11月17日の命日 - 政治家・指導者

375年

ウァレンティニアヌス1世

(321 - 375)

ローマ帝国皇帝

ローマ帝国西部の皇帝として在位し、度重なる蛮族の侵入に対処した。 375年に没し、その治世は帝国の安定化に寄与した。

321年に生まれ、364年に皇帝として即位した。在位中はフン族やゴート族との戦いで数々の勝利を収めた。内政面では財政改革や軍制改革を推進し、帝国の基盤を強化。信任厚く、東ローマ帝国と協調して西部を統治。 375年に病没し、後継者に弟のグラティアヌスが就いた。

375年ウァレンティニアヌス1世ローマ帝国 321年

474年

レオ2世

東ローマ帝国皇帝

東ローマ帝国の若き皇帝として短期間在位した人物。

467年に生まれ、祖父レオ1世の後を継いで474年に即位。幼少であったため母アリセや宮廷が摂政として政治を担った。わずか数ヶ月の在位期間で実権は限られた。同年末に病没し、後を父の宰相ゼノンが継承。その早逝は東ローマ帝国の政情を不安定化させた。

474年レオ2世東ローマ帝国 467年

舒明天皇13年10月9日

舒明天皇

第34代天皇

第34代天皇として飛鳥時代の日本を治めた皇族。

在位期間は629年から641年まで。蘇我氏との並立政権のもと、律令制度の基礎を整備。寺院建立や仏教保護に努め、文化振興に寄与した。皇極天皇への譲位後も影響力を保持。 641年に没し、後の皇室儀礼に影響を与えた。

641年 10月9日舒明天皇天皇 593年

1558年

メアリー1世

(1516 - 1558)

イングランド女王

イングランド女王としてカトリック復興を推進した君主。

1516年に生まれ、ヘンリー8世とキャサリン・オブ・アラゴンの長女。 1553年に即位し、プロテスタント勢力を弾圧してカトリックを再興。『ブラッディ・メアリー』の異名を持ち、300人以上を処刑。外交面ではスペイン王家との同盟を強化。 1558年に没し、死後はエリザベス1世が即位した。

1558年メアリー1世イングランド 1516年

1562年

アントワーヌ

(1518 - 1562)

ナバラ王

ナバラ王としてユグノー戦争に関与したフランス王族。

1518年に生まれ、フランス王フランソワ1世のいとこにあたる。 1555年にナバラ王を称し、プロテスタント勢力と対立。ユグノー戦争で重要な役割を担い、領土防衛に努めた。政治的駆け引きと武力行使を通じて勢力を維持。 1562年に戦傷がもとで没し、ナバラ王位は息子アンリに継承された。

1562年アントワーヌナバラ 1518年

1768年

ニューカッスル公トマス・ペラム＝ホールズ

(1693 - 1768)

元イギリス首相

18世紀のイギリス首相。ホイッグ党の有力指導者として政治を主導した。

1693年にイギリスで生まれたトマス・ペラム＝ホールズは、ニューカッスル公として二度イギリス首相を務めました。彼の在任期間はオーストリア継承戦争や七年戦争といった重要な国際紛争と重なり、対外政策を左右しました。また、ホイッグ党内での派閥闘争をまとめ上げ、長期政権を維持したことでも知られます。しかしその統治は汚職や縁故政治の批判も受け、評価は賛否両論です。 1768年に亡くなり、イギリス政治史に複雑な足跡を残しました。

1768年トマス・ペラム＝ホールズイギリス首相 1693年

1796年

エカチェリーナ2世

(1729 - 1796)

ロマノフ朝第8代ロシア帝国皇帝

ロシア帝国の女帝。啓蒙専制君主として文化・学芸の振興を行い、領土を拡大した。

1729年にドイツの小諸侯領で生まれたエカチェリーナ2世は、ロマノフ朝第8代皇帝ピョートル3世を廃位させて即位しました。在位中は啓蒙思想を受け入れ、内政改革や法典編纂、教育振興に力を注ぎました。芸術や学術を保護し、エルミタージュ美術館の基礎を築くなど文化面での功績も大きいです。対外的にはオスマン帝国やポーランド分割を通じて領土を拡大し、ロシア帝国を欧州強国へと成長させました。 1796年に崩御し、その長い治世は「大女帝」として後世に語り継がれています。

1796年エカチェリーナ2世ロマノフ朝ロシア帝国 1729年

1815年

ジョセフ・ハーバーシャム

(1751 - 1815)

第6代アメリカ合衆国郵政長官

アメリカ独立戦争の軍人であり、第6代郵政長官。ワシントン政権で郵便制度の基盤を築いた。

1751年にジョージア植民地で生まれたジョセフ・ハーバーシャムは、独立戦争で大尉として従軍しました。戦後は政治家に転身し、1795年に第6代アメリカ合衆国郵政長官に任命されました。在任中は郵便網の整備や料金制度の見直しを進め、国内通信の信頼性向上に貢献しました。また、ジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンら初期政権の重鎮として行政全般に関与しました。 1815年にその生涯を終え、アメリカの郵便史に名を残しています。

1815年ジョセフ・ハーバーシャムアメリカ合衆国郵政長官 1751年

1893年

アレクサンダル

(1857 - 1893)

ブルガリア公

ブルガリア公国初代君主として近代国家の基礎を築いた人物。

1857年にバッテンベルク家の一員として生まれ、1879年のベルリン会議後にブルガリア公に即位しました。彼はロシアと西欧列強の間で巧みに均衡を図りながら近代ブルガリア国家の基盤を築きました。1886年に政治的対立と軍事クーデターにより退位を余儀なくされました。退位後は亡命先で過ごし、後にマドリードで余生を送りました。当時の国際政治に翻弄されながらも、バルカン半島の歴史に大きな足跡を残しました。

1893年アレクサンダルブルガリア 1857年

1905年

アドルフ

(1817 - 1905)

ルクセンブルク大公

ナッサウ＝ヴァイルブルク家出身で、ルクセンブルク大公として在位した君主。

1817年にナッサウ＝ヴァイルブルク家の一員として生まれました。1839年にナッサウ公を継承しましたが、1866年の普墺戦争の結果領地を喪失しました。1890年にはオランダ王家との男系相続が断絶したことを受け、ルクセンブルク大公位を継承しました。在位中は国家の行政改革や法整備を推進し、近代化を図りました。1905年にルクセンブルクで生涯を閉じました。

1905年アドルフルクセンブルク大公 1817年

1945年

フリードリヒ・フランツ4世

(1882 - 1945)

メクレンブルク＝シュヴェリーン大公

メクレンブルク＝シュヴェリーン大公（最後の大公）。第一次世界大戦後に退位した。

フリードリヒ・フランツ4世（1882-1945）は、ドイツのメクレンブルク＝シュヴェリーン大公です。 1897年に父を継いで大公位を務めました。第一次世界大戦では同盟国側として参戦。 1918年のドイツ革命により退位を余儀なくされ、君主制は終焉を迎えました。退位後は私費で公益事業に携わり、平穏な生活を送りました。

1945年フリードリヒ・フランツ4世メクレンブルク＝シュヴェリーン大公 1882年

1968年

二見甚郷

(1888 - 1968)

元宮崎県知事、参議院議員

元宮崎県知事参議院議員

宮崎県知事や参議院議員を務めた政治家。地域振興に尽力した。

1888年に生まれ、地方行政の道を歩み始める。宮崎県知事として県政運営を指導し、農業やインフラ整備に力を注いだ。その後参議院議員に選出され、国政の舞台で地域の声を届ける役割を果たした。地域振興や社会福祉政策の推進に尽力し、住民から信頼を集めた。 1968年11月17日に逝去した。

1968年二見甚郷宮崎県知事参議院議員 1888年