06月05日の命日 - 科学者・研究者

1716年

ロジャー・コーツ

(1682 - 1716)

数学者

英国の数学者。ニュートン『プリンキピア』の第二版の校訂を担当。

1682年プリマス生まれの数学者。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで研究・教育に従事した。ニュートンの『プリンキピア』第二版（1713年）の編集・校訂を担当。コーツの定理や微積分の解説で微積分学の普及に寄与。反射望遠鏡の設計にも携わり、光学分野にも関心を示した。短い生涯ながら、数学・物理学の両分野に影響を残した。

1716年ロジャー・コーツ 1682年

1983年

クルト・タンク

(1898 - 1983)

エンジニア

ドイツの航空機技術者。FW190戦闘機の設計で知られる。

1898年に生まれ、航空工学を学んだ後、フォッケウルフ社に参加。第二次世界大戦中は主力戦闘機FW190の設計を指揮し、その性能は高く評価された。戦後はアルゼンチンなど海外でも航空プロジェクトに携わった。1983年6月5日に没した。

1983年クルト・タンク 1898年

2003年

吾郷清彦

(1909 - 2003)

超古代史研究家

日本の超古代史研究家。古代文明の痕跡を追究し、独自の仮説を提唱した。

1909年に生まれ、国内外の遺跡調査や文献研究を通じて古代文明の研究に取り組んだ。従来の歴史学会では異端とされた超古代文明論を数多く発表し議論を呼んだ。代表著作に『古代日本文明の源流』がある。学会の枠にとらわれないフィールドワークで注目を集めた。2003年6月5日に逝去した。

2003年吾郷清彦 1909年

2010年

松岡三郎

(1915 - 2010)

法学者、明治大学名誉教授

法学者明治大学名誉教授

日本の法学者、明治大学名誉教授。行政法を専門とした。

1915年に東京で生まれ、東京帝国大学法学部を卒業後に明治大学法学部で教鞭を執った。行政法学の研究者として、地方自治や行政手続きの理論構築に大きく貢献した。多数の論文や著書を発表し、後進の育成に尽力した。1990年代には行政改革に関する政府委員会の委員を務めた。2010年6月5日に逝去し、学界から深い哀悼の意が寄せられた。

2010年松岡三郎法学者明治大学 1915年

2014年

松原秀一

(1930 - 2014)

フランス文学者、慶應義塾大学名誉教授

フランス文学者慶應義塾大学名誉教授

フランス文学者、慶應義塾大学名誉教授。1930年生まれ。

松原秀一は1930年に生まれ、フランス文学を専門に研究しました。慶應義塾大学で長年教鞭を執り、多岐にわたるフランス文学研究を行い、多数の論文や著書を発表しました。日本におけるフランス文学研究の発展に寄与し、教育者としても多くの学生を指導しました。後進の育成に力を注ぎました。2014年6月5日に逝去しました。

2014年松原秀一慶應義塾大学 1930年

2015年

清水信義

(1941 - 2015)

遺伝学者、慶應義塾大学名誉教授

遺伝学者慶應義塾大学名誉教授

遺伝学者、慶應義塾大学名誉教授。1941年生まれ。

清水信義は1941年に生まれ、慶應義塾大学で遺伝学の研究と教育に従事しました。分子遺伝学や細胞遺伝学の分野で研究成果を挙げ、日本の生命科学の発展に寄与しました。多数の学術論文や研究発表を通じて国際的にも知られました。教育者としても学生の育成に力を注ぎ、多くの研究者を輩出しました。2015年6月5日に逝去しました。

2015年清水信義遺伝学者慶應義塾大学 1941年

2016年

ジェローム・ブルーナー

(1915 - 2016)

心理学者

アメリカの心理学者、認知心理学の先駆者。教育にも大きく貢献。

1915年にニューヨークで生まれ、コロンビア大学で心理学を学んだ。認知発達理論を研究し、発達心理学と教育心理学の橋渡しを行った。ナラティブ心理学のアプローチを提唱し、物語を通じた学習モデルを構築した。著書は世界中で翻訳され、教育現場や研究者に影響を与えた。多くの弟子を育て、心理学界に大きな足跡を残した。 2016年6月5日に逝去。

ジェローム・ブルーナー 1915年

2018年

荒田吉明

(1924 - 2018)

金属工学者、大阪大学名誉教授

金属工学者大阪大学名誉教授

金属工学者、大阪大学名誉教授。材料科学の第一人者。

1924年生まれ。工学を専攻し、金属材料の研究を始めた。大阪大学で教鞭を執り、金属疲労や高温強度に関する研究成果を多数発表した。耐熱合金や磁性材料などの開発にも貢献し、産業界との共同研究を推進した。学会活動や論文指導を通じて多くの後進を育成した。 2018年6月5日に逝去。

2018年荒田吉明金属工学者大阪大学 1924年

2020年

川崎富作

(1925 - 2020)

医師、医学博士、川崎病発見者

医師医学博士川崎病発見者

川崎病を初めて報告した日本の小児科医・医学博士。

川崎富作は1925年に東京で生まれた医学博士。 1967年に小児の原因不明の発熱性疾患を報告し、「川崎病」と命名。病気の早期診断と治療法確立に尽力し、小児医療に大きな貢献を果たした。多数の論文や講演を通じて国内外に研究成果を発信。後進の研究者育成にも力を注ぎ、学界での評価も高い。 2020年6月5日に95歳で死去した。

川崎富作川崎病 1925年

2024年

遠藤章

(1933 - 2024)

農芸化学者、東京農工大学特別栄誉教授

農芸化学者東京農工大学特別栄誉教授

東京農工大学の特別栄誉教授として農芸化学分野で功績を残した研究者です。

1933年生まれの遠藤章は、日本を代表する農芸化学者として知られます。東京農工大学において長年にわたり教授を務め、植物生理学や農産物加工技術の研究で多くの成果を挙げました。特に植物ホルモンの作用解明や発酵技術の応用に関する研究が高く評価され、農業分野の発展に寄与しました。教育者としても熱心に学生を指導し、多くの研究者を育成。 2024年に逝去し、その業績は今も多くの研究者に受け継がれています。

2024年遠藤章農芸化学者東京農工大学 1933年