揮科を卒業。 日本国内の主要オーケストラで客演指揮者を務めるほか、海外とも精力的に交流。 幅広いレパートリーを誇り、現代音楽から古典派まで演奏。 後進の育成にも力を注ぎ、多くの若手音楽家を指導。 東京を拠点に音楽文化の普及に貢献し続けている。
1940年 小林研一郎
1940年

エルネスト・カブール

(1940 - 2022)

チャランゴ奏者

チャランゴ奏者
ボリビアのチャランゴ奏者。アンデス音楽の普及に貢献した。
1940年にボリビアで生まれる。 チャランゴの第一人者として国内外で演奏活動を展開。 フォルクローレの名手グループ『ロス・ハイラス』などで活躍。 独自の奏法と作曲で楽器の表現力を広げ、後世の演奏家に影響を与えた。 教育者として若手育成にも力を注ぎ、アンデス音楽文化の伝承に尽力。 2022年に死去。
エルネスト・カブール チャランゴ 2022年
1945年

成田アキラ

漫画家

漫画家
日本の漫画家。独自の作風で読者を魅了した。
1945年 成田アキラ 漫画家
1945年

スティーヴ・ガッド

ドラマー

ドラマー
アメリカが生んだトップクラスのセッションドラマー。多彩なリズム感と堅実なグルーヴで数々のレジェンドたちを支えてきた。
1945年にニューヨークで生まれる。 幼少期から音楽に親しみ、やがてドラマーとして頭角を現す。 1970年代からセッションドラマーとして活動を始め、ポール・サイモンやスティーリー・ダン、エリック・クラプトンなど錚々たるアーティストと共演。 複雑かつ緻密なフィルインと深いグルーヴ感で“神の手”と称され、録音セッションに引っ張りだこになる。 ジャズ、ロック、ポップス、フュージョンなどジャンルを横断し、多様な音楽シーンに影響を与え続ける。 クリスタル・アワードなど数々の賞を受賞し、後進のドラマーからも絶大な尊敬を集める。
スティーヴ・ガッド ドラマー