1963年

「海苔漁民の救世主」キャスリーン・メアリー・ドリュー=ベーカーの功績を永遠に称えるため、有明海を一望できる住吉公園に、海苔漁民の手により記念碑が建立。以後、毎年4月14日、県内外の海苔養殖関係者が集まり「ドゥルー祭」が開催。

1963年、有明海の海苔養殖技術を救ったドリュー=ベーカー博士を称え、住吉公園に記念碑が建立され、「ドゥルー祭」が始まった。
イギリス人海藻学者キャスリーン・メアリー・ドリュー=ベーカーは、海苔養殖の基礎研究で日本の漁民を救う技術を発見した功労者である。1963年4月14日、福岡県有明海を望む住吉公園に、地元の海苔漁民らが博士を称える記念碑を建立した。以来毎年同日、県内外の養殖関係者が集い、豊漁と品質向上を祈願する「ドゥルー祭」が開催されている。祭りではのり加工の実演や記念講演が行われ、博士の貢献を後世に伝えている。記念碑建立は地域文化の象徴としても大きな意味を持つ行事となった。
1963年 キャスリーン・メアリー・ドリュー=ベーカー
1999年

光市母子殺害事件。

1999年4月14日、山口県光市で母親と幼い子どもが殺害された痛ましい事件。
1999年4月14日、山口県光市の民家で当時18歳の元交際相手の少年が侵入し、母親と2歳の女児を凶器で殺害するという凄惨な事件が発生した。被告の残虐な手口と動機の不明瞭さから全国的な注目を集めた。裁判では量刑を巡り上級審まで争われ、少年法適用の是非や性犯罪の厳罰化をめぐる議論が沸騰した。判決は社会に大きな衝撃を与え、日本の性犯罪・少年犯罪対策や法制度改革の契機ともなった。
1999年 光市母子殺害事件