1963年
「海苔漁民の救世主」キャスリーン・メアリー・ドリュー=ベーカーの功績を永遠に称えるため、有明海を一望できる住吉公園に、海苔漁民の手により記念碑が建立。以後、毎年4月14日、県内外の海苔養殖関係者が集まり「ドゥルー祭」が開催。
1963年、有明海の海苔養殖技術を救ったドリュー=ベーカー博士を称え、住吉公園に記念碑が建立され、「ドゥルー祭」が始まった。
イギリス人海藻学者キャスリーン・メアリー・ドリュー=ベーカーは、海苔養殖の基礎研究で日本の漁民を救う技術を発見した功労者である。1963年4月14日、福岡県有明海を望む住吉公園に、地元の海苔漁民らが博士を称える記念碑を建立した。以来毎年同日、県内外の養殖関係者が集い、豊漁と品質向上を祈願する「ドゥルー祭」が開催されている。祭りではのり加工の実演や記念講演が行われ、博士の貢献を後世に伝えている。記念碑建立は地域文化の象徴としても大きな意味を持つ行事となった。
1963年
キャスリーン・メアリー・ドリュー=ベーカー