1814年

ロンドンビール洪水。ロンドンのビール醸造所でビールの入った大樽が爆発。溢れたビールが連鎖的に別の大樽を次々と破壊し、ビールが洪水の様に流出。8人が死亡した。

1814年、ロンドンの醸造所で大樽が破裂しビール洪水が発生、8人が死亡した。
1814年10月17日、ロンドンのミュー・アンド・カンパニー醸造所で大樽が破裂しビールが洪水のように街に溢れた。 崩壊した大樽が連鎖的に次々と破壊され、数万ガロンのビールが流出した。 流出したビールは近隣を浸水させ、通行人が巻き込まれ8人が犠牲となった。 事故後の調査では構造的欠陥と圧力管理の問題が指摘され、醸造所の安全基準が見直された。 都市インフラと産業施設の安全性に対する初期の教訓となった。
1814年 ロンドンビール洪水
1962年

北海道乙部町で函館バスが土砂崩れに巻き込まれて海へ転落(豊浜山津波)。死者・行方不明者14名、重軽傷14名。

1962年、北海道乙部町で発生した土砂崩れが函館バスを襲い海中に転落。いわゆる豊浜山津波で14名が死亡・行方不明となった。
1962年10月17日、北海道乙部町の山間部で斜面が崩落し、走行中の函館バスを直撃。土砂はバスを海岸まで押し流し、乗客を乗せたまま海中に転落させた。この現象は「豊浜山津波」と呼ばれ、乗客14名が死亡または行方不明となり、さらに14名が重軽傷を負った。地形や悪天候のため救助活動は困難を極め、事故後は斜面の安全対策や早期警戒システムの強化が課題となった。
1962年 北海道 乙部町 函館バス 豊浜山津波
1989年

アメリカ・カルフォルニア州でM7.1規模のロマ・プリータ地震が発生。震源から100kmほど離れたサンフランシスコ市内でも、橋が崩落するなど甚大な被害が発生。

1989年10月17日、カリフォルニア州でマグニチュード7.1のロマ・プリータ地震が発生し、サンフランシスコなどで大規模な被害がもたらされた。
1989年10月17日午後、カリフォルニア州中部でマグニチュード7.1のロマ・プリータ地震が発生した。 震源はサンタクルーズ山脈付近で、サンフランシスコ市内の高速道路「ニミッツフリーウェイ」の高架が崩落するなど大規模な被害を引き起こした。 死者は63人以上、負傷者も多数にのぼり、市街地やインフラに甚大な損害が出た。 この地震を契機に、高層建築物や橋梁の耐震基準が見直され、構造物の強化が進められた。 現在でも防災対策の教訓として語り継がれている。
1989年 カルフォルニア州 ロマ・プリータ地震 サンフランシスコ