08月15日の命日 - 科学者・研究者

天保3年7月20日

中田粲堂

(1771 - 1832)

儒学者、漢詩人、篆刻家

儒学者漢詩人篆刻家

江戸時代後期の儒学者・漢詩人・篆刻家。漢詩の創作や篆刻作品で知られ、日本の学芸文化に貢献した。

1771年に生まれ、江戸時代後期の儒学者として漢学を学んだ。漢詩の創作や篆刻作品で知られ、書籍や文書の印章制作に携わった。その作品は文人たちの間で高く評価され、日本の学芸文化の発展に寄与した。教育者としても後進の指導に努め、藩校や私塾で教鞭をとった。

1832年天保 7月20日中田粲堂儒学者漢詩人篆刻家 1771年

1852年

ヨハン・ガドリン

(1760 - 1852)

化学者

フィンランドの化学者。希土類元素イットリウムを発見し分析化学の発展に貢献した。

1760年に生まれ、ヘルシンキ大学で化学を学んだ。1794年に鉱石の分析を通じて新元素イットリウムを発見し、希土類元素の研究に道を開いた。分析化学の手法を確立し、鉱物や元素の分類に大きな業績を残した。後進の育成にも力を注ぎ、化学教育の発展に寄与した。

1852年ヨハン・ガドリン化学者 1760年

1883年

アントン・ヨハネス・ゲールツ

(1843 - 1883)

オランダの薬学者

オランダの薬学者。19世紀後半に薬剤学の研究と教育に尽力した。

1843年に生まれ、オランダの大学で薬学を学んだ。臨床薬学や製剤学の研究に取り組み、薬効成分の分析や調製方法を開発した。大学や薬局での教育活動を通じて後進の育成にも貢献し、オランダ国内の薬学界に影響を与えた。

1883年アントン・ヨハネス・ゲールツオランダ薬学者 1843年

1929年

ジョージ・パーキンス・メリル

(1854 - 1929)

地質学者

アメリカの地質学者。鉱床調査と地質地図の作成で知られる。

1854年に生まれ、コロンビア大学で地質学を学んだ。米国地質調査所（USGS）に所属し、国内外の鉱床調査を指導した。地質地図の作成や資源探索技術の確立に貢献し、後進の教育にも尽力した。

1929年ジョージ・パーキンス・メリル地質学者 1854年

1930年

大井玄洞

(1855 - 1930)

生薬学という用語を創出した薬学者

日本の薬学者。生薬学の基礎を築き、用語を提唱した。

1855年に生まれ、東京帝国大学で薬学を研究した。国内外の薬用植物を系統的に分類し、『生薬学』という新たな学問分野を確立した。薬草の薬効や製剤方法の研究を通じて、現代の薬学にも影響を与えた。

1930年大井玄洞生薬学薬学者 1855年

1953年

ルドウィッヒ・プラントル

(1875 - 1953)

物理学者

ドイツの物理学者で、境界層理論の提唱者。航空工学に革新をもたらした。

ルドウィッヒ・プラントル（1875年-1953年）はドイツの物理学者・工学者です。 1904年に境界層理論を提唱し、流体力学の基礎を確立しました。彼の研究は航空機の設計や航海術に応用され、現代の航空工学発展に寄与しました。ミュンヘン工科大学で長く教鞭を執り、多くの研究者を育成しました。その業績から「航空力学の父」とも称されています。

1953年ルドウィッヒ・プラントル物理学者 1875年

1981年

湯浅八郎

(1890 - 1981)

昆虫学者

日本の昆虫学者で、甲虫など多様な昆虫の分類研究を行った。学術界に大きな足跡を残した。

1890年に生まれ、自然科学の発展に寄与。東京大学で学び、昆虫学の専門家として研究を重ねる。主に甲虫類の分類に関する論文を多数執筆。国内外の標本調査を行い、日本の昆虫相の解明に貢献。 1981年に逝去し、その業績は後進の研究者に受け継がれている。

1981年湯浅八郎

1991年

芳賀檀

(1903 - 1991)

ドイツ文学者

ドイツ文学を研究し、多くの翻訳や評論を手がけた学者。

1903年に生まれ、大学でドイツ文学を専攻。ゲーテやシラーなどの古典作品を日本語に紹介。評論や翻訳書を多数執筆し、日本におけるドイツ文学研究を牽引。戦後の文学交流にも尽力し、国際学会で発表。 1991年に逝去し、その業績は今日の研究者にも受け継がれている。

1991年芳賀檀ドイツ文学者 1903年

1996年

丸山眞男

(1914 - 1996)

政治学者

戦後日本を代表する政治学者。東京大学で教鞭を執り、政治思想の研究を通じて民主主義の意義を深めた。

1914年に東京で生まれる。東京大学文学部を卒業後、同大学教授として政治思想史の研究に従事。戦前・戦後の日本の政治文化を歴史的・思想的に視点から分析。「日本の思想」や「政治の思想」など多数の著作を刊行し、学界に大きな影響を与えた。国内外の政治学会で活躍し、国際政治学会の会長も務めた。

1996年丸山眞男政治学者 1914年

2004年

スネ・ベリストローム

(1916 - 2004)

生化学者

プロスタグランジンの研究で知られるスウェーデンの生化学者。ノーベル生理学・医学賞受賞者。

1916年にスウェーデンで生まれる。カロリンスカ研究所でプロスタグランジンの研究に従事。 1982年、プロスタグランジンの生合成や生理活性に関する業績でノーベル生理学・医学賞を受賞。その成果は痛みや炎症のメカニズム解明に寄与し、医薬品開発に大きな影響を与えた。生涯にわたり生化学分野の教育と研究を重視し、多くの弟子を育てた。 2004年に逝去。

2004年スネ・ベリストローム生化学者 1916年

2021年

山田康之

(1931 - 2021)

農学者

日本の農学者で、農業生産の研究に尽力した。

1931年に生まれた。大学で農学を専攻し、土壌学や作物生理学の研究を行った。農業技術の向上に向けた実践的な研究で知られた。学生の指導にも熱心に取り組み、多くの農学者を育成した。 2021年に90歳で逝去した。

山田康之農学者 1931年

2023年

尹起重

(1931 - 2023)

経済学者

経済学者として研究と教育に貢献した。

1931年に生まれた。大学で経済学を専攻し、理論経済学の研究を行った。複数の学術論文を発表し、経済政策の提言も行った。教授として後進の指導にも尽力し、多くの学生を育成した。 2023年に92歳で逝去した。

2023年尹起重経済学者 1931年