05月10日の命日 - 政治家・指導者

1034年

ミェシュコ2世

(990 - 1034)

ポーランド王

ポーランド王国の第2代国王。キリスト教化と国内統合に尽力した。

ミェシュコ2世（990年頃 - 1034年5月10日）は、ポーランド・ピャスト朝の国王。父ボレスワフ1世の後を継ぎ、1025年に初めてポーランド王として戴冠した。王位争いと外敵の侵攻により一時退位を余儀なくされたが、1032年に復位を果たした。在位中はキリスト教の普及と領土の統合に努め、ポーランド国家の基盤を強化した。1034年5月10日に没し、その死後、国内では混乱（異教復興運動）が生じた。

1034年ミェシュコ2世ポーランド王 990年

応永31年4月12日

後亀山天皇

(1347 - 1424)

第99代天皇

南北朝時代の第99代天皇。南朝最後の天皇として知られる。

後亀山天皇（1347年 - 1424年4月12日）は、日本の第99代天皇。南北朝時代の南朝最後の皇位継承者として即位し、1383年から1392年まで在位した。明徳の和約により北朝と合一した後、皇位を退いて上皇となり、京都で余生を送った。在位期には南朝の正統性を支える象徴的存在であり、文化振興にも一定の影響を与えた。1424年に没し、南朝の歴史に重要な位置を占める。

1424年応永 4月12日後亀山天皇天皇 1347年

1510年

カテリーナ・スフォルツァ

(1463 - 1510)

ルネサンス期イタリアの女性領主

イタリア・ルネサンス期の女性領主で『フォルリの虎女』と称された。

カテリーナ・スフォルツァ（1463年 - 1510年5月10日）は、イタリア・ルネサンス期の政治家・女性領主。フォルリやイモラの統治を担い、堅固な防衛で知られた。1499年の包囲戦では巧みな指揮で町を守り、『フォルリの虎女』の異名を得た。また、著名な美術工芸品のパトロンとして文化振興にも貢献し、息子ジョヴァンニ・デッレ・バンデ・ネーリ（伝説的傭兵隊長）の母としても知られる。1510年に没し、その勇気と統治手腕は後世に語り継がれた。

1510年カテリーナ・スフォルツァルネサンス 1463年

元文2年4月11日

中御門天皇

(1701 - 1737)

第114代天皇

江戸時代中期の第114代天皇。享保の改革期に在位した。

中御門天皇（1701年 - 1737年）は、日本の第114代天皇。1709年に即位し、徳川吉宗による享保の改革（1716年 - 1745年）の時代に宮廷を統括した。政治的な実権は幕府に委ねられていたものの、文化的・儀式的な役割を通じて朝廷の維持に努めた。和歌や書道に親しみ、自らも詠歌を残したとされる。1735年に退位し、1737年に没した。

1737年元文 4月11日中御門天皇 1701年

1774年

ルイ15世

(1710 - 1774)

フランス王

フランス王（在位1715年 - 1774年）。愛称は「愛されし王」と称されたが、晩年は失政も批判された。

ルイ15世は1710年にブルボン朝フランスで生まれ、幼くして王位を継承しました。治世初期は摂政時代を経て政治や文化の発展を促し、「愛されし王」と呼ばれました。しかし七年戦争での敗北や財政難など、治世後半は国力低下を招きました。宮廷文化の豪華さと浪費が批判され、フランス革命前夜の不満を募らせる一因となります。 1774年に64歳で死去し、その治世は評価が分かれるものとなりました。

1774年ルイ15世フランス 1710年

1818年

ポール・リビア

(1735 - 1818)

アメリカ独立運動家

アメリカ独立戦争の愛国者・銀細工師。有名な「ミッドナイト・ライド」で英国軍の接近を警告した。

ポール・リビアは1735年にマサチューセッツで生まれ、銀細工師として名を馳せました。独立戦争期には諜報活動や通信網の構築に関わり、ボストン茶会事件にも参加。 1775年4月、ロングフェローの詩でも有名な「ミッドナイト・ライド」で英国軍の進軍を警告しました。その後は政治・産業界でも活躍し、政治家として州議会にも参加しました。 1818年に83歳で死去し、アメリカ独立の象徴的存在となりました。

1818年ポール・リビアアメリカ独立 1735年

1897年

アンドレス・ボニファシオ

(1863 - 1897)

フィリピンの独立運動家

フィリピンの独立運動家。秘密結社カティプナンの創設者。スペインからの独立闘争を先導した。

アンドレス・ボニファシオは1863年にマニラ近郊で生まれた。 1892年に反スペイン統治を目的とする秘密結社カティプナンを設立した。労働者や農民を組織し、蜂起の準備を進めた。 1896年8月のフィリピン革命で先鋭的な指導力を発揮した。内部抗争により1897年に捕えられ、処刑された。今日もフィリピン独立の象徴として国民に敬愛されている。

1897年アンドレス・ボニファシオフィリピン 1863年

1910年

スタニズラオ・カニッツァーロ

(1826 - 1910)

有機化学者、政治家

有機化学者政治家

イタリアの有機化学者・政治家。アボガドロの法則の普及に貢献した。科学と政治の両面で活躍した。

スタニズラオ・カニッツァーロは1826年にパレルモで生まれた。 1858年のパビア会議で化学量論の整理を提唱し、分子量決定法を確立した。アボガドロの法則を理論的に支持し、元素周期表の発展に寄与した。後にイタリア統一運動に参加し、政治家としても名を馳せた。国会議員や上院議員を務め、科学教育の普及に努めた。 1910年に逝去し、化学史に大きな足跡を残した。

1910年スタニズラオ・カニッツァーロ 1826年

1954年

安藤紀三郎

(1879 - 1954)

政治家、陸軍軍人

政治家陸軍軍人

日本の政治家・陸軍軍人。戦前戦中の政軍双方で活躍した。

安藤紀三郎（1879-1954）は、日本の陸軍軍人、政治家。陸軍士官として軍務を経験した後、政界に転身し、地方自治や中央政府で職務を務めた。軍人としての視点を活かして国防・外交政策に関与し、政治家として国家運営に寄与した。同時に政治的・軍事的な観点から幅広い分野で活動し、戦前の日本政界に影響を与えた。晩年まで公職に携わり、国の基盤づくりに努めた。

1954年安藤紀三郎 1879年

1966年

栗栖赳夫

(1895 - 1966)

政治家、銀行家、法学者、元日本興業銀行総裁、第52代大蔵大臣

政治家銀行家法学者元日本興業銀行総裁第52代大蔵大臣

日本の政治家・銀行家・法学者。戦後経済の担い手の一人。

栗栖赳夫（1895-1966）は、日本の政治家、銀行家、法学者。日本興業銀行総裁として企業支援や金融政策に携わり、戦後の経済再建を支えた。その後、第52代大蔵大臣として財政政策を指導し、国家財政の安定化に努めた。法学者としての知見を生かし、金融制度や法制整備にも貢献した。政界と金融界の両面で活躍し、戦後日本の経済基盤づくりに大きな役割を果たした。

1966年栗栖赳夫日本興業銀行大蔵大臣 1895年

2006年

松野頼三

(1917 - 2006)

政治家、第36代農林大臣、第20代防衛庁長官、第16代労働大臣、第2代総理府総務長官

政治家第36代農林大臣第20代防衛庁長官第16代労働大臣第2代総理府総務長官

政治家として複数の閣僚ポストを歴任し、戦後日本の政策形成に携わった。

1917年に生まれ、政治家として活動を開始。第36代農林大臣をはじめ、防衛庁長官、労働大臣など要職を歴任。総理府総務長官として行政運営にも携わり、幅広い政策に影響を与えた。戦後日本の復興と発展に貢献し、党内外で信頼を集めた。 2006年に逝去。残した政治的足跡は現代にも受け継がれている。

2006年松野頼三農林大臣防衛庁長官労働大臣総理府総務長官 1917年

2009年

イーゴリ・エシポフスキー

(1960 - 2009)

政治家、元ロシアイルクーツク州知事

政治家元ロシアイルクーツク州知事

ロシア・イルクーツク州知事を務めた政治家。

イーゴリ・エシポフスキーロシアイルクーツク州知事 1960年