1920年

メジャーリーグベースボールでクリーブランド・インディアンスのレイ・チャップマンが頭部に死球を受け、翌17日に死亡。

1920年、クリーブランド・インディアンスのレイ・チャップマンが死球を受け翌日死亡。MLB史上唯一の試合中死亡事故となった。
1920年8月16日、ヤンキース戦でチャップマンは投手カール・マレンハーフの投球が頭部に直撃。 意識不明のまま翌17日に死亡し、メジャーリーグ初の死球死となった。 黒ずんだボールが投球視認を困難にしたことが原因とされる。 この事件を契機にMLBでは新しいボールの頻繁な交換やヘルメット着用への議論が始まった。 チャップマンの死は野球界に安全対策の必要性を強く訴えかけた。
1920年 メジャーリーグベースボール クリーブランド・インディアンス レイ・チャップマン 死球
1949年

古橋廣之進がロサンゼルスの北米水上選手権大会・1500m自由形で世界新記録を出し優勝。18日・19日にも世界新記録で優勝する。

古橋廣之進が北米水上選手権大会で1500m自由形の世界記録を樹立し優勝。
1949年8月16日、競泳選手の古橋廣之進がロサンゼルスで開催された北米水上選手権大会の1500m自由形で世界新記録を樹立し優勝しました。 彼はこの大会で18日と19日にも連続して世界記録を更新し、圧倒的な泳力を世界に示しました。 古橋は「飛び魚」の異名を持ち、当時の日本勢として初めて長距離自由形で世界の頂点に立ちました。 この快挙は戦後日本スポーツ界の再興を象徴し、多くの市民に勇気と希望を与えました。 ロサンゼルスでの活躍を機に彼は国際的に高い評価を受け、日本競泳史に不朽の名を刻みました。
1949年 古橋廣之進 ロサンゼルス
1954年

『スポーツ・イラストレイテッド』が創刊される。

アメリカのスポーツ雑誌『スポーツ・イラストレイテッド』が初めて刊行されました。
1954年8月16日にTime社から創刊されたスポーツ専門の月刊誌です。 テニスやゴルフ、野球などの写真と記事を組み合わせた誌面で人気を博しました。 表紙の水着モデル特集『スイムスーツ特集』はブランドの象徴となりました。 スポーツ報道において写真を主役に据える先駆的な試みとして注目されました。 現在も世界中で発行され、スポーツ文化に大きな影響を与え続けています。
1954年 スポーツ・イラストレイテッド
1979年

第61回全国高等学校野球選手権大会にて箕島対星稜延長18回の試合。

甲子園で箕島高校と星稜高校が延長18回の死闘を繰り広げ、伝説的な試合となりました。
1979年8月16日、第61回夏の甲子園準々決勝で箕島高校(和歌山)と星稜高校(石川)が対戦しました。 両校は延長18回まで勝負がつかず、翌日の再試合に持ち越される異例の長期戦となりました。 箕島の東映戦士・神戸正輝投手が完封投球を続け、星稜の山田投手も好投を見せました。 試合は互いに得点を許さず、引き分け再試合により歴史に名を残しました。 この熱戦は甲子園史上屈指の名試合として語り継がれています。
1979年 第61回全国高等学校野球選手権大会 箕島対星稜延長18回
1992年

第74回全国高等学校野球選手権大会で松井秀喜5打席連続敬遠。

甲子園大会で松井秀喜が5打席連続で敬遠され、圧倒的な打撃力を示しました。
1992年8月16日、第74回夏の甲子園大会の準々決勝で星稜高校の松井秀喜が5打席連続敬遠されました。 対戦相手投手陣は松井の強打を警戒し、意図的に四球を選ばせる戦術を取ったものです。 試合は星稜の勝利には結びつきませんでしたが、松井の打撃力は全国に強烈な印象を残しました。 このエピソードは『敬遠王・松井』と呼ばれるきっかけとなり、後のプロ野球ドラフトでも注目されました。 松井はその後プロ野球でも活躍し、日本球界を代表するスラッガーに成長しました。
1992年 第74回全国高等学校野球選手権大会 松井秀喜5打席連続敬遠
2013年

東北楽天ゴールデンイーグルス投手の田中将大が、2012年8月から続く21連勝で日本プロ野球記録を更新。

2013年8月16日、田中将大投手が連勝を21に伸ばし、日本プロ野球の連勝記録を更新しました。
2013年8月16日、東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が連勝を21に伸ばし、従来の20連勝を上回る日本プロ野球新記録を樹立しました。 この連勝は2012年5月のデビューから続き、21連勝はNPB史上最長となりました。 田中は安定した投球で打者を圧倒し、規定投球回数未満ながらも最多勝と勝率1位を獲得しました。 この快挙は球界に衝撃を与え、翌年のメジャー移籍への期待を高めました。
2013年 東北楽天ゴールデンイーグルス 田中将大