1517年

レンベルト・ドドエンス

(1517 - 1585)

医師、植物学者

医師 植物学者
16世紀のフランドル出身の医師・植物学者。植物学書『Cruydeboeck』で知られる。
レンベルト・ドドエンス(1517-1585)は、フランドルの医師・植物学者。 1554年に出版した植物誌『Cruydeboeck』は、当時としては詳細な記述を持つ画期的な著作となった。 アントウェルペン大学で医学を学び、後にルーヴェン大学で教壇に立った。 植物の分類や薬用植物の利用について体系的にまとめ、後世の博物学研究に大きな影響を与えた。 オランダのライデン大学教授として招かれ、植物園の整備にも携わった。 晩年は医学と植物学の両面から自然観察を続け、生物学発展の基礎を築いた。
1517年 レンベルト・ドドエンス 医師 植物学者 1585年
文化12年5月22日

浅田宗伯

(1815 - 1894)

漢方医

漢方医
江戸時代後期から明治期に活躍した漢方医。漢方医学の普及に尽力した。
浅田宗伯(1815-1894)は、日本の漢方医。 江戸で医学を学び、伝統的な漢方医学の診断・治療法を研究した。 漢方薬の調合や病態に基づく処方の工夫で評判を集めた。 明治維新後も漢方医学の価値を説き、西洋医学との共存を図った。 多くの医師を育成し、漢方医療の普及に貢献した。 著書には漢方理論や臨床例をまとめたものが残されている。
1815年 文化 5月22日 浅田宗伯 漢方医 1894年
慶応2年5月17日

高楠順次郎

(1866 - 1945)

仏教学者

仏教学者
明治から昭和時代にかけて活躍した仏教学者。パーリ語やサンスクリット語の原典研究を通じて仏教研究の発展に寄与。
1866年に生まれ、東京帝国大学で仏教学を学ぶ。 上座部仏教のパーリ語経典の翻訳・出版に尽力し、国内外の研究者との交流を深めた。 教壇では後進の育成に力を注ぎ、多くの著作を残す。 昭和時代には文化勲章を受章し、その功績が高く評価された。 1945年に没し、近代日本仏教学の基盤を築いた一人として知られている。
1866年 5月17日 高楠順次郎 仏教学者 1945年
1906年

朱牟田夏雄

(1906 - 1987)

イギリス文学者

イギリス文学者
英国文学研究の第一人者。シェークスピアやヴィクトリア朝文学の批評で著名。
1906年に生まれ、東京帝国大学英文科で学ぶ。 英国留学を経て、英文学者として文学史や批評研究に従事。 シェークスピア研究やディケンズ論など、多数の論文と書籍を発表。 大学教授として後進の指導にあたり、日本における英文学研究の基礎を築く。 1987年に没し、学界に大きな影響を与えた。
1906年 朱牟田夏雄 イギリス文学者 1987年
1909年

伏見康治

(1909 - 2008)

理論物理学者

理論物理学者
量子力学や固体物理学の分野で研究を行った理論物理学者。
1909年に生まれ、東京帝国大学理学部で物理学を専攻。 卒業後に海外留学し、量子力学の先端研究に携わる。 帰国後は大学教授として量子場理論や固体物理の研究を推進。 多数の論文を発表し、物性研究や教育面で後進の育成に努める。 2008年に没し、日本の理論物理学界に貢献した。
1909年 伏見康治 理論物理学者 2008年
1928年

松尾浩也

(1928 - 2017)

法学者

法学者
日本の法学者。憲法学や行政法の研究で知られる。
1928年に生まれ、東京大学で法学を学ぶ。 憲法学を専門とし、家族法や行政法の研究で知られる。 多数の学術論文や著書を発表し、法学教育にも尽力。 日本の司法制度改革や法哲学の普及にも寄与した。 2017年に逝去し、多くの法曹界関係者に影響を与えた。
1928年 松尾浩也 法学者 2017年
1934年

吉川元忠

(1934 - 2005)

経済学者

経済学者
日本の経済学者。経済理論や財政政策の研究で知られる。
吉川元忠は1934年6月29日生まれ。東京大学で経済学を学び、博士号を取得した。マクロ経済学や財政政策を中心に研究を進め、多くの論文や著書を発表した。大学教授として後進の育成にも力を注ぎ、日本の経済政策に影響を与えた。2005年に逝去した。
1934年 吉川元忠 経済学者 2005年