05月08日の誕生日 - 作家・文学者

1895年

エドマンド・ウィルソン

(1895 - 1972)

作家、文芸評論家

作家文芸評論家

アメリカの作家・文芸評論家。文学研究と批評で著名。

エドマンド・ウィルソン（1895-1972）はアメリカの作家・文芸評論家。フロイトやジェイムズ・ジョイスなど、海外文学の評論を精力的に行った。代表作には『パトリオティック・ゴア』や『アクスルズ・キャッスル』がある。文学だけでなく歴史や社会にも視野を広げ、幅広い著作を残した。批評家としての鋭い観察眼と博識さで、20世紀文学の理解に貢献した。晩年まで執筆活動を続け、後進の評論家にも影響を与えた。

1895年エドマンド・ウィルソン作家文芸評論家 1972年

1905年

佐賀省三

俳人、政治家

俳人政治家

俳人として自然や日常を詠み、政治家として地域振興に取り組んだ人物。

佐賀省三は1905年に生まれ、俳句の世界で独自の感性を発揮した。自然や季節の移ろいを巧みに切り取った簡潔な句は幅広い支持を集めた。一方で政治家としても活動し、地域の文化振興や生活環境の改善に尽力した。文学と政治を両立させたその生涯は、後進の俳人や地方自治の担い手に影響を与えた。没年は不詳ながら、その作品と功績は今日まで伝えられている。

佐賀省三没年不詳

1924年

大西民子

(1924 - 1994)

歌人

戦後の歌壇で活躍した女性歌人。繊細な感性で日常を詠み上げた。

1924年生まれの大西民子は、日常の情景や人間の感情を繊細に切り取った短歌を多数発表した。戦後の歌壇で独自の視点を持ち、同時代の歌人からも高い評価を受けた。作品集や歌集を通じて、その詩情豊かな表現は多くの読者に親しまれた。自由律の手法にも挑戦し、短歌の表現領域を広げる試みも行った。生涯を通じて歌を詠み続け、1994年の没まで情感あふれる作品を残した。

大西民子歌人 1994年

1928年

澁澤龍彦

(1928 - 1987)

フランス文学者、小説家

フランス文学者小説家

フランス文学者・小説家。幻想文学やシュルレアリスムの研究で名高い。

1928年生まれの澁澤龍彦は、フランス文学の翻訳と評論を通じて日本にシュルレアリスムや幻想文学を紹介した。自らも小説家として作品を発表し、『夢の美術館』や『高丘親王航海記』などで幻想的な世界を描き出した。翻訳家としても活躍し、多彩な作品群を遺した。独特の美意識と知識の深さでコアなファンを獲得し、文学界に新たな地平を切り拓いた。1987年に早逝したが、その先鋭的な作風は現在も多くの作家や研究者に影響を与え続けている。

1928年澁澤龍彦フランス文学者小説家 1987年

1928年

宗田理

(1928 - 2024)

小説家

日本の小説家。幅広いジャンルで作品を執筆した。

1928年生まれの宗田理は、青年向けから大人向けまで多様な小説作品を手がけた。物語性豊かなストーリーテリングで読者を引き込む筆致が特色である。時代背景や社会問題を描きながらも優れたエンターテイメント性を兼ね備えた作品が多い。翻訳やエッセイなども行い、その創作活動は多岐にわたった。2024年に逝去し、長年にわたる作家活動は高い評価を受けた。

宗田理 2024年

1936年

小池一夫

(1936 - 2019)

漫画原作者、脚本家

漫画原作者脚本家

『子連れ狼』などの原作者として知られる漫画脚本の第一人者。

小池一夫は1936年5月8日生まれの日本の漫画原作者、脚本家。1960年代から多数のヒット作を手がけ、『子連れ狼』や『コブラ』などが世界的に知られる。独特のストーリーテリングと緻密なキャラクター描写で、漫画業界に新たな地平を開いた。脚本家としてもテレビドラマや映画の企画に携わり、幅広い分野で活躍。2019年に逝去し、その功績は今も多くのクリエイターに影響を与え続けている。

1936年小池一夫漫画原作者脚本家 2019年

1937年

トマス・ピンチョン

小説家

アメリカの小説家。ポストモダン文学を代表する革新的な作品で知られ、謎めいた私生活でも知られる。

トマス・ピンチョン（Thomas Pynchon）はアメリカの小説家。 1937年5月8日、ニューヨークで生まれる。 1963年のデビュー作『V.』で文壇に登場し、1973年の『重力の虹』はポストモダン文学の金字塔とされる。複雑な構成と科学技術的要素を織り交ぜた難解な文体と、ブラックユーモアが特徴。メディアへの露出をほとんど避け、その謎めいた私生活でも知られる。

トマス・ピンチョン小説家

1940年

ピーター・ベンチリー

(1940 - 2006)

小説家

アメリカの小説家。ベストセラー『ジョーズ』の著者で、海洋保護活動家としても知られる。

ピーター・ベンチリー（Peter Benchley）は1940年5月8日、ニューヨークで生まれた小説家。 1974年に発表した『ジョーズ』が世界的ベストセラーとなり、同名映画は大ヒットを記録。以降も海洋を舞台にした小説を手掛け、海洋生物保護活動にも積極的に参加。 2006年に66歳で死去し、その功績は今も多くの読者に影響を与えている。

ピーター・ベンチリー 2006年

1941年

大笹吉雄

演劇評論家

1941年大笹吉雄演劇評論家

1960年

天童荒太

小説家

『永遠の仔』で文壇デビューし、深層心理を描く作風が評価された小説家です。

1994年に『永遠の仔』でデビューし、社会問題や人間の内面を抉り出す作風で注目。代表作『青の炎』『掌の子供』などがベストセラーとなり、映像化も多数行われました。数々の文学賞にノミネート・受賞し、現代日本文学を牽引する作家として知られています。緻密な心理描写と緊張感あふれるストーリーテリングで読者を魅了。大学では日本文学を専攻し、作家活動と並行して後進の指導にも携わっています。

1960年天童荒太

1965年

さくらももこ

(1965 - 2018)

漫画家、エッセイスト

漫画家エッセイスト

日本の漫画家、エッセイスト。代表作「ちびまる子ちゃん」で知られ、国民的人気を誇った。

1965年5月8日、静岡県清水市（現静岡市清水区）生まれ。 1984年にデビューし、1986年より『りぼん』で「ちびまる子ちゃん」の連載を開始。純朴でユーモラスな作風と、子供時代のエピソードを織り交ぜたストーリーが幅広い世代に支持された。 1990年にテレビアニメ化され、長寿番組として国民的な人気を博す。漫画だけでなくエッセイや小説も執筆し、繊細な筆致で日常の機微を描いた。 2018年8月15日に乳がんのため53歳で逝去、その生涯と作品は今も多くの人に愛され続けている。

1965年さくらももこ漫画家エッセイスト 2018年

1965年

東和広

漫画家

東和広