1549年

パウルス3世

(1468 - 1549)

第220代ローマ教皇

第220代ローマ教皇
第220代ローマ教皇として対抗宗教改革を推進し、トリエント公会議を招集した人物。
1468年にイタリアの名門ファルネーゼ家に生まれたパウルス3世は、1534年に教皇に選出された。彼は宗教改革に対抗するためトリエント公会議を1545年に招集し、カトリック改革を本格化させた。イグナティウス・ロヨラ率いるイエズス会の承認や修道会改革にも貢献した。芸術の庇護者としても知られ、ローマのサン・ピエトロ大聖堂建築を奨励した。1549年に没するまで、教会の制度刷新と文化振興を同時に進めた。
1549年 パウルス3世 ローマ教皇 1468年
1900年

アルマン・ダヴィド

(1826 - 1900)

宣教師、博物学者

宣教師 博物学者
フランスの宣教師・博物学者で、中国の動植物を多数発見・紹介。 パンダやハンカチノキなどに名を残す。
アルマン・ダヴィド(1826–1900)はフランスの宣教師であり博物学者である。 中国に派遣され、未記載の動植物標本を多数採集した。 ダヴィディア属(ハンカチノキ)やパンダなど、いくつもの新種の命名者として知られる。 標本はパリ国立自然史博物館に送られ、ヨーロッパの生物学研究を大きく前進させた。 晩年は帰国し研究を続けたが、1900年11月10日にフランスで没した。 宗教活動と自然科学に同時に貢献した稀有な人物である。
1900年 アルマン・ダヴィド 宣教師 1826年