1790年

ニコラウス・フォン・パカッシー

(1716 - 1790)

建築家

建築家
オーストリアの宮廷建築家。マリア・テレジアに仕え、宮殿改修を手がけた。
1716年にブダで生まれ、ウィーンで建築を学ぶ。 マリア・テレジア皇后の宮廷建築家に任命され、シェーンブルン宮殿の増築などを指揮。 バロックからロココへの過渡期の様式を取り入れ、豪華絢爛な宮殿建築を数多く残す。 ウィーンのホーフブルク王宮やグラーツの城郭改修にも携わった。 18世紀末の中欧建築に大きな影響を与えた。
1790年 ニコラウス・フォン・パカッシー ドイツ語版 1716年
1809年

ジャン=ジョゼフ・タイヤソン

(1745 - 1809)

画家、美術評論家

画家 美術評論家
フランスの画家・美術評論家。古典主義的な歴史画で知られた。
1745年にフランスで生まれ、美術教育を受けた。 歴史画を中心に制作し、ギリシア・ローマ神話を題材とした壮大な構図を得意とした。 また美術評論家としても活動し、『絵画芸術論』などの論文で理論的視点を示した。 学術的かつ厳格な批評で同時代の美術界に影響を与え、多くの弟子を育成した。 その絵画作品と評論はフランス古典主義美術の発展に貢献した。
1809年 ジャン=ジョゼフ・タイヤソン 1745年
1810年

ヨハン・ゾファニー

(1733 - 1810)

画家

画家
ドイツ生まれでイギリスを拠点に活躍した画家。宮廷肖像画や会話画を得意とした。
1733年にドイツで生まれ、後にイギリスに渡って活動。 上流社会の集団肖像画(会話画)で名を馳せ、英国王室や貴族からも注文を受けた。 1770年代にはインドにも滞在し、現地のラーキプートやマラーター王国の肖像画を制作。 写実的かつ生き生きとした人物描写で評価され、ロココから新古典主義への橋渡し役となった。 1810年、長い創作活動を経て死去した。
1810年 ヨハン・ゾファニー 1733年
1912年

ユゼフ・ヴィエニャフスキ

(1837 - 1912)

作曲家、ピアニスト

作曲家 ピアニスト
ポーランドの作曲家・ピアニスト。ロマン派音楽を代表。
ユゼフ・ヴィエニャフスキはポーランド出身の作曲家・ピアニストで、豊かな表現力と技巧を兼ね備えた演奏で知られる。パリやライプツィヒで研鑽を積み、ヨーロッパ各地を巡演して高く評価された。多彩な練習曲やピアノ協奏曲をはじめとする作品を残し、後進の育成にも尽力した。ロマン派音楽の感情豊かな旋律と技巧的要素を融合させた作風が特徴的である。
1912年 ユゼフ・ヴィエニャフスキ 作曲家 ピアニスト 1837年
1939年

村上華岳

(1888 - 1939)

日本画家

日本画家
幻想的かつ写実的な作風で知られる日本画家です。
1888年に東京で生まれ、竹内栖鳳に師事して日本画を学びました。 山水画や花鳥画など幅広い題材を描き、独自の色彩感覚と構図で注目を集めました。 作品は国内外で評価され、展覧会や公募展で受賞歴を持ちます。 影響を受けながらも独自の表現を追求し、多くの弟子を育てました。 1939年に没し、その作品は今も高く評価されています。
1939年 村上華岳 日本画家 1888年
1945年

ジェローム・カーン

(1885 - 1945)

作曲家

作曲家
アメリカの作曲家。ミュージカル音楽の先駆者で、多くの名曲を残しました。
1885年にアメリカで生まれ、20世紀初頭から数々のミュージカル作品を手がけました。 代表作『ショウ・ボート』や名曲「Ol' Man River」はブロードウェイの金字塔となりました。 歌詞と旋律を融合させる独自の作風は後世の作曲家にも大きな影響を与えています。 1945年11月11日にその生涯を閉じました。
1945年 ジェローム・カーン 1885年
1953年

桜井小太郎

(1870 - 1953)

建築家

建築家
日本の建築家。明治から昭和初期にかけて設計活動を行いました。
1870年に生まれ、日本各地で建築設計を手がけた。 公共建築や住宅など多岐にわたる作品を残し、近代建築の発展に寄与した。 その創作活動は戦後まで続き、多くの後進に影響を与えた。 機能性と美観を重視した設計で知られる。 1953年11月11日に没しました。
1953年 桜井小太郎 建築家 1870年
1955年

ジェームス・P・ジョンソン

(1894 - 1955)

ピアニスト、作曲家

ピアニスト 作曲家
アメリカのピアニスト・作曲家。ストライド・ピアノの先駆者です。
1894年にアメリカで生まれ、ジャズピアニストとして活躍。 ストライド・ピアノの革新的な奏法を確立し、多くのフォロワーを生んだ。 代表作に「Carolina Shout」などがあり、後のジャズ演奏に影響を与えた。 作曲家としても多数の作品を手がけ、ジャズの発展に貢献した。 1955年11月11日にその生涯を閉じました。
1955年 ジェームス・P・ジョンソン 英語版 1894年
1966年

加藤顕清

(1894 - 1966)

彫刻家

彫刻家
日本の彫刻家。木彫や石彫を通じて近代彫刻に貢献しました。
1894年に生まれ、日本で彫刻家として活動。 木彫や石彫を中心に数多くの作品を制作した。 伝統技術を取り入れつつも新しい表現を模索し、独自の作品世界を築いた。 国内の展覧会や公共空間にも作品が展示され、高い評価を得た。 1966年11月11日にその生涯を閉じました。
1966年 加藤顕清 彫刻家 1894年
1968年

ジャンヌ・ドゥメッシュー(ドゥメシュ)

(1921 - 1968)

オルガニスト、ピアニスト、作曲家

オルガニスト ピアニスト 作曲家
フランスのオルガニスト・ピアニスト・作曲家。卓越した即興演奏で知られる音楽家。
1968年 ジャンヌ・ドゥメッシュー オルガニスト ピアニスト 作曲家 1921年
1970年

仲田定之助

(1888 - 1970)

美術評論家、美術家

美術評論家 美術家
日本の美術評論家・美術家として、美術界の発展に寄与した。
1970年 仲田定之助 美術評論家 美術家 1888年
1976年

アレクサンダー・カルダー

(1898 - 1976)

彫刻家、美術家

彫刻家 美術家
アメリカの彫刻家。モビールを発明し現代彫刻に革新をもたらした。
アレクサンダー・カルダーは1898年にアメリカで生まれ、抽象彫刻の分野で活躍した。 特に「モビール」と呼ばれる動く彫刻を考案し、伝統的な彫刻表現に動的な要素を導入した。 彼の作品はバランスと運動をテーマにし、ニューヨーク近代美術館など世界各地の美術館に所蔵されている。 また、静止した彫刻「スタビル」も制作し、彫刻の新しい表現領域を切り開いた。 デザインや建築分野にも影響を与え、20世紀の現代芸術に大きな足跡を残した。
1976年 アレクサンダー・カルダー 彫刻家 1898年