06月03日の誕生日 - 政治家・指導者

1537年

ジョアン・マヌエル・デ・ポルトゥガル

(1537 - 1554)

ポルトガル王ジョアン3世と王妃カタリナ・デ・アウストリアの五男

ポルトガル王ジョアン3世の第五皇子。若くして病没し、その悲劇的な死が国を嘆かせた。

ポルトガル王ジョアン3世とハプスブルク家出身の王妃カタリナ・デ・アウストリアの第五皇子として生まれた。宮廷で人文主義教育を受け、医学や音楽にも造詣が深かった。 1552年にスペインのフアナと結婚し、外交的な役割を担うことが期待された。しかし1554年、若くして病没し国民に大きな衝撃を与えた。息子セバスティアン1世は彼の死後に即位し、その死が王位継承に影響を及ぼした。

1537年ジョアン・マヌエル・デ・ポルトゥガル 1554年

1540年

カール2世

(1540 - 1590)

オーストリア大公

神聖ローマ帝国領オーストリア大公として領土統治とカトリック復興に尽力した人物。

1540年に生まれ、1564年に当主としてチロル地方を相続した。カトリック信仰の擁護者として宗教改革に反対し、反宗教改革運動を支援した。防衛拠点の整備や行政改革を推進し、領国の安定化を図った。文芸や学術を保護し、宮廷に多くの学者を招致した。 1590年に50歳で死去し、その信仰と統治姿勢は高く評価された。

1540年カール2世 1590年

宝暦14年5月4日

本多助受

(1764 - 1824)

第5代飯山藩主

江戸時代中期の越後国飯山藩第5代藩主を務め、藩政を統括した大名。

江戸時代中期の大名で、越後国飯山藩の第5代藩主を務めた。藩政を統括し、領内の運営や治安維持に取り組んだ。財政管理や領民の生活向上のための施策を行った記録がある。文化や教育にも関心を寄せ、寺社や学問所の支援を行った。 1824年に没し、その統治は藩の発展に貢献した。

1764年宝暦 5月4日本多助受飯山藩主

1770年

マヌエル・ベルグラーノ

(1770 - 1820)

アルゼンチンの政治家・軍人。アルゼンチン独立運動指導者の一人

アルゼンチン独立運動の指導者であり、国旗の考案者として知られる政治家・軍人。

1770年に生まれ、ブエノスアイレスで法律や経済を学ぶ。スペインからの独立を目指し、1806年以降、軍事指導者として活躍。 1812年には現在のアルゼンチン国旗のデザインを考案し、国家シンボルを定めた。政治家としても辣腕を振るい、関税自主権や土地改革などを提唱。 1820年に没するまで、南米独立運動の中心人物として尊敬を集めた。

1770年マヌエル・ベルグラーノ 1820年

1808年

ジェファーソン・デイヴィス

(1808 - 1889)

アメリカ連合国大統領

南北戦争時のアメリカ連合国初代大統領として知られる政治家。

1808年にケンタッキー州で生まれ、ミシシッピ州のプランテーションで育つ。アメリカ下院議員や陸軍長官を歴任し、政治的キャリアを積んだ。 1861年、南部諸州によるアメリカ連合国の大統領に選出され、4年間指導。南北戦争終結後は投獄されるも、後に赦免を受けて静かな余生を過ごした。 1889年に没し、その政治的決断はアメリカ史に大きな議論を呼んだ。

1808年ジェファーソン・デイヴィスアメリカ連合国大統領 1889年

1843年

フレゼリク8世

(1843 - 1912)

デンマーク国王

デンマークの国王（在位1906–1912）として知られる君主。

1843年に王家の一員として生まれ、王太子として育てられる。 1906年に父クリスチャン9世の死去をうけて即位。立憲君主制下で象徴的な役割を果たし、社会福祉の拡充に関心を寄せた。芸術や文化の振興にも意欲を示し、多くの事業を後押しした。 1912年に在位中に没し、弟クリスチャン10世が王位を継承した。

1843年フレゼリク8世デンマーク国王 1912年

1844年

ギャレット・A・ホーバート

(1844 - 1899)

政治家

アメリカ合衆国第24代副大統領を務めた政治家。

1844年にニュージャージー州で生まれ、弁護士としてのキャリアをスタート。州議会議員や企業顧問を経て、共和党内で勢力を伸ばす。 1897年から1901年までマッキンリー大統領の下で副大統領を務めた。ホワイトハウスでは政策形成に積極的に関与し、内政に影響を与えた。 1899年に在任中に没し、献身的な職務遂行で知られる。

1844年ギャレット・A・ホーバート 1899年

1865年

ジョージ5世

(1865 - 1936)

イギリス王

イギリス国王（在位1910-1936）。第一次世界大戦期の君主。

1865年にサンドリンガム宮殿で生まれる。 1910年に父エドワード7世の後を継いで即位。第一次世界大戦中に王室のドイツ系称号を廃止し、「ウィンザー朝」と改名。戦後は社会変動や経済不況に対応し、立憲君主制を維持。 1936年に在位26年で崩御し、息子エドワード8世が即位した。

1865年ジョージ5世イギリス王 1936年

1899年

左藤義詮

(1899 - 1985)

政治家

日本の政治家。戦後の国政で衆議院議員を務め、地域振興と社会福祉の向上に尽力しました。

1899年生まれの左藤義詮は、戦後の政治活動に参加し、補欠選挙で衆議院議員に初当選しました。在任中は農業振興や地方経済の活性化、社会福祉政策の推進に取り組みました。委員会活動や地元自治体との連携を重視し、地域と国政をつなぐ架け橋として活動しました。また、政党内でも調整役を担い、協調的な政治運営を志向しました。1985年に逝去するまで、国民生活の向上を目指し尽力した政治家として知られています。

1899年左藤義詮政治家 1985年

1901年

張学良

(1901 - 2001)

軍人、政治家

軍人政治家

中国の軍人・政治家。若き東北軍司令官として知られ、後に蒋介石拘束（西安事件）で歴史に名を刻みました。

1901年に奉天（現・瀋陽）で生まれた張学良は、父張作霖の死後東北軍を継承し、若くして重鎮となりました。軍閥同士の抗争を経て対日協調派に転じ、抗日民族統一戦線に向けて蒋介石の封鎖を図ります。1936年の西安事件では蒋介石を拘束し、国共合作を実現させた立役者となりました。その後は軟禁生活を送り、最終的にアメリカへ移住して余生を過ごしました。2001年に亡くなるまで、中国近代史における重要な人物として評価されています。

1901年張学良 2001年

1906年

八田一朗

(1906 - 1983)

アマチュアレスリング選手、指導者、政治家

アマチュアレスリング選手指導者政治家

日本のアマチュアレスリング選手として国際大会で活躍し、その後指導者・政治家としても活動した。

1906年6月3日生まれ。若くしてアマチュアレスリングの全国大会で優勝し、国内外の競技会に出場した。選手引退後はコーチとして後進の育成に尽力し、多くの選手をオリンピックに送り出した。さらに政治の世界に転身し、地元選出の議員としてスポーツ振興や地域活性化に取り組んだ。1983年に没し、競技者・指導者・政治家と三つの顔を持つ先駆者として記憶されている。

八田一朗アマチュアレスリング 1983年

1924年

M・カルナーニディ

(1924 - 2018)

政治家、文学者

政治家文学者

インドの政治家。タミル・ナードゥ州首相などを務め、タミル文学にも造詣が深い。

M・カルナーニディは1924年6月3日、インドのタミル・ナードゥ州で生まれた。 DMK党（Dravida Munnetra Kazhagam）の創設メンバーとして政治活動を開始。 1969年から2011年まで5期にわたりタミル・ナードゥ州首相を務め、社会改革や経済開発を推進。タミル語による戯曲や詩を多数執筆し、文化面でも大きな影響を与えた。国内外で数々の賞を受賞し、政治と文学の両面で活躍した。 2018年に94歳で逝去し、インド社会に深い足跡を残した。

M・カルナーニディ 2018年