07月11日の出来事 - 社会・暮らし

1833年

オーストラリアでアボリジニ・ヌンガー族の戦士イェーガンが、彼の首にかけられた賞金狙いの白人少年により射殺される。

オーストラリア先住民の戦士イェーガンが射殺される。植民地支配下での衝突の一幕。

ヌンガー族の若き戦士イェーガンは開拓者から抵抗の象徴と見なされていた。賞金目当てで追跡した白人少年が7月11日にイェーガンを射殺した。遺体は切り刻まれ、その一部が異国へ持ち去られたと伝えられる。植民地時代の先住民族と入植者の暴力的対立を象徴する悲劇的事件である。後のオーストラリア史における先住民虐待の教訓として記憶されている。

1833年オーストラリアアボリジニヌンガー族英語版イェーガン

1950年

日本労働組合総評議会（総評）結成。

1950年7月11日、日本の労働組合運動を統一する「日本労働組合総評議会（総評）」が結成された。

1950年7月11日、日本の労働組合運動を統一するため「日本労働組合総評議会（総評）」が結成された。占領期に制定された労働組合法を背景に、既存の産別組織や連合会が合同して発足。総評は社会党系を中心に構成され、賃上げや労働条件改善を軸に運動を展開した。発足以来、日本の高度経済成長期を通じて組合運動の主導的役割を果たし、政治的影響力も大きかった。 1964年に連合（日本労働組合総連合会）へと発展し、現代の労働運動の礎を築いた。

日本労働組合総評議会

1963年

老人福祉法公布。

高齢者の福祉向上を目的とした老人福祉法が公布されました。

1963年7月11日、日本で高齢者の生活と福祉を総合的に支援する老人福祉法が公布されました。法改正により、福祉施設の整備や在宅サービスの提供が制度化されました。老人福祉センターの設置や、訪問介護の導入が義務づけられました。この法律は高齢社会への対応を図るもので、多様なサービス展開の基盤となりました。以降、高齢者福祉政策はさらに拡充されていきました。

1963年老人福祉法

1987年

国連の推計で、この日に世界の人口が50億人を超えたとされていた。そのため、この日は「世界人口デー」に制定されている。

1987年7月11日、世界の人口が50億人を超えた日として『世界人口デー』が制定されました。

国連は1987年7月11日を世界の人口が50億人を超えた日と推計し、世界人口デーと定めました。この日は人口問題への関心を高めるための啓発活動やセミナーが各地で行われています。特に途上国での保健教育や家族計画、人権尊重に関連するキャンペーンが活発です。世界人口デーは毎年7月11日に国際機関やNGOが協力して実施し、持続可能な開発目標とも連動しています。人口増加が及ぼす環境や経済への影響を考える重要な機会となっています。

1987年国連世界の人口世界人口デー