慶長15年6月13日

徳川家康の命で京都の商人・田中勝介らが鉱山技師を招くためにメキシコへ向けて出航。翌年帰国。

徳川家康の命で京都の商人らが鉱山技師を招聘するためにメキシコへ航海した。
江戸幕府は銀山開発のために優れた鉱山技術を求め、1610年8月1日に京都の商人・田中勝介らを派遣しました。使節団はメキシコまで往復する過酷な海路に挑み、翌年に帰国しました。彼らはスペイン植民地で発展していた鉱山技術の導入を目指し、炉の設計や採鉱技術を学ぶことが目的でした。持ち帰った技術は日本国内の金銀山開発に応用され、幕府の財政基盤強化に寄与しました。この遠征は江戸時代前期における技術交流の先駆けとなりました。
1610年 慶長 6月13日 田中勝介 メキシコ
1774年

イギリスの化学者ジョゼフ・プリーストリーが酸素の単離に成功。翌1775年3月15日、酸素発見に関する論文をロンドン王立協会に提出した。

ジョゼフ・プリーストリーが酸素を単離し、化学史に大きな足跡を残した。
1774年8月1日、イギリスの化学者ジョゼフ・プリーストリーが加熱した酸化水銀から気体を単離しました。この気体は後に『酸素』と命名され、呼吸や燃焼に不可欠な元素として認識されました。プリーストリーは論文をまとめ、翌年にロンドン王立協会に提出してその成果を発表しました。彼の発見はフログスト論を覆し、ラボアジエらによる化学理論の発展に影響を与えました。この功績は近代化学の礎の一つとされています。
1774年 ジョゼフ・プリーストリー 酸素 1775年 3月15日
1898年

豊田佐吉が動力織機の特許を取得。

1898年8月1日、豊田佐吉が動力織機の特許を取得し、日本の織機製造技術に新たな一歩を刻みました。
19世紀末、日本の産業は急速に工業化が進展し、織物業は主要な輸出産業でした。 豊田佐吉は手動式から動力化を目指し、独自の機構を備えた動力織機を開発しました。 特許取得により、織機の稼働速度と効率が飛躍的に向上。 この技術革新は後の豊田自動織機(現・トヨタ自動織機)設立の礎となります。 佐吉の発明は日本の機械工業発展に大きく貢献し、世界市場でも注目を集めました。
1898年 豊田佐吉 動力織機 特許
2016年

NHKが超高精細映像4K・8Kの試験放送をBSで開始。

NHKが本格的な超高精細映像の実証実験放送を開始しました。
2016年8月1日、NHKはBS放送において4Kおよび8Kの超高精細映像の試験放送を開始しました。従来のSDやHDを超える高解像度により、自然やスポーツなどのコンテンツで細部まで鮮明な映像体験を提供します。放送技術の最前線として視聴環境や制作側の技術革新を促し、将来の本放送への移行を見据えた重要なステップとなりました。
2016年 NHK 4K・8Kの試験放送 BS
2017年

日本時間21時20分にビットコインのブロックチェーンが分岐し、新たにビットコインキャッシュが誕生。

ビットコインのハードフォークにより、新通貨ビットコインキャッシュが誕生しました。
2017年8月1日日本時間21時20分、ビットコインのブロックチェーンが分岐(ハードフォーク)し、新たな暗号通貨「ビットコインキャッシュ(BCH)」が生成されました。この分岐は取引処理速度の向上や手数料低減を目的としたブロックサイズ論争から生じ、ビットコインとは異なる技術仕様を持ちます。誕生直後から主要取引所での取引が始まり、暗号通貨市場に大きな波紋を広げました。分岐後もビットコインとビットコインキャッシュは併存し、ユーザーやマイナーの選択が市場動向を左右しています。
2017年 ビットコイン ブロックチェーン ビットコインキャッシュ