04月17日の誕生日 - 政治家・指導者

1277年

ミカエル9世パレオロゴス

(1277 - 1320)

東ローマ帝国皇帝

東ローマ帝国の皇帝として父アンドロニコス2世と共治した指導者。

1277年に生まれ、皇帝アンドロニコス2世の長子として育つ。1294年に共同皇帝に冊立され、父帝とともに帝国を統治した。治世中はブルガリアやトルコの侵攻に対処しつつ、内政では財政再建や法制整備を試みた。しかし度重なる戦乱により帝国は疲弊し、諸問題が山積する状況に直面した。1320年に死去し、その在位は共治体制と外敵との抗争に彩られた。

1277年ミカエル9世パレオロゴス東ローマ帝国皇帝 1320年

1573年

マクシミリアン1世

(1573 - 1651)

バイエルン選帝侯

バイエルン選帝侯として三十年戦争期に指導力を発揮した統治者。

1573年にヴィッテルスバッハ家に生まれる。1597年に父ウィルヘルム5世の跡を継いでバイエルン選帝侯に就任した。カトリック同盟の結成に関わり、三十年戦争では強固な軍事力で領土防衛を図った。領国内では行政改革や文化振興にも力を入れ、バイエルンの基礎を築いた。1651年に死去し、その治世は強権的ながらも文化面での栄華をもたらした。

1573年マクシミリアン1世バイエルン選帝侯 1651年

寛文4年3月21日

大村純尹

(1664 - 1712)

第5代大村藩主

江戸時代の大村藩第5代藩主。藩政改革に取り組んだ大名。

1664年に生まれ、第5代大村藩主として藩政を継承した。領内の財政再建に努め、田畑の開発や年貢制度の見直しを行った。治水事業や学問奨励にも力を入れ、藩の基盤強化を図った。幕府との交渉では安定した関係を維持し、外様大名としての立場を守った。1712年に死去し、その治世は藩政改革の先駆けとなった。

1664年寛文 3月21日大村純尹大村藩主 1712年

1734年

タークシン

(1734 - 1782)

タイ国王

タイ・トンブリー王国の創始者で第1代国王。

1734年に生まれ、ビルマ軍からの独立運動を率いて1767年にトンブリー王国を建国した。タークシン王として国内を統一し、内政改革や交易の振興に努めた。首都トンブリーを中心に王権を確立し、周辺諸国との外交関係を築いた。晩年は政争に巻き込まれ、1782年に失脚・処刑された。タイの近代国家形成に大きな足跡を残した。

1734年タークシンタイ国王 1782年

宝暦9年3月20日

板倉勝政

(1759 - 1821)

第4代松山藩主

江戸時代の松山藩第4代藩主。

1759年に生まれ、松山藩を治める板倉家の第4代藩主として藩政を担った。領地の年貢や財政調整を実施し、領内の安定化に努めた。学問や武芸の奨励にも力を入れ、藩士の教化を図った。幕府との関係を良好に保ちつつ地域振興を推進した。1821年に死去し、その統治は松山藩の伝統に影響を与えた。

1759年宝暦 3月20日板倉勝政松山藩主 1821年

宝暦10年3月2日

加藤泰候

(1760 - 1787)

第9代大洲藩主

江戸時代の大洲藩第9代藩主。

1760年に生まれ、第9代大洲藩主として藩政を継承した。藩財政の立て直しに取り組み、年貢徴収や検地を実施した。治水・治山事業を推進し、領民の暮らし向上を図った。学問の振興にも力を注ぎ、藩校の整備を進めた。1787年に急逝し、その短い治世は改革志向に満ちていた。

1760年宝暦 3月2日加藤泰候大洲藩主 1787年

天明7年2月29日

岡部長慎

(1787 - 1859)

第9代岡部藩主

江戸時代の岡部藩第9代藩主。

1787年に生まれ、第9代岡部藩主として家督を継いだ。領内の財政再建や農業振興に着手し、年貢制度の改革を行った。教育や治水事業にも関心を示し、藩民の福祉向上を目指した。幕府との連携を図り、外様大名としての安泰を維持した。1859年に死去し、その統治は安定期の礎となった。

1787年天明 2月29日岡部長慎岡部藩主 1859年

安政6年3月15日

丹羽長裕

(1859 - 1886)

第14代二本松藩主

江戸時代末期から明治時代初期にかけての二本松藩主。藩政改革に取り組み、維新後は新政府に仕えた。

1859年（安政6年）に生まれ、第14代二本松藩主を継いだ。家臣団の育成や財政改革を推進し、藩政の近代化を図った。明治維新後は版籍奉還により藩主職を退き、政府の中央機関で要職を歴任した。近代国家の礎づくりに参与し、地方行政の制度整備にも貢献した。1886年に没し、短い生涯ながら多くの改革を実現した。

1859年安政 3月15日丹羽長裕二本松藩主 1886年

1877年

松平恒雄

(1877 - 1949)

外交官、政治家

外交官政治家

明治から昭和期の外交官・政治家。外務省で要職を務め、日本の国際的地位向上に尽力した。

1877年に生まれ、東京帝国大学法科大学を卒業後、外務省に入省した。英国やフランスなど欧米各国の公使や大使を歴任し、日本の外交関係強化に努めた。政界にも進出し、議員として内政・外交問題に取り組んだ。晩年は外交顧問として後進の育成にも貢献した。1949年に没し、豊富な国際経験を残した。

1877年松平恒雄外交官政治家 1949年

1891年

朴春琴

(1891 - 1973)

政治家

1891年朴春琴 1973年

1894年

ニキータ・フルシチョフ

(1894 - 1971)

ソビエト連邦共産党第一書記

ソビエト連邦の政治家で、共産党第一書記などを務めた指導者。

1894年にウクライナで生まれ、貧しい労働者階級の出身。第二次世界大戦中に政治家として台頭し、スターリン没後の権力闘争を制した。 1956年にはスターリン批判を行い、脱スターリン化を推進。キューバ危機ではケネディ大統領との交渉を通じて核戦争回避に貢献した。 1964年に第一書記の座を追われ退任した後も、政治的影響力を持ち続けた。 1971年に死去し、冷戦期の重要指導者の一人として記憶されている。

1894年ニキータ・フルシチョフソビエト連邦 1971年

1916年

シリマヴォ・バンダラナイケ

(1916 - 2000)

政治家、スリランカ首相

政治家スリランカ首相

女性として初めてスリランカ（当時のセイロン）首相に就任した政治家。

1916年に生まれる。 1960年にスリランカ初の女性首相として就任し、教育や社会福祉の拡充を推進した。独立後の国づくりにおいて指導的役割を果たし、国民から高い支持を得た。在任中は非同盟運動にも積極的に関与し、国際舞台で活躍した。 2000年に逝去。

シリマヴォ・バンダラナイケスリランカ首相 2000年