天明7年6月7日
御所千度参りはじまる。この日から京都御所のまわりで大勢の人々が連日お千度参りを行い、12日目には約7万人がつめかけた。
1787年6月7日から京都御所周辺で行われた巡礼行事「御所千度参り」が始まり、多くの人々が参加しました。
御所千度参りは、京都御所の周囲を千回巡礼することで願掛けを行う民間信仰の一種です。1787年6月7日に始まり、その後12日間で約7万人の参拝者が詰めかけました。天明の大飢饉など社会不安が背景にあり、人々は災厄を避けるために熱心に参拝しました。この行事は江戸時代後期の民衆信仰や地域コミュニティの結びつきを象徴するものとして知られています。京都御所の周囲は限られた道幅にもかかわらず、終日にぎわいを見せ、当時の人々の信仰心の高さをうかがわせました。
1787年
天明
6月7日
御所千度参り
京都御所