1303年
ローマ・ラ・サピエンツァ大学設立。
1303年にローマで設立された、ヨーロッパ最古級の大学の誕生を告げる出来事です。
1303年、教皇ボニファティウス8世が法王勅書によりローマ・ラ・サピエンツァ大学を設立しました。
中世ヨーロッパにおける学問の中心地として神学・法学・医学の教育を行い、多くの知識人を輩出。
大学名の「ラ・サピエンツァ」は「知恵」を意味し、学問探究の精神を象徴しています。
設立以来、政治や文化の担い手を育てる場としてローマ教皇庁とも深い関係を保ちました。
現在でもイタリア最大規模の総合大学として世界的に知られています。
1303年
ローマ・ラ・サピエンツァ大学
1901年
日本初の女子大学・日本女子大学校が開学。
1901年、日本初の女子大学『日本女子大学校』が開学し、女性教育の新時代が始まりました。
日本女子大学校は1901年に創立され、従来限られていた女性の高等教育への道を開拓しました。
女子高等教育の普及に大きく寄与し、その後多くの女性指導者や教育者を輩出しました。
創立当初は文学部や家政学部を中心に設置され、時代を先取りした教育理念が注目されました。
現在の日本女子大学は複数の学部を擁し、国内有数の女子総合大学として知られています。
女性の社会進出を支える学び舎として、今も高い評価を受けています。
1901年
日本女子大学校
1959年
日本初の修学旅行専用電車「ひので」「きぼう」が運行開始。
1959年4月20日に日本初の修学旅行専用電車「ひので」と「きぼう」の運行が開始されました。
日本国有鉄道(国鉄)は教育旅行の需要に応じ、修学旅行専用電車を初めて導入しました。 列車は「ひので」と「きぼう」と命名され、学生を東京・京都間などへ安全かつ快適に輸送しました。 専用車両には座席配置や荷物置き場が工夫され、旅行の効率化と学習効果向上を図りました。 この取り組みは戦後の教育旅行の普及を促し、多くの学校で活用されました。
修学旅行専用電車
「ひので」「きぼう」
1965年
青年海外協力隊の事務局が創設される。(青年海外協力隊の日)
1965年4月20日に青年海外協力隊の事務局が創設され、海外ボランティア活動が本格化しました。
青年海外協力隊は、発展途上国の社会開発を支援する日本のボランティア制度として1965年に発足しました。 事務局設立により隊員募集や研修、派遣体制が整備され、本格的な活動が開始されました。 医学、農業、教育など多様な分野で協力隊員が活動し、現地の生活向上や技術移転に貢献しました。 この取り組みは国際協力の新たなモデルとして国内外で評価され、今日まで継続しています。
1965年
青年海外協力隊
1989年
朝日新聞珊瑚記事捏造事件: 朝日新聞で沖縄の珊瑚への落書きが報道される。のち、報道した記者自身が傷付けたと分かり大きな不祥事に発展。
朝日新聞が沖縄の珊瑚に落書きがあったと報じたが、記者自身の捏造と判明したスキャンダル。
1989年4月20日、朝日新聞が沖縄県の珊瑚にいたずら書きがあったと報じました。
しかし後の調査で、記事を執筆した記者自身が珊瑚を傷つけた事実が判明し、大きな社会問題に発展。
事実関係の混乱と報道倫理の欠如が批判され、新聞社としての信頼を大きく損なう結果となりました。
朝日新聞は謝罪文を掲載し、編集局長が責任を取る異例の事態に。
この事件は日本のメディアにおけるフェイクニュース問題を先取りした事例として語り継がれています。
1989年
朝日新聞珊瑚記事捏造事件
朝日新聞