1480年

聖カジェタン

(1480 - 1547)

司祭

司祭
テアティネ会を創設し、教会改革に尽力したカトリックの司祭。
1480年にイタリア南部のカエータで生まれた。 1505年に司祭に叙階後、教会改革の必要性を痛感した。 1524年に教皇庁の支持を得て、テアティネ会を共同設立し修道生活の刷新を目指した。 貧しい人々や病者への奉仕を重視し、巡回説教で信徒の信仰を深めた。 1547年に没後、1671年に列聖され、現在も多くの信徒に崇敬されている。
1480年 聖カジェタン 英語版 1547年
1550年

アン・オブ・セイント・バーソロミュー

(1550 - 1626)

修道女

修道女
テレサ・デ・ヘススに師事し、カルメル会の改革に尽力した修道女。
1550年にスペインで生まれ、本名はアンナ・ガルシア・サンチェス。 若くしてカルメル会に入会し、テレサ・デ・ヘスス(教会博士)の弟子となった。 フランスやオランダで修道院の設立・改革に関わり、ヨーロッパ各地に活動を広げた。 深い神秘体験を記録し、多くの著作を通じて信徒の信仰深めた。 1626年に没し、その生涯は列聖後も多くの人々に影響を与え続けている。
1550年 アン・オブ・セイント・バーソロミュー 英語版 1626年
1671年

ルイージ・グイド・グランディ

(1671 - 1742)

司祭、数学者

司祭 数学者
テアティネ会の司祭であり、数学や物理学に貢献した学者。
1671年にイタリアで生まれ、テアティネ会に所属する司祭となった。 並行して数学研究に取り組み、無限級数や対数曲線の性質を論じた。 特にグランディ級数(1−1+1−1…)の収束問題を検討し、注目を集めた。 バラ曲線(ローズ曲線)の研究でも知られ、後の数論や幾何学に影響を与えた。 1742年に没し、その著作はヨーロッパの学術界で長く参照された。
1671年 ルイージ・グイド・グランディ 英語版 1742年