08月22日の命日 - 政治家・指導者

久寿2年7月23日

近衛天皇

(1139 - 1155)

第76代天皇

第76代天皇（在位：1142–1155年）。幼少で即位し、摂関家の影響下で政務を行った。

近衛天皇（1139年–1155年）は日本の第76代天皇。幼名は守仁親王。 3歳で即位し、藤原氏の摂関政治が色濃い時代に在位した。摂政・関白の実権が強い中、皇室儀礼や文化的活動が推進されたことが特徴。在位期間は約13年にわたり、平安時代末期の政界を象徴する存在となった。 16歳で崩御し、後に待望された皇統の継承に影を落とした。

1155年久寿 7月23日近衛天皇天皇 1139年

1328年

フィリップ6世

(1293 - 1328)

フランス王

フランス王（在位：1328–1350年）、ヴァロワ朝初代王。百年戦争の勃発に直面した。

フィリップ6世（1293年–1350年）はヴァロワ朝を開いたフランス王。 1328年にカペー朝の断絶後、ヴァロワ家から国王に選出され、ヴァロワ朝を創始した。エドワード3世の英仏両王権をめぐる対立が百年戦争の引き金となり、フランスは長期にわたる戦争に突入した。内政では税制改革や中央集権化を進め、財政基盤の強化に努めた。戦争初期においてはクレシーの戦いなどで苦戦を強いられたものの、フランス王権の維持を図った。 1350年に病没し、後を息子ジャン2世が継承した。

1328年フィリップ6世フランス 1293年

1485年

リチャード3世

(1452 - 1485)

イングランド王

イングランド王（在位：1483–1485年）、プランタジネット朝最後の国王。ボズワースの戦いで戦死。

リチャード3世（1452年–1485年）はプランタジネット朝最後のイングランド王。 1483年に兄エドワード5世の摂政として実権を掌握し、その後国王として即位した。彼の治世は王権強化と法的改革に注力した一方、王位簒奪や甥の不遇問題で論争を呼んだ。 1485年、ボズワースの戦いでヘンリー・チューダー（後のヘンリー7世）に敗れ戦死し、薔薇戦争を終結させた。死後は長らく悪評が語られたが、近年の歴史研究で再評価が進んでいる。

1485年リチャード3世イングランド 1452年

1680年

ヨハン・ゲオルク2世

(1613 - 1680)

ザクセン選帝侯

ザクセン選帝侯（在位：1656–1680年）、文化事業を奨励した君主。

ヨハン・ゲオルク2世（1613年–1680年）はザクセン選帝侯で、1656年に即位した。図書館や美術コレクションの拡充を図り、ドレスデンを文化都市へと発展させた。バロック様式の建築やオペラ上演を支援し、芸術家や学者の招聘に積極的だった。三十年戦争後の復興期に治世を送り、内政では財政再建と行政改革にも取り組んだ。 1680年に没し、芸術振興の遺産は後継者に引き継がれた。

1680年ヨハン・ゲオルク2世ザクセン選帝侯 1613年

寛政7年7月8日

徳川重好

(1745 - 1795)

御三卿清水家初代当主

江戸幕府の御三卿・清水家の初代当主を務めた大名。

徳川重好は、1745年に誕生し、江戸時代中期の大名として御三卿清水家の初代当主を務めた人物です。御三卿は将軍家を支える重要な家門であり、清水家は幕府の政治・財政に寄与しました。重好は藩政を安定させるために家督を整え、幕府との関係を維持しました。寛政7年（1795年）7月8日に没し、その後も清水家は幕府内で一定の影響力を保ちました。その生涯は後の清水家当主たちの基盤となりました。

1795年寛政 7月8日徳川重好御三卿清水家 1745年

1818年

ウォーレン・ヘースティングズ

(1732 - 1818)

初代ベンガル総督

イギリス東インド会社の初代ベンガル総督として知られる政治家。

ウォーレン・ヘースティングズは、1732年にイングランドで生まれたイギリス東インド会社の政治家です。 1773年から1785年まで初代ベンガル総督を務め、政務総監法の下で会社行政を統括しました。汚職撲滅や財政改革に取り組み、ヒンドゥー法とムスリム法を尊重した司法制度を導入しました。帰国後は議会で弾劾裁判にかけられましたが、最終的に無罪となり名誉を回復しました。 1818年に死去し、その行政手腕はインド統治の在り方に大きな足跡を残しました。

1818年ウォーレン・ヘースティングズベンガル総督 1732年

咸豊11年7月17日

咸豊帝

(1831 - 1861)

第9代清皇帝

清朝第9代皇帝として在位し、内外の危機に直面した君主。

咸豊帝は1831年に生まれ、1850年に清朝第9代皇帝として即位しました。在位中は太平天国の乱やアロー戦争など内外の動乱で苦難の時代を迎えました。洋務運動の開始や内政改革を試み、西洋列強との交渉にも臨みました。しかし混乱は収束に至らず、1861年に崩御しました。その治世は清朝の近代化と衰退の過渡期を象徴しています。

1861年咸豊 7月17日咸豊帝清皇帝 1831年

1864年

ジョン・アップルトン

(1815 - 1864)

政治家、外交官

政治家外交官

アメリカ合衆国の政治家・外交官として活躍した人物。

ジョン・アップルトンは1815年にアメリカで生まれた政治家・外交官です。国務省に勤務し、欧州諸国との通商協定や外交政策の策定に携わりました。フランスやポルトガルへの公使代理として駐在し、国家間交渉の調整を行いました。南北戦争期には外交面での支援活動にも参加し、国家統一に寄与しました。 1864年に死去し、その功績はアメリカの外交史に刻まれています。

1864年ジョン・アップルトン政治家外交官 1815年

1903年

ロバート・ガスコイン＝セシル (第3代ソールズベリー侯)

(1830 - 1903)

イギリス首相

ヴィクトリア朝期に3度首相を務めたイギリスの政治家。

第3代ソールズベリー侯ロバート・ガスコイン＝セシルは1830年に生まれた保守党の政治家です。ケンブリッジ大学卒業後、庶民院議員となり外相などの要職を歴任しました。 1885年から1886年、1886年から1892年、1895年から1902年の3期にわたり首相を務めました。アフリカ分割政策や英仏協商の成立など、帝国主義外交でイギリスの地位を強化しました。 1903年に死去し、ヴィクトリア朝後期の外交戦略を象徴する指導者とされます。

1903年ロバート・ガスコイン＝セシル (第3代ソールズベリー侯) イギリス首相 1830年

1922年

マイケル・コリンズ

(1890 - 1922)

民族主義運動家

アイルランド独立戦争でアイルランド共和軍の指揮を執った政治家・革命家。独立協定の交渉でも中心的役割を果たした。

1890年に南ダブリンで生まれた。第一次世界大戦後に復活したアイルランド共和軍（IRA）でその才覚を発揮し、ゲリラ戦術を指導した。 1921年の英愛条約交渉に参加し、同条約の成立に大きく貢献した。条約批准後は暫定政府の議長を務め、新生アイルランド自由国の初代政府を率いた。しかし、同条約を巡る内戦では反対派との戦いに巻き込まれ、1922年に命を落とした。短い生涯ながら、アイルランド独立への道を切り拓いた功績は今も高く評価されている。

1922年マイケル・コリンズ民族主義 1890年

1952年

平沼騏一郎

(1867 - 1952)

政治家、第35代内閣総理大臣

政治家第35代内閣総理大臣

日本の政治家で、第35代内閣総理大臣を務めた。軍部との協調を図った政策で知られる。

1867年に東京で生まれ、東京大学法科大学を卒業後に検事となる。政界に進出し、法務大臣や逓信大臣など要職を歴任した。 1939年に内閣総理大臣に就任し、日中戦争の拡大防止を目指しつつ軍部との調整に奔走した。対独伊協商を重視する外交方針を掲げ、資源確保と国際的孤立の回避を図った。しかし軍部の強硬路線や議会の抵抗により内閣は短命に終わった。戦後はA級戦犯容疑で逮捕されたが、不起訴となり、その後も政治学者として活動した。

1952年平沼騏一郎内閣総理大臣 1867年

1976年

ジュセリーノ・クビチェック

(1902 - 1976)

第24代ブラジル連邦共和国大統領

ブラジルの政治家。第24代大統領として1956年から1961年まで在任し、ブラジリア建設を推進した。

1902年、ブラジル・テレス・ナッソスに生まれる。 1956年に大統領に就任。就任中は近代化政策を進め、新首都ブラジリアの建設を指揮。経済開発とインフラ整備を推進、「50年分の進歩を5年で」とのスローガンを掲げた。退任後も影響力を維持し、1976年に事故で逝去。

1976年ジュセリーノ・クビチェックブラジル連邦共和国大統領 1902年