08月31日

祝日・記念日

二百十日

国・地域: 日本

立春から数えて210日目の日。台風襲来の時期であるため、農家にとっての厄日。2021年から2056年までは閏年とその翌年がこの日に二百十日となる。

立春から210日目にあたり、台風襲来が増える農作業の危険日とされる暦注です。
中国の暦注に由来し、立春から数えて210日目にあたります。農家では台風や大雨など荒天の増加を警戒する日とされ、収穫期を前に農作業を控える目安として重視されてきました。特に稲作では強風による倒伏を防ぐための指標とされています。2021年から2056年までは閏年とその翌年がこの日に該当します。近年でも気象情報とともに注目される暦注として親しまれています。地域によっては伝統行事として、二百十日に関連した祭りや風習が行われることもあります。
二百十日 日本 立春 閏年

国家記念日

国・地域: マレーシア

1957年のこの日、マレーシアの前身であるマラヤ連邦がイギリスから独立を宣言したことに由来。

1957年8月31日にマラヤ連邦がイギリスから独立を宣言した日を祝います。
1957年8月31日、マレーシアの前身であるマラヤ連邦がイギリスから独立を宣言しました。独立の立役者であるトゥンク・アブドゥル・ラーマン初代首相の下、多民族国家として新たな歩みが始まりました。この日は全国で国旗の掲揚や式典、パレードなどが行われます。街中には国歌が流れ、国民の愛国心を養う機会となります。祝賀花火や伝統文化のパフォーマンスも見どころです。学校や公共施設でも様々な記念行事が実施されます。
マレーシア 1957年 マレーシア マラヤ連邦

独立記念日

国・地域: トリニダード・トバゴ

1962年のこの日、トリニダード・トバゴがイギリスから独立。

1962年8月31日にトリニダード・トバゴがイギリスから独立を果たした日です。
1962年8月31日、トリニダード・トバゴがイギリスから独立を果たしました。独立当日はパレードや文化イベントが全国で開催されます。カリプソやソカといった伝統音楽とダンスが街を彩ります。独立後は英連邦国家として歩みを始め、多文化共生を象徴する社会が形成されました。現在も国民の誇りと団結を深める重要な祝日として祝われています。学校や公共機関では独立の歴史を学ぶ機会が設けられています。
トリニダード・トバゴ 1962年 イギリス

独立記念日

国・地域: キルギス

1991年のこの日、キルギスがソビエト連邦からの独立を宣言。

1991年8月31日にキルギスがソビエト連邦から独立を宣言した日です。
1991年8月31日、キルギスがソビエト連邦からの独立を宣言しました。首都ビシケクでは独立記念式典や花火大会が開催されます。民族衣装を身にまとった人々による伝統舞踊や音楽公演も見どころです。独立後は民主主義の確立と経済発展に向けた歩みが進められました。現在でも国民の自由や主権を象徴する重要な祝日として位置づけられています。若い世代も歴史的背景を学び、独立の意義を振り返る機会となっています。
キルギス 1991年 ソビエト連邦

連帯と自由の日

国・地域: ポーランド

1980年のこの日、時の政府と労働者の間でグダンスク協定が結ばれたことを記念する。休日にはならない祝日。

1980年8月31日にグダンスク協定が結ばれ、労働者の権利と団結を称える日です。
1980年8月31日、ポーランド北部グダンスクで労働者団体連帯（Solidarność）がストライキを通じて政府と合意し、グダンスク協定が締結されました。この協定により労働者の団体交渉権が初めて承認され、共産体制下での市民的権利獲得のきっかけとなりました。現在は公式の祝日ではありませんが、毎年この日には連帯運動の功績を称える集会や講演会が各地で開かれます。ポーランドの民主化運動史において重要な節目を示す日として知られています。多くの市民が自由と人権の尊さを再確認する機会として捉えています。
ポーランド 1980年 グダンスク協定 英語版

国語の日（"Limba Noastră";

国・地域: モルドバ

1989年のこの日、モルドバ語がモルドバの公用語となったことを記念する祝日。モルドバの国歌の題名も「我らが言葉（Limba Noastră）」で、モルドバ語で同じ表記である。

1989年8月31日にモルドバ語が公用語に制定されたことを祝う日です。
1989年8月31日、モルドバ共和国でモルドバ語が公用語として正式に制定されました。国歌『我らが言葉（Limba Noastră）』と同名であることから「国語の日」と呼ばれます。この日は学校や公的機関でモルドバ語の文学や詩の朗読会、講演会などが行われます。言語が文化的アイデンティティを形成する重要な要素であることを再認識する機会となっています。モルドバの歴史と伝統を守る運動の一環として、言語保護の取り組みも紹介されます。
国語の日 英語版 ルーマニア語版 モルドバ 1989年 モルドバ語 我らが言葉

野菜の日／ベジタブルデー

国・地域: 日本

8月31日の「831」が「やさい」と読めることから。野菜のよさを見直してもらおうと、1983年9月に食料品流通改善協会や全国青果物商業協同組合連合会など9団体が制定。

「831」を「やさい」と読む語呂合わせから制定された野菜の普及促進の日です。
8月31日の数字「831」を「やさい」と読む語呂合わせから制定されました。1983年に食料品流通改善協会など9団体が野菜の消費拡大を目的に定めた記念日です。毎年8月末には野菜料理のレシピ紹介や青果物市場でのイベントが開催されます。消費者に野菜の栄養価や旬の食材を見直してもらう機会として親しまれています。家庭や学校でも野菜を使った食育活動が行われることがあります。
野菜 日本 1983年

八朔祭（蜂子神社祭）

国・地域: 日本

毎年8月31日から翌9月1日早朝にかけて行なわれる山形県鶴岡市の出羽三山神社の開祖、蜂子皇子を祀る摂社蜂子神社の祭礼。 修験神事の一つで、山伏によって羽黒山頂の蜂子神社の前庭で大柴燈護摩が焚かれ、豊作と家内安全が祈られる。実った稲が台風で潰されないように祈願される。八朔とは八月朔日の略で旧暦8月1日を指し、その前夜を祭日としたので八朔祭と呼んでいる。

羽黒山頂の蜂子神社で執り行われる修験神事の祭礼で、豊作と家内安全を祈願します。
毎年8月31日から9月1日早朝にかけて、山形県鶴岡市の蜂子神社で執り行われる祭礼です。蜂子皇子を祀り、羽黒山頂の神社前庭で山伏による大柴燈護摩が焚かれます。豊作と家内安全を祈願し、実った稲が台風で倒伏しないように願いが込められています。八朔とは旧暦8月1日のことで、その前夜を祭日としていることが名前の由来です。修験道の伝統行事として地域に深く根ざしており、多くの参拝者が集まります。地元では神楽や露店が並び、夏の風物詩としても楽しまれています。
日本 9月1日 山形県 鶴岡市 出羽三山神社 旧暦8月1日