1957年
朝日訴訟。国立岡山療養所に入所していた朝日茂が、月600円の生活保護では憲法第25条に規定する「健康で文化的な最低限度の生活」は営めないとして、国を相手どって提訴。
1957年8月12日、ハンセン病患者の朝日茂が月600円の生活保護では最低限度の生活を保障できないとして国家を提訴しました。
朝日訴訟は、国立岡山療養所に入所するハンセン病患者の朝日茂が生活保護費をめぐり起こした訴訟です。彼は月600円の支給額では憲法第25条で保障される「健康で文化的な最低限度の生活」が送れないと主張しました。提訴は社会福祉制度のあり方を問い直す契機となり、後に生活保護基準の見直しへとつながりました。最高裁判所は最終的に請求を棄却しましたが、訴訟を通じて貧困層の権利意識が高まりました。
1957年
朝日訴訟
国立岡山療養所
生活保護
憲法第25条
1968年
全国初の独立UHF局、または民放初のUHF帯の電波を用いたテレビ局としてGBS岐阜放送テレビが開局。
1968年8月12日、全国初の独立UHF局として岐阜放送テレビ(GBS)が開局し、テレビ放送の多様化が進みました。
1968年8月12日、岐阜放送テレビ(GBS)はNHK・民放キー局系列を離れ、全国初の独立UHF局として放送を開始しました。
UHF帯域を用いることで多彩な番組編成が可能となり、地域に密着した情報発信が注目されました。
開局当初は地方局としては珍しいカラーテレビ放送を導入し、視聴者の関心を集めました。
ニュースやローカルバラエティ番組など、独自性の高い番組制作が進められました。
その後のテレビ放送の多様化に大きな影響を与えました。
1968年
独立UHF局
岐阜放送
1985年
グリコ・森永事件で犯行グループから「終息宣言」が送付され、以降動きが途絶える。
グリコ・森永事件は1984年から1985年にかけて企業を標的にした恐喝・誘拐事件で、8月12日に犯行グループから終息宣言が届き、その後一切の動きが途絶えました。
1984年1月の江崎グリコ社長誘拐を皮切りに、犯行グループは関西の大手製菓会社を相次いで恐喝・脅迫対象としました。
挑戦状や脅迫状は新聞社を通じて送りつけられ、メディアと世間を巻き込む壮絶な心理戦が繰り返されました。
1985年8月12日、グリコ・森永事件の犯行グループは「終息宣言」をマスコミ各社に送付し、その後一切の行動を停止しました。
未解決のまま時効を迎えたこの事件は、現在でも多くの謎を残す日本犯罪史上最大級の難事件です。
1985年
グリコ・森永事件
2017年
アメリカ南部バージニア州シャーロッツビルで、白人至上主義者らによる集会参加者とその反対派が衝突し、白人至上主義者の運転する車が群集に突入して1人が死亡、19人が負傷した。
2017年8月12日、バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者の車両が群衆に突入し、1人が死亡、19人が負傷しました。
2017年8月12日、アメリカ南部バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者らが集会を行い、対抗する市民と衝突が発生。
集会参加者の一人が車を暴走させ群衆に突入し、32歳の女性が死亡、19人が負傷しました。
事件はアメリカ社会に根強い人種差別問題や過激思想の台頭を再び浮き彫りにしました。
当時のトランプ大統領の対応も批判を呼び、国内外でヘイトクライム対策の強化を訴える声が高まりました。
2017年
バージニア州
2019年
犯罪容疑者の中国本土への引渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正を巡る香港の大規模デモで、数千人のデモ隊が香港国際空港を占拠し、航空便が全便欠航になる。
2019年8月12日、逃亡犯条例改正に反対する香港デモ隊が国際空港を占拠し、全便が欠航となりました。
香港政府が犯罪容疑者の中国大陸への引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正案を提出したことに対し、市民の反発が高まっていました。
2019年8月12日には数千人のデモ参加者が香港国際空港を占拠し、滑走路こそ使われなかったもののターミナル内で抗議活動を展開。
これにより同空港発着の航空便は全便欠航し、世界各地の航空会社や旅行者に影響が及びました。
デモは香港の政治的自由や中国本土との関係をめぐる国際的注目を集め、長期化する抗議運動の象徴的な出来事となりました。
2019年
逃亡犯条例
香港
香港国際空港