1979年

台風20号が和歌山県白浜町付近に上陸し、本州・北海道を縦断。全国で死者行方不明者115名。

1979年10月19日、台風20号が和歌山県白浜町付近に上陸し、その後本州・北海道を縦断しました。全国で死者・行方不明者115名を出す甚大な被害となりました。
1979年10月19日、台風20号が和歌山県白浜町付近に上陸しました。上陸時の中心気圧は980hPa前後と推定され、最大瞬間風速は30m/sを超えていました。台風はその後、本州を縦断して北海道へ達し、各地で激しい暴風雨をもたらしました。紀伊半島や四国、関東地方では河川の氾濫や土砂崩れが多発し、鉄道や道路が長期間にわたって寸断されました。最終的に全国で死者・行方不明者合わせて115名、数百人の負傷者を出し、甚大な被害となりました。被災地では復旧支援や防災対策の見直しが進められました。
1979年 台風20号 和歌山県
1986年

モザンビーク大統領サモラ・マシェルと大臣、政府職員が乗った飛行機がレボンボ山脈に墜落。マシェル大統領らが死亡。→「1986年モザンビークTu 134墜落事故」を参照

1986年10月19日、モザンビーク大統領サモラ・マシェルを含む政府関係者を乗せた航空機が山岳地帯に墜落し全員が殉職しました。
サモラ・マシェル大統領は南アフリカでの多国間会議から帰国途中、Tu-134型機でレボンボ山脈上空を飛行していました。悪天候と視界不良の中、航空機は山岳地帯に衝突し、搭乗していた44名全員が死亡しました。事故原因については気象条件や操縦ミスのほかに、南アフリカの治安部隊による妨害説も取り沙汰されました。事故後、犠牲者を悼む記念碑が建てられ、国際的な調査が行われるなど、モザンビークの歴史に深い爪痕を残しました。
1986年 モザンビーク サモラ・マシェル レボンボ山脈 英語版 1986年モザンビークTu-134墜落事故 英語版