06月07日

命日 - 作家・文学者

1848年

ヴィッサリオン・ベリンスキー

(1811 - 1848)

文芸評論家

文芸評論家
ロシア近代批評の父と称される、影響力の大きい文芸評論家です。
1811年に生まれ、サンクトペテルブルク大学で学びました。 青年期から文芸評論を執筆し、ゴーゴリやプーシキンを高く評価しました。 リアリズム文学の必要性を説き、社会的テーマを文学に取り込むことを提唱しました。 『文学ノート』などの評論集でロシア文学の自律性と社会的使命を主張しました。 1848年に没しましたが、その思想は後続の作家や評論家に大きな影響を与えました。
1848年 ヴィッサリオン・ベリンスキー 文芸評論家 1811年
1964年

高群逸枝

(1891 - 1964)

民俗学者、詩人

民俗学者 詩人
日本の民俗学者・詩人として女性研究者の先駆け。
1891年に岩手県で生まれ、京都帝国大学で史学を学んだ後、民俗学の研究に専念。 全国各地の祭りや伝承をフィールドワークで記録し、学術誌や著書で発表。 詩人としても作品を発表し、民俗と文学を融合させた独自の視点を示しました。 女性として初期の日本民俗学界で活躍し、後進の研究者に大きな影響を与えました。 1964年に没し、その功績は現在も高く評価されています。
1964年 高群逸枝 民俗学者 詩人 1891年
1966年

ジャン・アルプ

(1886 - 1966)

彫刻家、画家、詩人

彫刻家 画家 詩人
ダダイスムを代表する彫刻家・画家・詩人。
1886年にストラスブール（当時は独仏領）で生まれ、スイスで活動を開始。 1910年代にダダ運動に参加し、伝統的な芸術形式を批判。 抽象彫刻やコラージュで知られ、有機的なフォルムを追求。 詩人としても作品を発表し、言語と視覚芸術の融合を模索。 1966年にパリで没し、生涯を通じて前衛芸術の発展に貢献しました。
ジャン・アルプ 彫刻家 画家 詩人 1886年
1970年

E・M・フォースター

(1879 - 1970)

小説家

小説家
イギリスの小説家。『眺めのいい部屋』など人間関係や階級差を描いた作品で知られる。
1879年ロンドンに生まれる。 ケンブリッジ大学で学び、回想文や社交批評を執筆。 『眺めのいい部屋』(1908)や『ハワーズ・エンド』(1910)などで階級や愛をテーマに描く。 『インドへの道』(1924)では植民地インドの複雑な状況を鋭く考察。 その穏やかな文体と深い人間洞察で20世紀文学に大きな影響を与えた。 1970年6月7日に逝去した。
1970年 E・M・フォースター 小説家 1879年
1980年

ヘンリー・ミラー

(1891 - 1980)

小説家

小説家
アメリカの小説家。自由奔放な文体で物議を醸した作品群で知られる。
1891年にニューヨークで生まれる。 20代で職を転々としながら執筆を続ける。 1934年発表の『北回帰線』で過激な描写が注目を集める。 続く『南回帰線』『谷間の百合』と合わせて三部作を形成。 パリでの放浪生活を題材に人間の本能や孤独を探求。 1980年6月7日に亡くなり、前衛的文学の先駆者として評価される。
1980年 ヘンリー・ミラー 1891年
2020年

田畑精一

(1931 - 2020)

絵本作家、挿絵画家

絵本作家 挿絵画家
絵本作家と挿絵画家として子どもたちに愛された人物。
田畑精一は1931年に生まれ、日本の絵本作家・挿絵画家として活動しました。 数々の絵本作品で独特のイラストと物語を提供しました。 その温かみのあるタッチは多くの読者に親しまれました。 詳細な代表作は資料によって異なります。 2020年6月7日にこの世を去り、長年にわたり児童文学の発展に貢献しました。
田畑精一 1931年