1933年

ヒュー・グレイが「ネッシー」の写真を初めて撮影。

ロッホ・ネス湖で“ネッシー”を撮影した最初の写真が撮られた日。
1933年11月12日、スコットランドのロッホ・ネス湖畔でヒュー・グレイが「ネッシー」と称される未知の生物の写真を初めて撮影しました。 この写真は“Beryl”と呼ばれるプレート写真であり、1934年に雑誌で公表されました。 写真には水面から頭部らしき影が映り、世界中に大きなセンセーションを巻き起こしました。 以降、数々の目撃情報と写真・映像が報告され、ネス湖の怪物伝説はポップカルチャーの象徴となりました。 科学的には偽物とする見解もあるものの、未解明のミステリーとして人々の興味を引き続けています。
ネッシー
1937年

俳優の林長次郎(長谷川一夫)が東宝京都撮影所で顔を切りつけられる。

昭和の人気俳優・長谷川一夫が撮影所内で何者かに襲われ、顔を切りつけられる事件が発生した。
1937年11月12日、東宝京都撮影所において当時人気絶頂だった俳優・長谷川一夫が劇用ナイフで顔を切りつけられる襲撃を受けました。 事件の動機は解明されないまま捜査が続けられ、多くの映画関係者やファンに衝撃を与えました。 長谷川は軽傷ながらも手術を受け、その後数か月で復帰を果たしています。 この事件は日本映画界の安全管理の脆弱さを浮き彫りにし、撮影所の警備体制強化の契機となりました。
1937年 長谷川一夫
1942年

松竹より映画『愛国の花』公開。

松竹が第二次世界大戦下に制作したプロパガンダ映画『愛国の花』を公開した。
1942年11月12日、松竹が制作した戦時下のプロパガンダ映画『愛国の花』が公開されました。 本作は国家への忠誠心や兵士の犠牲を美化し、国民の士気高揚を目的として制作されました。 主演には当時の人気俳優が起用され、華やかな演出とともに軍国主義的なメッセージが前面に押し出されています。 公開当初は興行的に成功を収め、多くの観客が劇場に詰めかけましたが、戦後は戦時プロパガンダ作品として評価が分かれています。
松竹 愛国の花
2017年

ペルー、ベンタロン遺跡施設で火災。米大陸最古の壁画などが損傷。

ペルーのベンタロン遺跡施設で火災が発生し、米大陸最古とされる壁画などが損傷した。
2017年11月12日、ペルー北部のランバイエケ州にあるベンタロン考古遺跡施設で火災が起こりました。 この遺跡は紀元前2000年頃のものと推定される米大陸最古級の壁画が発見されている場所です。 出火原因は不明で、遺跡保存のための施設内倉庫が焼失し、壁画の一部に焦げ跡やひび割れが確認されました。 考古学者や保存専門家は被害状況を詳しく調査し、修復・保護の手法を検討。 火災後には周辺コミュニティや政府機関が連携し、遺跡保全対策を強化しました。
ペルー ベンタロン遺跡