11月17日の命日 - 宗教家・聖職者

594年

トゥールのグレゴリウス

(538 - 594)

聖職者、歴史家

聖職者歴史家

ガリアの聖職者であり、『フランク人の歴史』を著した歴史家。

538年頃生まれ、トゥール司教としてガリアを統治。聖職者としての活動のほか、歴史家としても名高い。主要著作『フランク人の歴史』は史料的価値が高い。当時の社会風俗や教会史を伝える貴重な記録を残した。 594年に没し、中世ヨーロッパ史研究の基礎を築いた。

594年トゥールのグレゴリウス聖職者歴史家 538年

1558年

レジナルド・ポール

(1500 - 1558)

枢機卿、カンタベリー大司教

枢機卿カンタベリー大司教

イングランド国教会と対立したカトリックの枢機卿・大司教。

1500年頃生まれ、イングランド王室と深いつながりを持つ。フランシスコ会で学び、カトリック改革派として活躍。 1556年にイングランド帰国後、カンタベリー大司教に就任。イングランド国教会の教皇承認を求める立場を貫いた。 1558年に没し、宗教史に大きな足跡を残した。

レジナルド・ポール枢機卿カンタベリー大司教 1500年

1939年

田中智學

(1861 - 1939)

日蓮宗思想家、国柱会創設者

日蓮宗思想家国柱会創設者

日蓮宗の思想家・活動家で、国柱会を創設し政治的宗教運動を展開した。

田中智學（1861-1939）は、日本の日蓮宗思想家で宗教結社・国柱会を創設しました。国家主義と宗教を結びつけた活動で知られ、神社や寺院を通じた新たな布教方式を提唱。出版や講演を通じて大きな影響を与えました。政界とも関わりを持ちつつ、信者の組織化や社会運動を推進。晩年まで宗教と国家の融合を目指す思想を発信しました。

1939年田中智學日蓮宗国柱会 1861年

1959年

堀米日淳

(1898 - 1959)

僧侶、大石寺第65代法主

僧侶大石寺第65代法主

日蓮宗の大石寺第65代法主。僧侶として宗教界に影響を与えた人物。

1898年に生まれ、日蓮宗大石寺で修行を積んだ。第65代法主として寺院運営に尽力し、伝統行事の継承や布教活動を推進。教学研究や法華経の講義を通じて信徒の理解を深め、後進の僧侶を育成した。戦後の復興期においても大石寺の再建や社会貢献活動に力を注いだ。 1959年11月17日に没し、その功績は現在も門跡で語り継がれている。

日淳僧侶大石寺 1898年

2008年

結城了悟

(1922 - 2008)

キリスト教研究者、イエズス会司祭

キリスト教研究者イエズス会司祭

結城了悟はキリスト教研究者でイエズス会司祭。宗教思想の研究と教育に貢献。

1922年生まれ。イエズス会に加盟し、神学と宗教思想の研究を深化。日本におけるキリスト教文化の理解促進のために多くの著作を執筆。教育者として神学校で教鞭をとり、後進の司祭や研究者を育成。講演活動や公開討論を通じて宗教対話を推進し、異宗教間の理解に寄与。 2008年に逝去。生涯を通じて信仰と学問の架け橋となった。

結城了悟イエズス会 1922年