08月21日の誕生日 - 芸術家・音楽家

1725年

ジャン＝バティスト・グルーズ

(1725 - 1805)

画家

18世紀フランスの画家。家庭的で感情豊かな肖像画と物語絵画で名声を得た。

1725年にフランス・トロワで生まれる。パリで修業し、初期は宗教画を手がける。やがて家族の情景や道徳的寓意を描くジャンル絵画に注力。作品は市民階級に共感を呼び、博覧会で高い評価を得る。ロココから新古典主義への過渡期に独自のスタイルを確立。 1805年に没し、その感情表現は後世に影響を与えた。

1725年ジャン＝バティスト・グルーズ画家 1805年

1823年

ナサニエル・E・グリーン

(1823 - 1899)

画家

イギリスの画家。風景画や都市景観を得意とし、19世紀美術界で活躍した。

1823年にイングランドで生まれる。風景画や都市景観の制作を中心に活動した。イギリス美術アカデミーなどの展覧会に参加し、高い評価を受けた。教育者として後進の指導にも携わり、多くの弟子を育成。 1899年に没し、その作品は現在も評価されている。

1823年ナサニエル・E・グリーン 1899年

天保6年7月21日

橋本雅邦

(1835 - 1908)

日本画家

明治期を代表する日本画家。東京美術学校の教授として近代美術教育に貢献した。

1835年に京都で生まれ、狩野派の技法を学ぶ。明治維新後、日本画の復興と近代化に尽力した。東京美術学校（現東京芸大）の教授として多くの画家を育成。文部省美術展覧会（文展）の審査員を歴任し、芸術政策にも関与。 1908年に没し、代表作に『龍虎図』などがある。

1835年天保 7月21日橋本雅邦日本画家 1908年

1872年

オーブリー・ビアズリー

(1872 - 1898)

画家

イギリスの画家・イラストレーター。装飾的な線画で知られ、耽美主義の代表的人物。

イギリス出身のイラストレーターで、装飾的で緻密な線画を特徴とする。耽美主義（デカダンス）運動の重要人物で、オスカー・ワイルド『サロメ』の挿絵などで名声を博した。華麗かつ挑発的な作風は当時の保守的な美術界で物議を醸した。1898年、25歳の若さで結核により夭折したが、その独創的な作風は後世のアーティストに多大な影響を与え続けている。

1872年オーブリー・ビアズリー 1898年

1883年

正宗得三郎

(1883 - 1962)

画家

日本の洋画家。欧米にも留学し、西洋画技法を国内に紹介した。

1883年に生まれた洋画家。東京美術学校で西洋画を学んだ後、フランスに留学し本場の技法を身につけた。帰国後は公募展や二科展で受賞を重ね、日本における洋画の地位向上に貢献した。戦後は美術教育にも携わり、多くの後進を指導。1962年に惜しまれつつその生涯を閉じた。

1883年正宗得三郎 1962年

1893年

リリ・ブーランジェ

(1893 - 1918)

作曲家

フランスの作曲家。初の女性ローマ賞受賞者として知られる。

1893年パリ生まれ。ナディア・ブーランジェの妹としても知られ、パリ音楽院でガブリエル・フォーレに師事した。1913年に「フォラール・エクラチュール」でローマ賞を受賞し、女性初の快挙を成し遂げた。印象主義的かつ宗教的な要素を併せ持つ作品群は高い評価を受けた。24歳で結核により夭折したが、短い生涯で残した楽曲は今なお演奏され続けている。

リリ・ブーランジェ作曲家 1918年

1894年

クリスチャン・シャド

(1894 - 1982)

芸術家

ドイツの画家。ニューオブジェクティヴィティ運動の主要人物。

1894年ドイツ生まれ。第一次世界大戦後、チューリヒでダダ運動に触発され、新即物主義（ニューオブジェクティヴィティ）の中心的存在となった。写実的で冷淡な表現が特徴の肖像画や風景画を手がけ、独自の写真技法「シャドグラフ」も開発した。ナチス政権下で作品発表が難しくなるも、戦後は再評価が進み、1982年に逝去。

1894年クリスチャン・シャド芸術家 1982年

1895年

木村荘八

(1895 - 1958)

洋画家

日本の洋画家。風景画や静物画を中心に制作した。

1895年生まれ。東京美術学校（現・東京芸術大学美術学部）西洋画科を卒業後、二科会の会員として活動した。色彩豊かな風景画や静物画を得意とし、公募展でたびたび入選を果たした。戦後は美術教育にも携わり、多くの後進を指導。1958年に没したが、作品は現在も高く評価されている。

1895年木村荘八洋画家 1958年

1904年

カウント・ベイシー

(1904 - 1984)

バンドリーダー

ジャズの巨匠カウント・ベイシーは、力強いスイングと洗練されたアレンジで知られるバンドリーダーです。

アメリカ出身のジャズピアニスト兼バンドリーダー。 1935年に自身のオーケストラを結成し、「ベイシー・スウィング」と称されるスタイルを確立。シンプルかつ躍動感あふれるリズムセクションが特徴。数多くの名演奏と録音を残し、ビッグバンド黄金期を牽引した。モダンジャズやスウィングジャズの発展に大きく貢献。 1984年に没し、その功績は今もジャズ界で語り継がれている。

1904年カウント・ベイシー 1984年

1930年

芦田淳

(1930 - 2018)

ファッションデザイナー

日本を代表するファッションデザイナー。皇室のドレスを手がけたことで知られる。

1930年8月21日生まれ。研鑽を重ねた後、自身のブランドを立ち上げ、日本のモード界を牽引。皇室や政財界の衣装を多数手がけ、そのエレガントなデザインが高く評価された。海外コレクションにも参加し、日本のファッションを国際的に発信。後進の育成にも力を注ぎ、多くのデザイナーを育成。 2018年に逝去し、その美学は今もファッション界に受け継がれている。

1930年芦田淳ファッションデザイナー 2018年

1933年

越部信義

(1933 - 2014)

作曲家

日本の作曲家。映画やテレビドラマの音楽を数多く手がけた。

1933年8月21日生まれ。映画音楽やテレビドラマの作曲を中心に活躍し、映像作品に深みを与えた。メロディアスな作風と洗練された編曲で高く評価され、多くの作品で起用された。劇伴以外にもコンサート用作品を発表し、多彩なジャンルで才能を発揮。 2014年に逝去し、その楽曲は現在も演奏や放送で親しまれている。

1933年越部信義作曲家 2014年

1933年

菅原洋一

歌手

日本の歌手。豊かな歌声で演歌からポップスまで幅広いレパートリーを持つ。

1933年8月21日生まれ。1950年代後半から歌手活動を開始し、多くのヒット曲をリリース。特に演歌や歌謡曲での情感あふれる歌唱が支持を集めた。コンサートやテレビ番組に出演し、長年にわたりファンに愛される。後進の指導にも力を注ぎ、歌謡界の発展に貢献。現在も精力的に活動を続け、幅広い世代から支持を得ている。

菅原洋一歌手