1839年

ジョン・バットマン

(1801 - 1839)

農家、探検家

農家 探検家
オーストラリア開拓期の探検家で、メルボルンの創設に関わったパイオニア。先住民との条約締結を試みた人物。
1801年にイギリス系移民の家系に生まれる。1835年、ポートフィリップ湾岸で農場を開きつつ探検を行い、現メルボルンの地を選定した。独自に先住民ディンゴ族との条約を結ぼうと試みたが、植民地政府から無効とされた。メルボルンの基礎を築いたことから「メルボルンの建設者」と呼ばれる。晩年は財政難や健康悪化に苦しみ、1839年に38歳で没した。
1839年 ジョン・バットマン 農家 探検家 1801年
1859年

アレクサンダー・フォン・フンボルト

(1769 - 1859)

博物学者、探検家

博物学者 探検家
ドイツ出身の博物学者・探検家。南北アメリカ大陸探検を通じて自然地理学の基礎を築いた。
1769年にプロイセン王国で生まれ、ベルリン大学などで科学を学んだ。1799年から1804年にかけて南北アメリカ大陸を横断し、植生・鉱物・気象など広範な観察を行った。その成果を『宇宙論(Kosmos)』としてまとめ、学際的な自然観を提示した。等温線図の作成や生物地理学の概念導入など、地理学・生態学の発展に大きく貢献した。晩年はヨーロッパ各地で講演を行い、多くの科学者に影響を与えた。1859年に90歳で逝去した。
1859年 アレクサンダー・フォン・フンボルト 博物学者 探検家 1769年