07月26日の命日 - 政治家・指導者

70年

垂仁天皇

第11代天皇

日本の第11代天皇。実在性は不確かで、古代の伝説と史実が混在する人物。

古事記や日本書紀などの史書に記される第11代の天皇。治世や事績には多くの神話的エピソードが含まれ、実在性には諸説がある。在位期間は紀元前29年頃から70年頃とされるが正確な年代は未詳。皇位継承や祭祀など古代国家形成期の儀礼的背景が色濃く残っている。その事績は後世の天皇制正当化の物語としても引用される。

70年垂仁天皇天皇紀元前69年

811年

ニケフォロス1世

東ローマ皇帝

東ローマ帝国の皇帝（在位802–811）。財政再建と軍事改革を推進した。

生年は760年頃とされ、官僚出身の実力者として台頭した。皇帝即位後は国家財政の立て直しに取り組み、重税政策を実施した。軍事面では東方国境の防衛強化や諸民族との戦闘に注力した。厳格な統治姿勢から「軍人皇帝」とも呼ばれ、811年の対ブルガリア戦で戦死した。

811年ニケフォロス1世東ローマ皇帝 760年

天授6年/康暦2年6月24日

光明天皇

(1322 - 1380)

北朝第2代天皇

南北朝時代の北朝第2代天皇。権力闘争の中で在位した。

1322年に光厳天皇の皇子として生まれ、1336年に北朝第2代天皇として即位した。在位中は南朝との対立が続き、管領細川氏ら有力守護大名が実権を掌握していた。朝廷の財政難や内紛が深刻化する中、実質的な政治は執事や管領が代行することが多かった。1380年に譲位し、法皇として余生を過ごした。

1380年天授康暦 6月24日光明天皇北朝天皇 1322年

永禄9年7月10日

近衛稙家

(1503 - 1566)

公卿

室町時代中期の公卿。近衛家に生まれ、朝廷で重職を務めた。

1503年に五摂家・近衛家の家に生まれ、朝廷内の要職を歴任した。内裏警護や朝儀を担当する治部卿などを務め、朝廷の運営に関与。将軍家や幕府との関係調整に奔走し、公家社会で影響力を保持した。和歌や連歌の文化振興にも携わったとされる。1566年に死去した。

1566年永禄 7月10日近衛稙家公卿 1503年

1630年

カルロ・エマヌエーレ1世

(1562 - 1630)

サヴォイア公

16世紀イタリアのサヴォイア公国の君主。領土拡大と文化事業を推進。

1562年にサヴォイア家の嫡子として生まれ、1580年に公位を継承した。領土防衛と外交に力を注ぎ、フランスやスペインとの関係調整に奔走した。カトリック教会との協調を重視し、宗教施設や芸術支援を行った。城館建築や防衛施設の整備にも取り組み、国力の向上に寄与した。1630年に死去し、息子アレッサンドロ1世が後を継いだ。

1630年カルロ・エマヌエーレ1世サヴォイア公 1562年

1863年

サミュエル・ヒューストン

(1793 - 1863)

テキサス共和国大統領

テキサス共和国の政治家で初代大統領。アメリカ南部の開拓と独立に貢献した。

1793年にテネシー州で生まれ、アメリカ独立戦争後の西部開拓に関わる。テキサス共和国時代には初代大統領および第3代大統領を務め、メキシコからの独立を勝ち取る原動力となった。米国議会下院議員やテネシー州知事も歴任し、アメリカ南北戦争前の政治的影響力を持った。インディアン政策にも深く関与し、部族と交渉を重ねた。1863年に没するまで、その異色の経歴で国境地帯の歴史に大きな足跡を残した。

1863年サミュエル・ヒューストンテキサス共和国 1793年

1867年

オソン1世

(1815 - 1867)

ギリシャ王

近代ギリシャ初代国王。バイエルン出身の王が新国家建設を導いた。

1815年にバイエルン王子として生まれ、1832年にギリシャ王国の初代国王として即位した。ギリシャ独立後の国家統治に向け、行政制度や軍隊の改革を試みた。バイエルンの顧問団と共に近代化政策を推進し、インフラ整備も進展させた。しかし宗教や政治的対立から不満が高まり、1843年に退位を余儀なくされた。後年はヨーロッパ各地で余生を過ごし、1867年に逝去した。

1867年オソン1世ギリシャ王 1815年

1872年

アレクサンダー・ウィリアムズ・ランドール

(1819 - 1872)

元ウィスコンシン州知事、第25代アメリカ合衆国郵政長官

元ウィスコンシン州知事第25代アメリカ合衆国郵政長官

アメリカの政治家・行政官。ウィスコンシン州知事や郵政長官を歴任した。

1819年にコネチカット州で生まれ、法律家としてキャリアを開始した。1861年から1862年までウィスコンシン州知事を務め、南北戦争中の州民動員や資金調達に尽力した。1866年には第25代アメリカ合衆国郵政長官に就任し、郵便制度の近代化に貢献した。州知事としての実績を評価され、共和党の要職を歴任した。1872年に逝去し、公共サービス分野での功績が後世に語り継がれている。

1872年アレクサンダー・ウィリアムズ・ランドールウィスコンシン州知事アメリカ合衆国郵政長官 1819年

明治5年6月21日

山内容堂

(1827 - 1872)

第15代土佐藩主

幕末期の土佐藩主。尊王攘夷運動の中心人物として知られる。

1827年に江戸で生まれ、土佐藩第15代藩主を継いだ。藩政改革を推進し、財政再建や軍備強化に尽力した。尊王攘夷思想を掲げ、坂本龍馬ら志士との交流を通じて倒幕運動を支援した。幕末の動乱期に土佐藩が表舞台で果たした役割に大きく貢献した。明治維新後は華族に列せられ、1872年に没した。

1872年明治 6月21日山内容堂土佐藩主 1827年

1926年

ロバート・トッド・リンカーン

(1843 - 1926)

元アメリカ合衆国陸軍長官

エイブラハム・リンカーンの長男として知られ、アメリカ合衆国陸軍長官を務めた政治家。

1843年、アメリカでエイブラハム・リンカーンの長男として誕生。法律を学び弁護士として活動した後、1881年から1885年にかけてアメリカ合衆国陸軍長官を務め、軍の近代化を推進した。後に駐英公使として外交の舞台にも立ち、プルマン社の社長として実業界で手腕を発揮した。政治家としてだけでなく、実業家としても多方面で活躍し、アメリカの発展に貢献した。晩年まで社会的影響力を保ち、父の遺産を継承した存在として注目を集めた。

1926年ロバート・トッド・リンカーンアメリカ合衆国陸軍長官 1843年

1944年

レザー・シャー

(1878 - 1944)

イラン・パフラヴィー朝初代国王

イラン・パフラヴィー朝の創始者で近代化改革を推進した初代国王。

1878年にイランで生まれたレザー・シャーは、1921年のクーデターを経て1925年にパフラヴィー朝を樹立し、第1代国王に就任した。鉄道建設や警察制度の整備、教育改革などを進め、イランの近代化に大きく貢献した。女性の解放や西洋化政策を推進し、伝統的な宗教指導層と対立することもあった。外交面でもオスマン帝国やイギリスとの関係を見直し、自立路線を模索した。1944年、亡命先の南アフリカでその生涯を終えた。

1944年レザー・シャーイランパフラヴィー朝 1878年

1952年

エバ・ペロン

(1919 - 1952)

アルゼンチンのファン・ペロン大統領夫人

アルゼンチンのファーストレディであり、慈善活動や労働運動を支援した。

エバ・ペロンは1919年にアルゼンチンで生まれ、フアン・ペロン大統領の最初の夫人となった。ファーストレディとして貧困層や労働者の福祉向上に尽力し、慈善団体を設立して支援活動を展開した。彼女の強いカリスマ性と情熱は国民に『エヴィータ』という愛称で親しまれ、女性の社会的地位向上にも貢献した。テレビやラジオでの演説は大きな影響力を持ち、文化的象徴としても人気を博した。 1952年に33歳の若さで亡くなったが、その生涯は映画や音楽作品で取り上げられ続けている。

1952年エバ・ペロンアルゼンチンファン・ペロン大統領 1919年