08月26日の命日 - 政治家・指導者

1278年

オタカル2世

ボヘミア王

13世紀にボヘミア王として中欧で勢力を拡大し、「鉄と金の王」と称された。

1230年にプリェミスル朝の王子として生まれる。1253年に即位しチロルやオーストリアを併合して領土を拡大。騎士としての指導力を発揮し中欧の一大勢力を形成。1278年のモルヒムの戦いで神聖ローマ皇帝ルドルフ1世に敗れ戦死。芸術や文化の保護者としても知られ、王国の繁栄に寄与した。

1278年オタカル2世ボヘミア王 1230年

1346年

ヨハン・フォン・ルクセンブルク

(1296 - 1346)

ボヘミア王およびルクセンブルク伯

14世紀のボヘミア王およびルクセンブルク伯。百年戦争で勇名を馳せ、クレシーの戦いで戦死。

1296年にルクセンブルク伯ハインリヒ7世の息子として生まれる。1310年にボヘミア王位を獲得し支配を強化。マリア・ルイーザとの結婚により後の皇帝カール4世をもうける。百年戦争ではフランス王フィリップ6世に従軍し勇敢に戦った。1346年のクレシーの戦いで戦死し、その勇姿は後世に語り継がれた。

1346年ヨハン・フォン・ルクセンブルクルクセンブルク伯 1296年

成化12年7月28日

尚円

(1415 - 1476)

琉球国王

琉球王国の第二尚氏王統を創始し、中央集権化と貿易の発展を推進した国王。

1415年に琉球王国の地方豪族の家に生まれる。第二尚氏王統を開くべく勢力を拡大し、1469年に国王に即位。中国大明朝や日本との貿易を活発化させ経済を発展。王国内の中央集権化と行政制度の整備を推進。1476年に在位中に没し、第二尚氏王統はその子孫によって継承された。

1476年成化 7月28日尚円琉球国王 1415年

1551年

マルガレータ・エリクスドッテル

(1516 - 1551)

スウェーデン王グスタフ1世の妃

スウェーデン王グスタフ1世の最初の妃として王室改革と文化発展を支えた王妃。

1516年に貴族エリク・グスタフソンの娘として生まれる。1536年にグスタフ1世と結婚し王妃となる。ルター派宗教改革の推進を支援し宮廷文化の発展に寄与。慈善事業にも従事し教会や貧困層への支援活動を行う。1551年に夭折し、短い生涯ながら王室内外に影響を残した。

1551年マルガレータ・エリクスドッテルスウェーデン王グスタフ1世 1516年

1595年

アントニオ・デ・ポルトゥガル

(1531 - 1595)

ポルトガル王位請求者

ポルトガル王位請求者として1580年の王位継承争いに挑んだ王子。

1531年にアヴィス朝の庶子として生まれる。1580年、王カトリック1世死去後の王位継承争いに参加。エリザベス1世の支援を受けるもアルジェ沖海戦で敗北し王位奪回に失敗。以後スペイン王の支配下で亡命生活を送る。1595年にフランスで没し、ポルトガルの王位はスペイン王フィリップ2世が掌握した。

1595年アントニオ・デ・ポルトゥガルポルトガル王位請求者 1531年

1785年

ジョージ・ジャーメイン

(1716 - 1785)

イギリス植民地担当大臣

アメリカ独立戦争期のイギリス植民地担当大臣として政策を主導した政治家。

1716年にイギリス貴族の家に生まれる。陸軍軍人としてキャリアを積み、戦略面での知見を得る。1766年から植民地事務次官、1775年から殖民地担当大臣を務める。アメリカ独立戦争中の植民地政策を統括し、多くの論争的決定を下す。1785年に没し、その政策は後世の歴史家によって批評され続けている。

1785年ジョージ・ジャーメインイギリス 1716年

1850年

ルイ＝フィリップ

(1773 - 1850)

フランス国王

1830年の七月王政で王位につき、“市民の王”と称されたフランス国王。

ルイ＝フィリップは1773年に生まれ、オルレアン家の一員として政治に関与しました。 1830年の七月革命でブルボン王朝を終焉させ、“市民の王”として国王に即位しました。中産階級を重視した穏健主義的な統治を行い、フランスの産業発展やインフラ整備に努めました。しかし政権後期には政治的対立や社会不満が高まり、1848年の二月革命で退位を余儀なくされました。退位後はイギリスに亡命し、1850年に没しました。

1850年ルイ＝フィリップフランス国王 1773年

1863年

ジョン・ブキャナン・フロイド

(1806 - 1863)

第24代アメリカ合衆国陸軍長官

アメリカ合衆国第24代陸軍長官を務めた政治家。

ジョン・ブキャナン・フロイドは1806年にバージニア州で生まれ、法律を学びました。 1841年から1845年まで第24代陸軍長官として在任し、軍需調達や軍備整備に携わりました。統治における腐敗疑惑や批判もあったものの、南北戦争前の軍制再編に一定の影響を与えました。南北戦争開戦時には南部連合に加わり、少佐として従軍しました。戦後は政界を離れ、1863年に没しました。

1863年ジョン・ブキャナン・フロイドアメリカ合衆国陸軍長官 1806年

1921年

マティアス・エルツベルガー

(1875 - 1921)

ドイツ国財務相

第一次世界大戦後のドイツ財政を担った政治家で、財務相を務めた。

マティアス・エルツベルガーは1875年に生まれ、経済学を学びました。第一次世界大戦後のヴァイマル共和国で財務相に就任し、財政再建を指揮しました。インフレーション対策や租税制度改革に取り組み、国際会議でもドイツを代表しました。政策の評価は賛否両論あったものの、財政基盤の安定化に貢献しました。 1921年に没しました。

1921年マティアス・エルツベルガードイツ国 1875年

1929年

アーネスト・サトウ

(1843 - 1929)

イギリス外交官

イギリスの外交官で、幕末・明治期の日本との関係構築に大きく貢献した。

イギリス人外交官として幕末から明治時代にかけて日本に駐在。初期には通訳として活躍し、後に横浜領事や公使代理を務めた。英日修好通商条約や日英同盟の締結に関与し両国関係を強化。日本文化や仏教にも深い造詣を示し、茶道や語学研究に貢献。著書『A Diplomat in Japan』などで当時の日本事情を西洋に紹介。その業績により日本とイギリス双方で高い評価を受けた。

1929年アーネスト・サトウイギリス外交官 1843年

1931年

濱口雄幸

(1870 - 1931)

政治家、第27代内閣総理大臣

政治家第27代内閣総理大臣

第27代内閣総理大臣を務めた日本の政治家。

1870年生まれ。東京大学法学部卒業後、政治の道へ進む。立憲政友会所属として財政改革に取り組み、公共事業費削減を推進。 1929年に第27代内閣総理大臣に就任し、欧米諸国との協調外交を重視。ロンドン海軍軍縮会議で日本の参加を支持し、国際的信用向上に努めた。 1930年に暗殺未遂事件で重傷を負い、翌年に死去。その誠実な人柄から「犬養毅と並ぶ清廉な政治家」と評された。

1931年濱口雄幸内閣総理大臣 1870年

1942年

平岡定太郎

(1863 - 1942)

樺太庁長官、福島県知事

樺太庁長官福島県知事

明治期から昭和期にかけて樺太庁長官や福島県知事を務めた日本の行政官。

1863年生まれ。内務省に入省し地方行政を中心に活躍。樺太庁長官として南樺太の統治やインフラ整備に尽力。第17代福島県知事として、震災復興や産業振興策を推進。地方行政の専門家として、住民福祉向上に取り組んだ。 1942年に79歳で死去。

1942年平岡定太郎樺太庁長官福島県知事 1863年