1897年

第1回ボストンマラソン開催。

世界最古の市民マラソン大会、ボストンマラソンが初めて開催されました。
1897年4月19日、ボストン・アスレチック・アソシエーションが主催して初の市民マラソン大会が開催されました。 大会コースはベッドフォードまでの往復約24.5マイルで、当時のオリンピック競技に倣った設計でした。 同大会は大衆スポーツの普及に大きく寄与し、世界各地でマラソン大会開催の先駆けとなりました。 年々参加者数が増加し、現在では男女招待選手や車いす部門など多様化を遂げています。 歴史と伝統を誇る一戦として、毎年多くのランナーがボストンの地を目指します。
1897年 ボストンマラソン
1951年

第55回ボストンマラソンで、日本人で初参加の田中茂樹が優勝。

第55回ボストンマラソンで日本人初参加の田中茂樹が優勝し、世界のランナーを驚かせました。 日本マラソン界に快挙をもたらした大会です。
1951年4月19日、第55回ボストンマラソンがマサチューセッツ州で開催されました。 当時日本人として初めて出場した田中茂樹は、厳しい気候とコースにも負けず優れた走りを見せました。 彼は2時間22分台の好タイムでゴールに飛び込み、初参加初優勝を成し遂げました。 この快挙は戦後の日本スポーツ界に大きな希望を与え、多くの市民ランナーに刺激を与えました。 以後、日本人選手の海外マラソン参加が活発化するきっかけとなりました。
ボストンマラソン 田中茂樹