11月10日

命日 - 軍人・武人

19年

ゲルマニクス

政治家、将軍

政治家 将軍
ローマ帝国初期の有力な将軍で、皇帝ティベリウスの養子として知られる人物。ゲルマニア遠征で名声を博し、民衆からの支持を集めた。
ユリウス・クラウディウス朝の出身で紀元前15年頃に生まれたゲルマニクスは、皇帝アウグストゥスの孫にあたる有力貴族である。彼は養父ティベリウスの下で軍事的才能を発揮し、特にゲルマニア遠征で指揮を執り敗北を挽回した功績で知られる。民衆からはローマの英雄として称えられ、その人気は皇帝を脅かすほどだった。紀元19年、帰還後に謎の死を遂げ、その死因は毒殺説など多くの憶測を生んだ。彼の死は後の皇帝ガイウス（カリグラ）の即位に影響を与えたとも言われる。
19年 ゲルマニクス 政治家 将軍 紀元前15年
1808年

ガイ・カールトン

(1724 - 1808)

アメリカ独立戦争期のイギリス軍指揮官、カナダ総督

アメリカ独立戦争期のイギリス軍指揮官 カナダ総督
アメリカ独立戦争期のイギリス軍司令官として北米で活躍し、その後カナダ総督を務めた軍人・行政官。
1724年に生まれたカールトンは、イギリス軍の将校として北米での軍務に従事した。独立戦争中にはケベック防衛や作戦指揮を担当し、植民地支配を維持するための戦略を推進した。戦後はカナダ総督に任命され、ロイヤリストの受け入れや先住民政策を主導した。晩年まで上院議員や北米行政への助言を行い、1808年に没した。彼の活動はアメリカ独立とカナダ発展の歴史に大きな影響を与えた。
1808年 ガイ・カールトン アメリカ独立戦争 イギリス軍 カナダ総督 1724年
2006年

イーゴリ・セルゲーエフ

(1938 - 2006)

軍人、政治家、第3代国防相、ロシア連邦元帥

軍人 政治家 第3代国防相 ロシア連邦元帥
ロシア連邦元帥、第3代国防相を務めた軍人・政治家。
1938年に生まれ、ソ連軍でキャリアを積んだ後、1997年から2001年までロシア連邦の国防相を務めた。冷戦後の軍備改革や国防組織の再編を推進し、ロシア連邦元帥に任命された数少ない人物。軍事ドクトリンの策定にも深く関与し、退任後も顧問として防衛政策に助言を続けた。2006年に逝去し、その功績は軍内部で語り継がれている。
イーゴリ・セルゲーエフ ロシア連邦元帥 1938年