1888年

ブラジルで奴隷を解放する「Lei Áurea (黄金法)」が議会を通過。

ブラジル議会が奴隷を完全に解放する『黄金法』を可決し、南米最後の奴隷制度を廃止した。
ブラジル帝国では長らく黒人奴隷制が維持されてきました。1888年5月13日、女帝ドン・ペドロ2世の承認を経て『Lei Áurea(黄金法)』が議会を通過し、完全な奴隷解放が実現しました。この法律により南米最後の奴隷制度は法的に廃止されました。解放された元奴隷は自由の身となったものの、社会的な地位や経済的支援を欠く者も多く、課題も残りました。それでも法的平等の第一歩として歴史的な意義は大きく、ブラジル社会に大きな変革をもたらしました。現在も5月13日はブラジルで『黄金法記念日』として知られています。
1888年 ブラジル 奴隷 Lei Áurea (黄金法) 英語版
1970年

12日に発生した瀬戸内シージャック事件で警察が旅客船乗っ取り犯を射殺して解決。

瀬戸内海で起きた旅客船ハイジャック事件を警察が武力行使で解決した事件。
1970年5月12日、瀬戸内海を航行していた旅客船が犯人によりハイジャックされ、緊迫した状態が続きました。 翌5月13日、警察は突入作戦を実施し、犯人を射殺して事件を終結させました。 人質救出には成功したものの、犯人殺害の判断や警察の対応方法には賛否が分かれました。 この事件は国内で初めてのシージャックケースとされ、以後の治安対策強化の契機となりました。 同時に、船舶警備やテロ対策の法律整備の必要性が指摘されました。
1970年 12日 瀬戸内シージャック事件